ページの先頭です。
ここから本文です。

修正情報・ダウンロード

スケーラブルHAサーバ向け LSI SMI-S プロバイダ 00.32.V0.03  (VMware ESXi 5版)

概要

======================================================================
 LSI SMI-S プロバイダ (VMware ESXi 5版)
======================================================================
【ソ フ ト 名】  LSI SMI-S プロバイダ (00.32.V0.03)
【登  録  名 】  vmware-esx-provider-lsiprovider.zip
【著 作 権 者】  LSI Corporation
【対 象 機 種】  [本体装置]
                 - Express5800/A1080a-D
                 - Express5800/A1080a-E
                 - Express5800/A1080a-S
                 - Express5800/A1040a
                 [RAIDコントローラ]
                 - NE3104-001 内蔵6Gbps SAS RAIDコントローラ(256MBキャッシュ)
                 - NE3104-001L 内蔵6Gbps SAS RAIDコントローラ(256MBキャッシュ)
                 - NE3104-004 内蔵6Gbps SAS RAIDコントローラ(1GBキャッシュ)
                 - NE3104-004L 内蔵6Gbps SAS RAIDコントローラ(1GBキャッシュ)
【対象ユーザー 】上記の対象機種にて、以下のVMware ESXをインストール
                 したExpress5800シリーズをご使用のお客様。
                 - VMware ESXi 5.0 ~ 5.0 Update3 Patch07
                 - VMware ESXi 5.1 ~ 5.1 Update2 Patch04
                 - VMware ESXi 5.5 ~ 5.5 Update1
                 ※ 上記より新しいOSをお使いのお客様は、LSI SMI-S プロ
                    バイダ (00.50.V0.11)をお使いください。

【ソフト種別 】  ユーティリティ
【作 成 方 法】  圧縮ファイル(zip形式)
=====================================================================

【ソフトの紹介】
  LSI SMI-S プロバイダ(以下「本ソフトウェア」と呼称します。)は、VMware
ESXi 5の仮想化プラットフォームでRAIDシステムを管理するために必要な
モジュールです。上記【対 象 機 種】に記載のRAIDコントローラをvSphere
ClientやESMPRO/ServerManagerから管理するには、本モジュールをVMware
ESXi 5の仮想化プラットフォームへインストールする必要があります。

  ご使用にあたり、以下の本ソフトウェアのご使用条件を充分にお読みくだ
さい。本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウン
ロードしないでください。本ソフトウェアをダウンロードした場合には、本
使用条件にご同意いただいたものとします。
また、本ドキュメントはアンインストール時に参照するため、大切に保管し
てください。

【ソフトウェアのご使用条件】
  日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご
提供するソフトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます。)
を日本国内で使用する権利を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も
下記条項にご同意いただくものとします。お客様が期待される効果を得るた
めの許諾プログラムの選択、許諾プログラムの導入、使用および使用効果に
つきましては、お客様の責任とさせていただきます。

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に
    発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、い
    つにても本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了さ
    せることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、い
    つにても許諾プログラムの使用権を終了させることができるものとしま
    す。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有
    効に存続します。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客
    様のその他の権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プロ
    グラムの使用権の終了後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複
    製物、ならびに許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連
    資料を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの以下を使用している
    弊社Express5800シリーズにおいてのみ、使用することができます。
    - VMware ESXi 5.0
    - VMware ESXi 5.1
    - VMware ESXi 5.5

 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログ
    ラムを使用することができます。

3.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製す
    ることができます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだ
    ときにはこの限りではありません。この場合、お客様は、許諾プログラ
    ムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目的でのみ保管することができます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付さ
    れている著作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの
    使用、複製、改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその
    他の処分を行うことはできません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供された
    マニュアル等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載するこ
    とはできません。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転する
    ものではありません。

4.許諾プログラムの移転等
 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づ
    くお客様の権利を譲渡することができます。
  (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、な
      らびに許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を
      譲渡し、これらを一切保持しないこと。
  (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムま
    たはその使用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他
    の処分をすることはできません。

5.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは
  逆アセンブルすることはできません。

6.保証の期限
 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プロ
    グラムに関し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理
    されるものとします。
 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正し
    たときは、弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラ
    ムもしくは修正のためのプログラム(以下、これらのプログラムを「修正
    プログラム」といいます。)または、かかる修正に関する情報を弊社が定
    める方法により提供することがあります。お客様に提供された修正プロ
    グラムは許諾プログラムとみなします。

