使用できます。
なお、AFTをご使用の際は下記にご注意ください。
・インタコネクト(ハートビート用のLAN)に使用する場合に、ハートビートのタイムアウト値がNICの切替に要する時間よりも短く設定されていると、NICの切替を待たずにハートビートタイムアウトとなります。
NICの冗長構成を有効に利用するためには、ハートビートのタイムアウト値をNIC切替の所要時間よりも長く設定しておく必要があります。
・IP監視の監視対象との経路に使用する場合に、IP監視が異常検出と判定する時間(監視インターバル, 監視タイムアウト, リトライ回数により決まります)が、NICの切替に要する時間よりも短く設定されていると、NICの切替を待たずに監視異常となります。
NICの冗長構成を有効に利用するためには、IP監視が監視異常と判定するまでの時間をNIC切替の所要時間よりも長く設定しておく必要があります。
・ミラーディスクコネクト(ミラーディスクリソース、ハイブリッドミラーディスクリソース用のデータを転送するLAN)に使用する場合、NICの切り替えタイミングによって一時的にミラーブレイク状態(ミラーコネクトが切断された状態)になる可能性があります。
ミラーブレイクが発生すると、各サーバの保持するミラーデータに差異が生じるため、NICの切り替え完了後にミラーデータの再同期を行なう必要があります。
(自動ミラー復帰が「ON」に設定されている場合は、NICの切り替えが完了し、通信が再開された時点で自動的にミラーデータの再同期が実行されます。)
・パブリック用LANおよびインタコネクト用LANにてHUBを使用する場合は、パブリック用LANとインタコネクト用LANで別々のHUBを用意し、パブリック用LANとインタコネクト用LANのトラフィックが混在しない構成とする必要があります。