・今回の修正では以下の修正/対応が行われました。
■ ESMPRO/ServerManager本体
(1)データビューア関連
- ディスクアレイの"Auto Switch"のキャッシュライトモードに対応。
- 統計情報自動収集機能動作中に"ESM Base Service"を停止した場合、
プロセスが残る問題を修正。
(2)オペレーションウィンドウ関連
- ネットワーク障害などによりマネージャ間通信接続処理を実行する側の機器にて全て
のネットワークインタフェースが使用不可の場合、マネージャ間通信接続処理が"接
続待" 状態のままとなり完了しない問題を修正
■ Webコンポーネント
(1)データビューア関連
- ディスクアレイの"Auto Switch"のキャッシュライトモードに対応。
・前回までの修正では以下の修正/対応が行われました。
■ ESMPRO/ServerManager本体
(1)データビューア関連
- メモリ画面の物理メモリ使用率、ページファイル使用率において、使用量が
21,474,836KBを超えた場合に不正な値が表示される件を修正しました。
- メモリバンク画面において、メモリ冗長機能の表示に対応しました。
- CMM KVMスイッチ情報画面において、バージョン情報の表示形式を16進から10進に
修正しました。
- CMM 電圧画面において、表示される数値データをカンマ区切りで表示するように
修正しました。
- サービス、ドライバ画面の依存関係のテキストボックスにおいて、テキストボッ
クスの幅以上の長さの文字列が存在する時は、横のスクロールバーを表示するよ
うに修正しました。
- Linuxサーバを監視した場合、ネットワークのスピード情報を表示しないように修
正しました。
- ESMPRO/ServerManager で受信した ESMPRO/ServerAgent からの通報を、SNMPトラ
ップとして、他社製管理コンソールに転送する機能を追加しました。
詳細についてはプログラムメニューの、
ESMPRO -> ServerManager -> SNMPトラップ転送先設定ヘルプ
を参照ください。
- 水冷サーバサポート
水冷サーバの監視に対応しました。
- Mylexディスクアレイの情報が表示されているデータビューア上で[編集]-[すべて
コピー]を行うと、情報が取得できない問題を修正しました。
- ftサーバの"DDR SDRAM"のメモリタイプ表示に対応しました。
- ftサーバのEthernet送受信正常フレームの表示において、32bitを超える数値の表
示に対応しました(Gigabit Ethernet対応)。
- Mylexディスクアレイの統計情報自動収集実行時に、Ob2MUdvg.exe,Ob2MUdve.exe
でアプリケーションエラーが発生し、統計情報自動収集が行われなくなる場合が
ある障害を修正しました。
- リモートシャットダウン画面のレイアウトを変更しました。
- 表示メッセージ中の「サーバ」を「機器」に変更しました。
- Linuxサーバを監視した時のツリーのネットワーク一覧表示で、ネットワーク一般
情報画面に表示されていない項目"スピード"が表示されている障害を修正しまし
た。
- ESMPRO/ServerAgentが返却するCPU個数の情報が不正の場合に、ツリー構築中に
Tr2Com.exeがアプリケーションエラーとなる障害を修正しました。
- ESMPRO/ServerAgent Ver.4.1未満のサーバを監視した場合に表示される電源画面
で、個別状態が2つ以上表示されている場合、画面コピーを行うと個別状態の情報
が正しく表示されない障害を修正しました。
- ESMPRO/ServerAgent Ver.4.1以降のサーバを監視した場合に表示される電源画面
の個別状態リストのアクセスキーを削除しました。また、リスト選択時に一行全
てが選択状態になるように修正しました。
- NetWareサーバを監視し、メモリ画面のコピーを採ったとき、"使用可能量"が"利
用可能量"になっていた障害を修正しました。
(2)アラートビューア関連
- サーバダウン時アラート送信機能の「サーバアクセス不能」エラーの
詳細メッセージに、エラー情報を追加しました
- アラートを連続して受信した場合は、表示更新間隔(ポップアップ表示あり:3秒、
ポップアップ表示なし:1秒)を待たずにアラート一覧にアラートを表示できるよ
う機能を強化しました。
- アラートビューア アラート一覧コラムヘッダ境界線ダブルクリック時に
境界線左側のコラム幅を当該コラムで表示している最も長い文字列の幅に変更で
きるよう機能を強化しました。
- [表示]-[ソート] より開くソート画面、またはアラート一覧コラムヘッダクリッ
ク時のソート処理にて下記機能強化を行いました。
* コラムヘッダにソート方向を示す三角図柄を表示するよう機能を強化
* "コンポーネント" ソート時に別名表示モードの場合は別名でソートを実施でき
るよう機能を強化
* "アドレス" ソート時にアドレスをピリオド毎に数値としてソートを実施できる
よう機能を強化
- アラートビューアでの下記日時表示フォーマットを変更できるよう機能を強化しま