7.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害
  (損害発生につき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)およ
  び第三者からお客様に対してなされた損害賠償請求に基づく損害について
  一切責任をおいません。

8.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、
    ならびに許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を
    日本国から輸出してはなりません。
 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所
    として解決するものとします。


====================
  セットアップ手順
====================

【旧バージョンからのアップデート手順】
  (1) ダイレクトコンソールの画面でTroubleshooting Optionsを選択しま
      す。
      ダイレクトコンソールまたはSSHによるESXi Shell へのアクセスを
      有効にし、管理者権限のあるユーザーでESXi Shellにログインしま
      す(ダイレクトコンソール画面でESXi shellにログインをする場合は
      [Alt] + [F1] キーを押します)。

  (2) 以下のコマンドを実行しLSI SMI-S プロバイダをインストール済みか
      確認します。"LSIProvider"または"lsiprovider"で始まる行を表示し
      た場合は、LSI SMI-S プロバイダをインストール済みですので(3)に
      進みます。
      何も表示しない場合は、LSI SMI-S プロバイダをインストールしてい
      ませんので【インストール手順】を参照し新規インストールを行いま
      す。
        # esxcli software vib list | grep -i lsiprovider

  (3) 現在インストールしているLSI SMI-Sプロバイダの【アンインストー
      ル手順】に従ってLSI SMI-Sプロバイダをアンインストールします。

  (4) 下記の【インストール手順】に従って新しいLSI SMI-Sプロバイダを
      インストールします。

【インストール手順】
  (1) LSI SMI-S プロバイダを格納した、本zipファイル
     (vmware-esx-provider-lsiprovider.zip)を準備します。

  (2) 準備したzipファイルを解凍し、含まれているvibファイルをvSphere
      ClientをインストールしたPCにコピーします。

  (3) vSphere Clientを起動します。管理者権限のあるユーザーでESXiに
      接続し、ESXiをメンテナンスモードに切り替えます。
      ※メンテナンスモードへの切り替えは、vSphere Client で ESXiに
        接続し、インベントリ上で ESXiのアイコンを右クリックして、
        [メンテナンス モードへの切り替え]を選択します。

  (4) インベントリで ESXi のアイコンを選択し、[構成]タブをクリック
      します。

  (5) [ハードウェア] の中の [ストレージ] をクリックすると、データス
      トアの一覧を表示します。vibファイルをアップロードするデータス
      トアの上で右クリックし、[データストアの参照] をクリックします。

  (6) データストアブラウザの画面を表示します。ツールバーの[新規フォ
      ルダ]のアイコンをクリックし、「vib」というフォルダを作ります。

  (7) ツールバーの[アップロード]アイコンをクリックし、[ファイルのアッ
      プロード]をクリックします。

  (8) 表示したアイテムのアップロード画面でvibファイルを選択し、[開く]
      をクリックします。

  (9) アップロード/ダウンロード操作に関する警告ダイアログが表示され
      た場合、[はい]をクリックします。

  (10) 「アップロードしています」というダイアログ画面が消えると、ア
       ップロードは完了となります。

  (11) ダイレクトコンソールの画面でTroubleshooting Optionsを選択しま
       す。
       ダイレクトコンソールまたはSSHによるESXi Shell へのアクセスを
       有効にし、管理者権限のあるユーザーでESXi Shellにログインしま
       す(ダイレクトコンソール画面でESXi shellにログインをする場合は
       [Alt] + [F1] キーを押します)。

  (12) 以下のコマンドを実行しLSI SMI-S プロバイダをインストールします。
         # esxcli software vib install -v [vib file]
         ※[vib file]は/vmfs/volumes/datastore1/vib/vmware-esx-provider-lsiprovider.vib
           のように絶対パスで記述します

       インストールが完了したら以下のようなメッセージを出力します。
         Installation Result
            Message: The update completed successfully, but the system needs to be rebooted for the changes to be effective.
            Reboot Required: true
            VIBs Installed: [Provider Name]
            VIBs Removed:
            VIBs Skipped:

  (13) rebootコマンドを実行し、サーバを再起動します。

  (14) ESXi Shellにログイン後、以下のコマンドを実行し、lsiproviderと
       いうVIBパッケージをインストールしていることを確認します
         # esxcli software vib list | less

  (15) アップロードしたvibファイルを削除し、ESXi Shellからログアウ
       トします(ダイレクトコンソールの画面でログインしていた場合は
       exitコマンドを実行後、[Alt] + [F2] キーを押します)。

