1. |
[コマンド実行の設定]画面で、[参照]をクリックして選択するか、
[コマンドライン]に直接入力して実行コマンドを指定します。
<Windows Server 2003(R2を含む)以前の場合>

<Windows Vista以後の場合>

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2. |
実行するコマンドに、アラート情報を渡したい場合は、引数を指定します。
<Windows Server 2003(R2を含む)以前の場合>

<Windows Vista以後の場合>

引数と渡す内容の関係は以下の通りです。
引数 |
説明 |
%r |
サーバ名(マネージャから通報する場合は、コンポーネント名) |
%a |
アラートタイプ(アラートビューア上のタイプ) |
%n |
トラップ名(アラートビューア上の概要) |
%t |
発生時刻(マネージャから通報する場合は、受信時刻) |
%d |
イベントID(10進表記)(マネージャから通報する場合は、65535になる場合あり) |
%i |
イベントID(16進表記)(マネージャから通報する場合は、FFFFFFFFとなる場合あり) |
%s |
ソース名(マネージャから通報する場合は、空になること場合あり) |
%e |
重要度(不明 : 1、情報 : 2、警告 : 3、異常 : 4) |
%f |
アラート情報ファイル(アラートの情報をファイルに書き出したもの)へのフルパス |
|
[アラート情報ファイルについて]
アラート情報ファイルは、コマンド側で全ての情報を一度に参照したい場合に
便利な機能です。
ファイルはコマンド実行時にWebSAM AlertManagerが作成します。
ファイル形式はプロファイル形式です。
ファイルは、コマンドを実行した後は、自動的に削除しますので、必要で
あればコマンド側でコピー処理してください。
ファイルに出力する項目は以下となります。
項目名 | アラートビューアのコラム |
SourceName | ソース(*1) |
EventID_Hex | イベントID(16進表示部分)(*1) |
EventID_Dec | イベントID(10進表示部分)(*1) |
ServerName | コンポーネント |
AlertType | タイプ |
ProductName | 製品名 |
Severity | 重要度(*2) |
Date | 受信時刻(日付) |
Time | 受信時刻(時間) |
Summary | 概要 |
Detail | 詳細(*3)(*4) |
Action | 対処(*4) |
Year | 発生時刻(年) |
Month | 発生時刻(月) |
Day | 発生時刻(日) |
Hour | 発生時刻(時) |
Minute | 発生時刻(分) |
Second | 発生時刻(秒) |
Detail_plane | 詳細(*3)(*5) |
Action_plane | 対処(*5) |
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(*1) |
ベンダ定義トラップ等の時は、以下のようになります。
SourceNameは無し
EventID_Hex = 0xFFFFFFFF
EventID_Dec = 65535
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(*2) |
実際にはNormal,Warning,Error,Unkonowという文字列が入ります。
それぞれの対応は次の通りです。
情報 : Normal
警告 : Warning
異常 : Error
不明 : Unknown
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(*3) |
通常、一行目に発生時刻が入りますが、入らない場合もあります。
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(*4) |
複数行となりうるため、メッセージ中の改行は'\n'に置換されます。
これにあわせて、メッセージ中の'\' は'\\'に変更されます。
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(*5) |
改行は空白文字に変更されます。
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3. |
実行するコマンドを表示する場合は[ウィンドウを表示する]をチェックします。
実行するコマンドのプロセスの終了コードをWebSAM AlertManagerに参照させたい場合は、
[コマンドの戻り値を参照する]をチェックします。
ファイルシステムリダイレクタを行う場合は「ファイルシステムリダイレクタを行う」をチェックします。
  注意:32ビットのオペレーションシステムで「ファイルシステムリダイレクタを行う」が指定できません。
<Windows Server 2003(R2を含む)以前の場合>

<Windows Vista以後の場合>

[コマンドの戻り値を参照する]をチェックした場合、WebSAM AlertManagerがプロセス
の終了コードを参照し、以下の処理を行います。
戻り値 0 の場合、 正常終了とみなします。
戻り値 1 の場合、 異常終了とみなします。スケジュール設定に従って再度コマンドを
実行します。
戻り値 2 の場合、 異常終了とみなします。
※チェックしない場合は、コマンドのプロセスの終了コードに関係なく正常終了とみなします。
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4. |
[テスト]をクリックしてテスト通報を行います。
通報が成功しますと以下の画面が表示されますので、[OK]をクリックして
画面を閉じます。

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5. |
[コマンド実行の設定]画面で[OK]をクリックして設定を保存します。
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