■エージェントから通報する

エージェント製品でイベントログを監視し、ローカルマシンから直接通報する場合の 設定方法について説明します。
必要な設定は、大きく分けて以下の3つとなります。
  1. 通報手段の設定
  2. 通報するイベントの設定
  3. 通報先の設定
それぞれの詳細な設定方法については、以降で説明します。



1.通報手段の設定

はじめに、通報手段の設定を行います。


1. アラートマネージャ設定画面を起動し、メニューから[設定]→[通報先リストの設定] を選択します。




2. [通報先リストの設定]画面の通報先IDリストから、使用する通報先IDを 選択して[修正]をクリックします。




3. [ID設定]画面の[宛先設定]をクリックします。




4. 各通報手段の設定画面が表示されますので、設定を行います。
各通報手段の設定方法は、以下を参照してください。




5. 各通報手段の設定が完了し、設定を保存すると以下の画面が表示されますので、 [はい]をクリックして通報手段を有効にします。




6. [ID設定]画面は[閉じる]をクリックして終了します。
他の通報手段についても設定する場合は、同様の手順で設定します。
通報手段の設定が完了しましたら、[閉じる]をクリックして[通報先リストの設定]画面 を閉じます。
以上で通報手段の設定は完了です。



2.通報するイベントの設定

次に、監視対象とするイベントを指定します。


1. アラートマネージャ設定画面のメニューから[表示]→[イベントログ] を選択します。




2. ツリービューの[イベントログ]をダブルクリックしてツリーを展開します。
通報したいイベントが登録されるログの種類(アプリケーション、システム、セキュリティなど) の上で右クリックし、表示されるメニューから[監視イベントの指定]を選択します。





3. ソース名を選択します。




4. イベントIDを選択します。

SHIFTキーを押しながらクリックするとクリックした場所まで一括選択が可能です。
また、CTRLキーを押しながらクリックすると任意のイベントIDを複数選択することが可能です。





5. 通報したいイベントIDを選択し[追加]をクリックします。




6. [OK]をクリックして設定を保存します。
他のソース名についても設定を行う場合は、同様の手順で追加します。
設定後は、以下のようにログの種類の下にソース名、イベントIDが表示されます。





3.通報先の設定

最後に、監視対象イベントに通報先を指定します。


1. 通報先を指定したいイベントID上で右クリックして[通報先の指定]を選択します。




2. 通報先リストから通報したい通報先を選択し、



[追加]ボタンをクリックします。




3. [OK]ボタンをクリックして設定を保存します。
設定後は、以下のようにイベントIDの下に通報先が表示されます。




以上で設定は完了です。
同様の手順で、通報したいイベントID全てについて設定を行います。


[参考情報1]
手順1.において、イベントID上ではなく、ソース名上で右クリックし 「通報先の指定」を行なった場合、ソース名配下の全てのイベントIDに 対して同じ通報先を一括指定することが可能です。
ただし、ソース名配下を一括指定した場合、以前の通報先の情報は上書き されますので、よくご確認の上設定を行ってください。