  (16) ダイレクトコンソールの画面でTroubleshooting Optionsを選択し、
       ESXi Shell のアクセス設定を元に戻します。またvSphere Client
       でESXi に接続し、メンテナンスモードを解除します。


【アンインストール手順】
  (1) vSphere Clientを起動します。管理者権限のあるユーザーでESXiに
      接続し、ESXiをメンテナンスモードに切り替えます。
      ※メンテナンスモードへの切り替えは、vSphere Client で ESXiに
        接続し、インベントリ上で ESXiのアイコンを右クリックして、
        [メンテナンス モードへの切り替え]をクリックします。

  (2) ダイレクトコンソールの画面でTroubleshooting Optionsを選択しま
      す。
      ダイレクトコンソールまたはSSHによるESXi Shell へのアクセスを
      有効にし、管理者権限のあるユーザーでESXi Shellにログインしま
      す(ダイレクトコンソール画面でESXi shellにログインをする場合は
      [Alt] + [F1] キーを押します)。

  (3) 以下のコマンドを実行しLSI SMI-S プロバイダをアンインストール
      します。
        # esxcli software vib remove -n lsiprovider

  (4) rebootコマンドを実行し、サーバを再起動します。

  (5) ダイレクトコンソールの画面でTroubleshooting Optionsを選択し、
      ESXi Shell のアクセス設定を元に戻します。またvSphere Client
      でESXi に接続し、メンテナンスモードを解除します。

================
  注意制限事項
================
1. ESMPRO/ServerManagerでRAIDシステムを管理するにあたって
 (1) 本ソフトウェアをインストールしたシステムを管理できるESMPRO/
     ServerManagerは、「ESMPRO/ServerManager Ver.5.66以降」です。
     RAIDシステムを実装するサーバの管理PCには、「ESMPRO/ServerManager
     Ver.5.66以降のVer.5系」をインストールしてください。
     ※ ESMPRO/ServerManager Ver.6との組み合わせでお使いになる場合は、
        LSI SMI-S プロバイダ (00.50.V0.11)をお使いください。
        なお、LSI SMI-S プロバイダ (00.50.V0.11)のサポートOS要件は
        LSI SMI-S プロバイダ (00.32.V0.03)と異なりますので、ご注意くだ
        さい。

 (2) 本ソフトウェアとESMPRO/ServerManagerでRAIDシステムを管理すると、
     以下の現象が発生します。
     詳細は、本ページからダウンロードできるESMPRO/ServerManagerで
     VMware ESXi 5のRAIDシステムを管理する際の注意事項」を参照してくだ
     さい。
    (a) 論理ドライブのプロパティ[ディスクアレイ情報]のうち、ディスクア
        レイ内の位置情報を示す部分を表示しない
    (b) 論理ドライブのプロパティ[キャッシュモード(現在値)]を表示しない
        場合がある
    (c) 専用ホットスペアを作成するとき、対象として指定できるディスクア
        レイは1個だけである
    (d) 複数のディスクアレイにまたがる論理ドライブに対して専用ホットス
        ペアを設定した後に物理デバイスを強制オフラインすると、「専用ホ
        ットスペア」の表示が「共用ホットスペア」に変わる場合がある
    (e) SSDキャッシュドライブのプロパティ[容量]は、つねに作成時の容量
        を表示する
    (f) SSDキャッシュドライブを構成する物理デバイスを抜き差ししても物
        理デバイスの表示がディスクアレイ配下のままになる場合がある
    (g) 1つのディスクアレイに空き領域が複数存在する場合、ディスクアレ
        イのプロパティ[未使用容量]の値を正しく表示しない
    (h) HDDの電源状態が省電力/遷移中/電源オンに遷移したことを示すイベ
        ントの通知が遅れる場合がある
    (i) 論理ドライブが縮退した後にホットスペアを作成すると、実際には作
        成に成功しても失敗のメッセージを表示する場合がある
    (j) イベントが短い期間に集中して発生すると、VMware ESXi 5から
        ESMPRO/ServerManagerへ情報を送信できなくなる場合がある
    (k) 論理ドライブがオフラインになった後、故障した物理デバイスを
        取り除くまでの間、RAIDシステムの情報取得が正しく行えない場合が
        ある
    (l) RAIDコントローラを複数実装したESXi 5サーバに対して、リモートバ
        ッチにより整合性チェックをスケジュール実行すると、いくつかの
        RAIDコントローラに対する整合性チェックの実行状況が自動で反映さ
        れない場合がある

