HolonEnterprise V9.0 の Visual C++ .NET2003 対応について(環境設定と注意)  HolonEnterprise V9.0において、生成時に使用可能なコンパイラとして「Visual C++ .NET2003」  を追加しました。  但し、「Visual C++ .NET2003」対応物件適用後、以下の環境設定を行なう必要があります。  <開発環境>  (1) HolonEnterpriseの開発環境において、HolonEnterprise V9.0、Visual C++ .NET2003をイン    ストール後、次のようにして環境変数の設定を行なって下さい。    環境変数の設定を行うツールを用意しています。    使用方法を以下に示します。     1.環境変数設定ツール「HLNSETENV.EXE」 を起動します。      ※「HLNSETENV.EXE」は、「.NET2003対応物件」を適用時に起動した「SETUP.EXE」と同じディレ       クトリに存在しています。     2.「使用するVC++」のVisual C++ .NET2003のボタンが網掛けになっていないことを確認します。      ※網掛けになっている場合は、Visual C++ .NET2003がインストールされていないことを表しま       す。     3.「Visual C++ .NET2003」ボタンを選択します。     4.環境変数の一覧のフィールドが更新されることを確認します。     5.「OK」ボタンを押します。      Windows2000/XPのシステム環境変数が設定されます。  ※注意点   ・「Visual C++ .NET(2002又は2003)」、「Visual C++ 6.0」の両方がインストールされている環境で、    環境設定ツール「HLNSETENV.EXE」を起動し、「Visual C++ 6.0」に変更した場合、環境変数「INCLUDE」、    「LIB」に「"Visual C++ .NET(2002又は2003)インストールディレクトリ"\FreamworkSDK」の情報が残り    ますが、「VC++6.0」での生成には影響ありません。   ・システム環境変数のみを更新しますので、ユーザ環境変数にシステム環境変数の継承指定    (「%INCLUDE%」、「%LIB%」等)が指定されていない場合は、正しく生成が行なわれません。    ユーザ環境変数に以下の記述を追加してください。     ・INCLUDE環境変数 ・・・ 「%INCLUDE%」     ・LIB環境変数   ・・・ 「%LIB%」     ・PATH環境変数   ・・・ 「%PATH%」   ・サーバ上で環境設定ツールを実行した場合、マシンの再起動を行なわないと、設定された環境    変数がHOLONの生成時には有効になりません。