した。
* [ファイル]-[名前を付けて保存]にて出力されるファイル内の受信時刻
* [ファイル]-[データベースに保存]にて出力される情報の受信時刻
* アラート一覧 の "受信時刻"、"発生時刻"
* [ファイル]-[印刷]にて出力される情報の "受信時刻"
* アラート受信時のポップアップダイアログのタイトルに含まれる受信時刻
* 詳細画面[一般]タブの"受信時刻"、"発生時刻"
* 詳細画面[一般]タブの詳細項目に含まれる発生時刻
* 自動保存ログに含まれる"受信時刻"、"発生時刻"
- アラートビューアのアラートログ保存、アラートログ自動保存処理にリトライ
(100ms * 600リトライ)機能を追加しました。
- アラートビューア ポップアップ画面での音声再生機能について、ポップアップ画
面を閉じるまで連続再生を行うことが可能となるよう機能を強化しました。
アラートビューア [ツール]-[オプション] メニューより開くオプション画面
[一般]タブの "音で知らせる" のサブオプションとして "連続で再生する" を追
加しました。
※wav ファイルの再生ができない環境では、ビープ音が連続再生されます。
- アラートビューアのアラートドリブンのステータス管理機能を隣接マネージャよ
り転送されたアラートについても適用するよう、機能強化を行いました。
- アラートビューアのアラートドリブンのステータス管理機能を隣接マネージャよ
り転送されたアラートについても適用するよう、機能強化を行いました。
- ESMPRO/AlertManagerとの混在環境において、ESMPRO/ServerAgentからの通報を受
信後にコンピュータを終了、あるいは "ESM Alert Service"サービス を停止する
と、"ESM Alert Service"サービスがAPエラーとなる問題を修正。
- ESMPRO/AlertManagerとの混在環境において、アラートログからの通報が遅延する
場合がある問題の修正。
- 予期せぬ電源断などによりアラートログファイルが不正な状態になった場合に、
ESM Alert Service起動時に自動でリカバリ処理を行うよう修正しました。
- アラートビューア [ファイル]-[データベースへ保存] メニューを使用してのアラ
ート保存処理にて 255バイト以上の項目が保存できない問題を修正しました。
- ディスク空き容量不足の状態でアラートを受信すると ESM Alert Service にてア
プリケーションエラーが発生する問題を修正しました。
- 511 文字以上の文字列をアラート一覧に表示しようとするとアラートビューアが
終了する不具合に対応しました。
- アラートを連続して受信中にアラートビューアより詳細画面を開くなどの操作を
行うとアラートビューアがフリーズする不具合に対応しました。
- [ツール]-[アラートログ自動保存設定] より開く、アラートログ自動保存設定画
面にて下記操作を行うと範囲不正のメッセージが表示される不具合を修正しまし
た。
・"次のファイルサイズに達した時" エディットボックスで 0 を指定
・"切り替えない" ラジオボタンを選択
・[OK] ボタン押下
- フィルタバーより開くフィルタリング設定画面にて、重要度チェックボックスを
すべて未チェックとすると、アラートビューアに何も表示されなくなってしまう
不具合を修正しました。
- Windows NT4.0 上にて ESMPRO/AlertManager との共存時に、アラートビューア
[ツール]-[通報の設定] メニューからのアラートマネージャの起動に失敗する不
具合を修正しました。
- アラートビューアのフィルタリング設定画面にて設定するアラート表示用フィル
タにてワイルドカード(*, ?)および重要度の複数指定をサポートしました。
(3)死活監視機能関連
- サーバダウン検出リトライ回数を1以上に設定している場合、指定回数に達する前
にアラートを登録することがある障害を修正しました。
(4)オペレーションウィンドウ関連
- オペレーションウィンドウのアラートフィルタメニューを強化しました。
[ツール]-[アラートフィルタの設定]-[受信アラートフィルタ]
-[送信アラートフィルタ]
-[OpenDiosa]
-[同一アラート抑止設定]
・受信アラートフィルタ
フィルタ条件の特定トラップコード指定時に、カンマ(,)区切りの複数指定、
およびハイフン(-)区切りの範囲指定が可能となるよう機能を強化しました。
・送信アラートフィルタ
マネージャ間通信イベント通知機能を使用し隣接マネージャにアラートを転
送する際に、転送する/しない を指定できるよう機能を追加しました。
受信アラートフィルタと同等のフィルタ条件が設定可能です。
隣接マネージャ毎に異なるフィルタ条件を設定可能です。
- ドメインコントローラが起動していないなどの理由で ESMPROユーザグループが参
照不可の状態で統合ビューアを起動すると、空のメッセージボックスが表示され
る不具合を修正しました。
- オペレーションウィンドウのアラートフィルタメニュー、アラートフィルタの設