 (3) VMware ESXi 5.0で本ソフトウェアとESMPRO/ServerManagerを使ってRAID
     システムを管理するには、VMware ESXi 5.0 Update1用 2012年7月以降の
     パッチを適用します。
     VMware ESXi 5.0 Update1用 2012年7月パッチは、以下の方法で入手して
     ください。
    (a) パッチ単体を入手
        - http://support.vmware.com/selfsupport/download/
        [Search by Product]にあるドロップダウンリストより
          Product       :[ESXi(Embedded and Installable)]
          Version       :[5.0.0]
          Release Date  :[07/12/2012]
          Categories    :[All Categories]
          Severities    :[All Severities]
        を選択し、[Search]をクリックします。
        表示された「ESXi500-201207001」をダウンロード

2. vSphere ClientでRAIDシステムを管理するにあたって
 (1) 本ソフトウェアとvSphere ClientでRAIDシステムを監視すると、以下の現
     象が発生します。
     詳細は、本ページからダウンロードできる「VMware vSphere 5 の
     vSphere ClientでRAIDコントローラを監視する際の表示について」を参照
     してください。
    (a) RAIDコントローラにバッテリを接続している場合、ハードウェアの健
        全性ステータス画面で、バッテリの読み取り欄が
        Battery Status : Unknown
        と表示される場合がある
    (b) バッテリリフレッシュを実行中の場合、ハードウェアの健全性ステー
        タス画面で、バッテリのステータスが不明と表示される
    (c) 物理デバイスに問題が発生した場合、ハードウェアの健全性ステータ
        ス画面で、物理デバイスのラベルに「UNDEFINED」と表示され、ステ
        ータスが警告となる
    (d) ホットスペアを使って論理ドライブをリビルドした場合、ハードウェ
        アの健全性ステータス画面で、論理ドライブラベルに故障した物理デ
        バイスの情報が残る
    (e) 物理デバイスや論理ドライブが多数存在すると、VMware ESXi 5.0を
        起動した後すぐにvSphere Clientを接続すると、健全性ステータスに
        ストレージノードを表示しない場合がある
    (f) RAIDコントローラを複数接続すると、ハードウェアの健全性ステータ
        ス画面で、RAIDコントローラのステータスがアラート、もしくは警告
        のとき、問題のあるRAIDコントローラを特定できない場合がある
    (g) RAIDシステムの構成変更が短い期間に集中して発生すると、VMware
        ESXi 5.0からvSphere Clientへ情報を送信できなくなる場合がある
    (h) バッテリの最新情報を取得するには、vSphere Clientを再起動する必
        要がある
    (i) 通常運用時に論理ドライブを構成する物理デバイスを特定するには、
        WebBIOSを使う必要がある

 (2) VMware ESXi 5.0で本ソフトウェアとvSphere ClientでRAIDコントローラ
     (NE3104-001)を監視するには、
     ・VMware ESXi 5.0 用 2011年12月以降のパッチ
     または
     ・VMware ESXi 5.0 Update 1以降
     を適用します。
     VMware ESXi 5.0 用 2011年12月パッチは、以下のどちらかの方法で入手
     してください。VMware ESXi 5.0 Update 1の入手は、(3)を参照してくだ
     さい。
    (a) OEM Customized Installer CDsの中からNEC Custom ImageでP02以降
        のモジュールを入手
        - http://downloads.vmware.com/d/info/datacenter_cloud_infrastructure/vmware_vsphere/5_0#drivers_tools
        「NEC Custom Image for ESXi 5.0 Patch 02 GA Install CD」 (2011/12/27)
        をダウンロード
    (b) パッチ単体を入手 (既にESXi5.0環境をお持ちのお客様がパッチを適
        用する場合)
        - http://support.vmware.com/selfsupport/download/
        [Search by Product]にあるドロップダウンリストより
          Product       :[ESXi(Embedded and Installable)]
          Version       :[5.0.0]
          Release Date  :[12/15/2011]
          Categories    :[All Categories]
          Severities    :[All Severities]
        を選択し、[Search]をクリックします。
        表示された「ESXi500-201112001」をダウンロード

