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よくあるご質問(サポートFAQ)

【Express5800/iStorage NS】ESMPROのイベント監視機能

質問内容

Expressサーバで発生した任意のイベントを通報することはできますか。

回答内容

ESMPROのイベント監視機能の利用を検討して下さい。

ESMPROのイベント監視機能とは、Express5800シリーズおよびiStorage NSシリーズで動作しているESMPRO/ServerAgentServiceあるいはESMPRO/ServerAgentにOSのシステムログを監視させ、予め通報対象として設定しておいたイベントが登録されたときに、そのイベントを通報させるものです。
本機能は、Express5800シリーズおよびiStorage NSシリーズに添付されている標準管理ツールが検出するイベントだけでなく、OSのシステムログに登録されるすべてのイベントを通報対象とすることができます。

fig1.png

上図の「通報対象イベントのリスト」に相当する情報をアレンジすることでESMPROのイベント監視機能による通報をカスタマイズすることができます。

例として、OSのシステムログに「ソース名 : Service Control Manager / レベル : エラー / イベントID : 7031」のイベントが登録されたときに、それを通報する設定手順を紹介します。
スタートメニュの「ESMPRO」の「通報設定」を起動します。

fig2.png

展開した「Service Control Manager」のツリーに「7031」がないため、手順②~④によって追加します。
なお、監視イベントのツリーに通報したいイベントが登録されている場合は手順⑤以降を実施します。

fig3.png

監視イベントのツリーの「Service Control Manager」を右クリックして、表示されたメニュから「監視イベントの指定」を選択します。

fig4.png
イベントIDの「7031」を選択し「追加」ボタンを押します。

fig5.png
監視イベントIDに「7031」が追加されたことを確認し「OK」ボタンを押します。

fig6.png
監視イベントのツリーの「Service Control Manager」に追加された「7031」を右クリックし、表示されたメニュから「通報先の指定」を選択します。

fig7.png
通報先リストの「マネージャ」を選択し「追加」ボタンを押します。

fig8.png
通報先に「マネージャ」が追加されたことを確認し「OK」ボタンを押します。

fig9.png
監視イベントのツリーの「Service Control Manager」の「7031」に「マネージャ」が関連付けされたことを確認します。

fig10.png
ここまでの設定により、OSのシステムログに「ソース名 : Service Control Manager / レベル : エラー / イベントID : 7031」のイベントが登録されたとき、ESMPRO/ServerAgentServiceあるいはESMPRO/ServerAgentによってそのイベントがESMPRO/ServerManagerなどに通報されるようになります。

補足

  • 監視イベントのツリーに通報対象としたいイベントのソース名がない場合は、「イベントログの種別」の「監視イベントの指定」の設定画面からツリーに追加することができます。この後、上記の手順⑤以降を行います。

    fig11.png

  • 監視イベントのツリーに通報対象としたいイベントのソース名がなく、「イベントログの種別」の「監視イベントの指定」の「ソース名」の一覧にも該当のソース名がない場合は、「ツール」メニュの「イベントIDの追加」によって、監視イベントのツリーに該当イベントを追加します。この後、上記の手順⑤以降を行います。
    「イベントログの種別」の「監視イベントの指定」によるツリーへのソース名の追加ではOSのレジストリを参照しているため、レジストリに情報がないイベントは「イベントIDの追加」によって対応します。

    fig12.png

  • Linux版のESMPRO/ServerAgentServiceおよびESMPRO/ServerAgentにもイベント監視機能があり、両製品のコントロールパネル(ESMamsadm)によって設定します。詳細はユーザーズガイドを参照ください。

    fig13.png

  • ESMPRO/ServerAgentServiceおよびESMPRO/ServerAgentはOSのシステムログに登録された任意のイベントをESMPRO/ServerManagerやSNMPマネージャに通報することができます。両製品のWindows版ではオプション製品のWebSAM AlertManagerをアドオンすることで通報手段を拡充することができます。WebSAM AlertManagerのアドオンによって、OSのシステムログに任意のイベントが登録されたときに、そのイベントをメールで通報することや任意のコマンドを実行できるようになります。WebSAM AlertManagerの通報手段も上記の通りに設定し、手順⑥で本製品の通報手段を選択します。

    fig15.png

製品名カテゴリ

Express5800シリーズ タワーサーバ
Express5800シリーズ ラックサーバ
Express5800/SIGMABLADE
Express5800/ftサーバ
Express5800シリーズ Gモデル
Express5800シリーズ モジュラーサーバ
ESMPRO/ServerAgent
ESMPRO/ServerAgentService

関連情報

  • コンテンツID: 3150115785
  • 公開日: 2021年09月17日
  • 最終更新日:2021年09月17日

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