定画面の構成をフィルタ機能ごとに分けました。
- オペレーションウィンドウにて隣接マネージャの top 画面を開いている場合に発
生する下記不具合を修正しました。
・マネージャ間通信切断時に マップビューにアイコンが表示されたままとなる
・マネージャ間通信再接続時に マップビュー上のアイコン状態色が不正となる
- オペレーションウィンドウ [編集]-[名前の変更]メニューより開く 名前の変更
画面にて、別名表示時に "新しい名前" として 2byte文字が設定できない不具合
を修正しました。
- Administrators権限がないユーザでログインし、オペレーションウィンドウ
[オプション]-[カスタマイズ]-[自マネージャ] メニューより自マネージャ画面を
開きSNMPトラップ受信方法を "独自方式を使用する" から "SNMPトラップサービ
スを使用する"に変更すると ESM Base Service が起動できなくなる不具合を修正
しました。
- "再度発見した時に属性を更新する" を指定し自動発見を行う際に、"別名"属更新
しないよう仕様を変更しました。
- オペレーションウィンドウにて隣接マネージャツリーのアイコン状態色変更、お
よび別名変更が動的におこなわれない場合がある問題を修正しました。
- 定常的自動発見終了時に backdisc.exe でアプリケーションエラーが発生するこ
とがある不具合に対応しました。
- "再度発見したとき属性を更新する" をチェックし自動発見を行うと、すでに設定
されていたアイコンのプロパティ情報が初期値に戻ってしまう不具合に対応しま
した。
- 死活監視メッセージの、スケジュール設定による抑止機能を追加しました。
あらかじめ設定を行っておくことで、たとえば定期的なリブート時のサーバダウ
ン通報の発生を抑止することが可能です。
設定は、オペレーションウィンドウに表示されているサーバアイコンを選択し、
右クリックメニューの監視設定から行います。
- ツールバーへ 戻る/進む ボタンを追加しました。
- マップビューでのラベル背景表示機能を追加しました。
[表示]-[ラベル]-[背景を表示] メニューよりラベル背景の表示/非表示を切り替
えます。設定はマップ単位で保存されます。
- マップビューでのアイコンラベルの表示/非表示 切り替え機能を追加しました。
[表示]-[ラベル]-[表示する]/[表示しない] メニューよりマップビューで選択さ
れているアイコンのラベル表示/非表示を切り替えます。
アイコン単位で設定は保存されます。
- オペレーションウィンドウ マップビューにてアイコンを切り取り状態にし、ツリ
ービューより当該アイコンが登録されているマップを削除すると、オペレーショ
ンウィンドウがアプリケーションエラーとなる不具合を修正しました。
- オペレーションウィンドウのルートに登録されているコンポーネントを削除して
も、ルートの状態色が更新されない不具合を修正しました。
- オペレーションウィンドウにてコンポーネント名が部分的に同じコンポーネント
が登録されている場合、当該コンポーネントよりインタフェースプロパティ画面
を起動すると、インタフェースプロパティ画面のコンポーネントドロップダウン
リストでの選択が不正となる不具合を修正しました。
例) オペレーションウィンドウにて HOST1、HOST101 というコンポーネントが登
録されていて、HOST1 のポップアップメニューよりインタフェースプロパテ
ィ画面を起動すると、インタフェースのコンポーネントドロップダウンリス
トの選択が HOST101 となる場合がある。
- インタフェースプロパティ画面のIPv4タブにて [現在値を発見・登録値との差異
を表示] ボタンを用いて、ひとつのインタフェースについて複数のIPアドレスを
設定している機器を発見すると、同じプロパティを持つ複数のインタフェースが
表示される不具合を修正しました。
- 手動自動発見で [キャンセル] を行うと、以降の定常的自動発見が実行されない
不具合に対応しました。
- ラックマウントマップやクラスタマップなど自動発見時に作成されるマップを指
定して自動発見を行い、親マップと同名のマップが無限にループして作成された
ように表示されている状態で、ツリービューにて当該マップ配下のツリーを選択
しオペレーションウィンドウを終了すると、次回オペレーションウィンドウ起動
時にオペレーションウィンドウでアプリケーションエラーが発生する不具合に対
応しました。
- オペレーションウィンドウの [ツール]-[アラートフィルタの設定] より設定する
アラート受信フィルタにて、従来の "フィルタ条件に合致するアラートのみを受
信する" に加え、"フィルタ条件に合致するアラートを受信しない" オプションを
追加しました。
- オペレーションウィンドウの [ツール]-[検索] より開く検索画面にて検索条件の
指定を追加しました。
- オペレーションウィンドウの [オプション]-[カスタマイズ]-[マネージャ間通信]
にて設定する 隣接マネージャのアドレスを FQDN で指定した場合、従来は設定時