 (3) VMware ESXi 5.0で本ソフトウェアとvSphere ClientでRAIDコントローラ
     (NE3104-004)を監視するには、VMware ESXi 5.0 Update 1以降を適用しま
     す。
     VMware ESXi 5.0 Update 1は、以下のどちらかの方法で入手してください。
    (a) VMware ESXi 5.0 Update 1 モジュール本体
        - https://my.vmware.com/web/vmware/details?downloadGroup=ESXI50U1&productId=242
        からダウンロード
    (b) パッチ単体を入手 (既にESXi5.0環境をお持ちのお客様がパッチを適
        用する場合)
        - http://support.vmware.com/selfsupport/download/
        [Search by Product]にあるドロップダウンリストより
          Product       :[ESXi(Embedded and Installable)]
          Version       :[5.0.0]
          Release Date  :[3/15/2012]
          Categories    :[All Categories]
          Severities    :[All Severities]
        を選択し、[Search]をクリックします。
        表示された「update-from-esxi5.0-5.0_update01」をダウンロード

3. 外付けSASコントローラとの混在環境でRAIDシステムを管理するにあたって
 (1) 外付けSASコントローラとRAIDコントローラの混在環境でLSI SMI-Sプロ
     バイダを使ってRAIDシステムを管理すると、本ソフトウェアが正しく動
     作せずRAIDシステムの情報取得に失敗する場合があります。
     外付けSASコントローラとRAIDコントローラが混在する場合は、以下の
     手順で現象の発生を回避してください。

     (a) vSphere Clientを起動します。管理者権限のあるユーザーでESXiに
         接続し、ESXiをメンテナンスモードに切り替えます。
         ※メンテナンスモードへの切り替えは、vSphere Client で ESXiに
           接続し、インベントリ上で ESXiのアイコンを右クリックして、
           [メンテナンス モードへの切り替え]をクリックします。

     (b) ダイレクトコンソールの画面でTroubleshooting Optionsを選択しま
         す。
         ダイレクトコンソールまたはSSHによるESXi Shell へのアクセスを
         有効にし、管理者権限のあるユーザーでESXi Shellにログインしま
         す(ダイレクトコンソール画面でESXi shellにログインをする場合は
         [Alt] + [F1] キーを押します)。

     (c) viコマンドを実行し、以下の4行をVMware ESXi起動時の自動実行
         ファイルに追加します。
         なお、VMware ESXiのバージョンにより、自動実行ファイルのパスと
         追加位置が異なります。

         [追加する内容(4行)]
           /etc/init.d/sfcbd-watchdog stop
           rm -f /usr/lib/cim/libstorelibir.so
           rm -f /usr/lib/cim/libstorelibir-2.so
           /etc/init.d/sfcbd-watchdog start

         [自動実行ファイルパスと追加位置]
           - VMware ESXi5.0以降
             /etc/rc.local の末尾に追加します。
           - VMware ESXi5.1以降
             /etc/rc.local.d/local.sh の末尾にある"exit 0"の直上に追加
             します。

     (d) rebootコマンドを実行し、サーバを再起動します。

     (e) ダイレクトコンソールの画面でTroubleshooting Optionsを選択し、
         ESXi Shell のアクセス設定を元に戻します。またvSphere Client
         でESXi に接続し、メンテナンスモードを解除します。

     (f) 以後、syslogに以下のようなメッセージを表示する場合があります
         が、問題ありませんので無視してください。

       [syslogに表示するメッセージ例]
       sfcbd:  INTERNAL Failed to load library: /usr/lib/cim/libstorelibir.so
       sfcbd:  INTERNAL Error was: /usr/lib/cim/libstorelibir.so: cannot open shared object file: No such file or directory
       sfcbd:  INTERNAL StoreLibFacadeIT1::Constructor: Failed to load library for Controller.
       sfcbd:  INTERNAL StoreLibFacadeIT1::getInstance: Failed to load library for IR Controller.
       sfcbd:  INTERNAL StorelibAdapter::getFacadeInstanceIR2 - getFacadeInstance for storelibir2
       sfcbd:  INTERNAL Failed to load library: /usr/lib/cim/libstorelibir-2.so
       sfcbd:  INTERNAL Error was: /usr/lib/cim/libstorelibir-2.so: cannot open shared object file: No such file or directory
       sfcbd:  INTERNAL StoreLibFacadeIR2::Constructor: Failed to load library for Controller.
       sfcbd:  INTERNAL StoreLibFacadeIR2::getInstance: Failed to load library for IR2 Controller.
       sfcbd:  INTERNAL Failed to load library: /usr/lib/cim/libstorelibir-2.so
       sfcbd:  INTERNAL Error was: /usr/lib/cim/libstorelibir-2.so: cannot open shared object file: No such file or directory
       sfcbd:  INTERNAL StoreLibFacadeIT::Constructor: Failed to load library for Controller.
       sfcbd:  INTERNAL StoreLibFacadeIT::getInstance: Failed to load library for IT Controller.