のみ IPアドレスへの解決を行い、以降の通信はこのIPアドレスを使用していたが、
通信開始時に毎回アドレス解決を行うよう修正しました。
- サーバプロパティの「ServerAgentバージョン」を「Agentバージョン」に変更し
ました。
(5)グラフビューア関連
- グラフラインの追加画面において、グラフデータを表示するコンボボックスにコ
ントロールの幅を超える文字列が存在する時は、横スクロールバーを表示し、そ
の文字列が選択された時はツールチップを表示するように修正しました。
- グラフラインの編集画面において、グラフデータを表示するスタティック領域に
コントロールの幅を超える文字列が表示された時は、ツールチップを表示するよ
うに修正しました。
- 終了のタイミングによって、アプリケーションエラーが発生する場合がある障害
を修正しました。
(6)アラートマネージャ関連
- UXServerManagerと共存すると、UXServerManagerでアプリケーションエラーが発
生し、UNIXサーバの監視が出来なくなる問題を修正しました。
- マネージャからのエクスプレス通報(インターネットメール経由)にて、リモート
アクセスサービスの利用時に通報に失敗するとアプリケーションエラーが発生す
る場合がある障害を修正しました。
(7)サービス関連
- ESMPRO/SM Base Serviceにおいて、状態が不明のサーバは統計情報自動収集処理
を行わないように修正しました。
- システム高負荷時に ESM Base Service と ESM Base Service を使用するアプリ
ケーション間の通信にてアプリケーションエラーが発生する場合がある不具合を
修正しました。
- SNMPトラップ受信方法に「SNMPトラップサービスを使用する」を選択すると、
BASEサービスでアプリケーションエラーとなることがある不具合を修正しました。
- 定常的自動発見を実行すると、ESM Command Service で Handle リークが発生す
る不具合に対応しました。
(8)障害情報採取ツール
- Windows Server 2003 上で、Administrator 以外のユーザのDr.Watsonログも採取
するように修正しました。
- NVWORKディレクトリ配下の全ファイルを採取するように変更しました。
- ファイルリスト採取機能を追加しました。
(9)アラートマネージャ関連
- マネージャからのエクスプレス通報サービスで、ダイヤルアップ経由での通報が
できない場合がある問題を修正しました。
(10)その他
- クラスタ待機系でアンインストールを行うと、共有ディスク上のワークフォルダ
の削除に失敗しエラーメッセージが表示される不具合を修正しました。
- ESRASユーティリティの保守交換部品情報(FRU) の表示項目を追加しました。
- Netvisorとの共存環境において統計情報の自動収集を行うと、ESM Base Service
でアプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。
- ESMPRO/ClientManager との共存時、ClientManager が正常に動作しなくなる不具
合に対応しました。
- ESRASユーティリティで[表示] - [NVRAN実装装置への接続] を選択すると何も表
示されずにESRASユーティリティが終了してしまう障害に対応しました。
■ Webコンポーネント
(1)データビューア関連
- Linux版 ESMPRO/ServerAgent Ver.4.0以降に対応しました。
- Linux版 ESMPRO/ServerAgentにおいて、ネットワークのスピード情報を表示しな
いようにしました。
- メモリバンク情報の冗長構成の表示に対応しました。
- ftサーバの"DDR SDRAM"のメモリタイプ表示に対応しました。
- Linux版 ESMPRO/ServerAgent に対応しました。
- ftサーバのEthernet送受信正常フレームの表示において、32bitを超える数値の表
示に対応しました(Gigabit Ethernet対応)。
- 起動時に、サーバの種別に応じた監視項目セットを選択状態にするようにしまし
た。
- 終了時に選択していた監視項目セットを次回起動時に選択状態にできるようにし
ました。
- 監視項目設定画面の監視項目一覧をサーバの種別で絞り込めるようにしました。
- 監視項目のカテゴリ「FT Server」の名称を「ft」に変更しました。
(2)オペレーションウィンドウ関連
- Agentバージョンの更新画面のタイトルを「ServerAgentバージョンの更新」から
「Agentバージョンの更新」に修正しました。
- ブレードサーバの格納位置を視覚的に確認できるようにしました。
- 終了時に選択していたマップを次回起動時に表示するようにしました。
(3)Agentコントロールパネル関連
- 名称を「ServerAgentコントロールパネル」から「Agentコントロールパネル」に
変更しました。
- ftサーバで「ストレージ」タブが表示される障害を修正しました。