======================
  ファイルリスト一覧
======================

 Date            |     Size      | Filename
-----------------+---------------+-----------------------------------
2012/10/12  11:01       7,106,678 vmware-esx-provider-lsiprovider.vib

以下に記載しているダウンロードパッケージのMD5チェックサムとダウンロー
ドしたファイルのMD5チェックサムを比較することで、ダウンロードパッケー
ジを正しくダウンロードできているか確認できます。
 md5sum                          | Filename
---------------------------------+-----------------------------------
fde0fdc4e2f1ba6fba4f629889bacb95  vmware-esx-provider-lsiprovider.zip


=====================================================================
改版履歴
=====================================================================
  2014/4/25  00.32.V0.03
  ※サポート範囲拡大のため、インストールイメージの変更はありません
  [機能強化/機能変更]
    (1)サポートするOSを追加
       - VMware ESXi 5.1 Update2
       - VMware ESXi 5.5 Update1

  2013/11/29  00.32.V0.03
  ※サポート範囲拡大のため、インストールイメージの変更はありません
  [機能強化/機能変更]
    (1)サポートするOSを追加
       - VMware ESXi 5.1 Update1
       - VMware ESXi 5.5
       - VMware ESXi 5.0 Update3

  2013/2/28  00.32.V0.03
  ※サポート対象追加、サポート範囲拡大のため、インストールイメージの
    変更はありません
  [機能強化/機能変更]
    (1)vSphere Clientに加えて、ESMPRO/ServerManager Ver5.66以降でも
       RAIDシステムを管理できるようになりました
    (2)サポートするOSを追加
       - VMware ESXi 5.0 Update2

  2012/11/30  00.32.V0.03
  ※vSphere Client専用版のため、ESMPRO/ServerManagerはサポートしません
  [その他]
    (1)LSI SMI-Sプロバイダの最新化

  2012/10/31  00.27.V0.11
  ※サポート範囲拡大のため、インストールイメージの変更はありません
  [機能強化/機能変更]
    (1)サポートするOSを追加
       - VMware ESXi 5.1
  [注意事項]
    (1)外付けSASコントローラとの混在環境でRAIDシステムを管理する場合
       の注意事項を追加

  2012/8/22  00.27.V0.11
  ※サポート範囲拡大のため、インストールイメージの変更はありません
  [機能強化/機能変更]
    (1)vSphere Clientに加えて、ESMPRO/ServerManager Ver5.6以降でも
       RAIDシステムを管理できるようになりました
  [注意事項]
    (1)ESMPRO/ServerManagerを使う場合の注意事項を追加
  [その他]
    (1)旧バージョンからのアップデート手順を追加

  2012/5/31  00.27.V0.11
  [機能強化/機能変更]
    (1)サポートするRAIDコントローラを追加
       - NE3104-004 RAID コントローラ(1 GB, RAID 0/1/5/6)
    (2)サポートするOSを追加
       - VMware ESXi 5.0 Update1

  2012/1/26  00.24.V0.03
  初版発行

---------------------------------------------------------------------
【商標および著作権】

本ソフトウェアの著作権はLSI Corporationが有し、日本電気株式会社が頒布
の許可を受けています。
* VMwareは米国およびその他の地域におけるVMware, Incの登録商標または商
  標です。
* その他記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
---------------------------------------------------------------------
   Copyright NEC Corporation 2014


同意する     閉じる


製品名カテゴリ

A1040a
A1080a
A1080a長期保守対応モデル

品名: 内蔵6Gbps SAS RAIDコントローラ
型番: NE3104-001
品名: 内蔵6Gbps SAS RAIDコントローラ
型番: NE3104-001L
品名: 内蔵6Gbps SAS RAIDコントローラ (1GBキャッシュ品)
型番: NE3104-004
品名: 内蔵6Gbps SAS RAIDコントローラ (1GBキャッシュ品)
型番: NE3104-004L

対象製品

品名  
リビジョン
対象OS 別欄にて記載
型番
修正情報

種別

ストレージ関連

障害区分

その他

  • コンテンツID: 9010108183
  • 公開日: 2019年03月13日
  • 最終更新日:2019年03月13日
ここからページ共通メニューです。 ページ共通メニューを読み飛ばす。