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  ESMPRO/ServerAgent、エクスプレス通報サービス Ver.4.5
  インストレーションガイド(Linux編)           SA45_J-IG-L-023-02-009
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【ソフトウェア】  ESMPRO/ServerAgent Ver.4.5 (Linux版)
                  エクスプレス通報サービス (Linux版)
【 バージョン 】  4.5.20-1 (以降)
【著 作 権 者 】  日本電気株式会社
【対 応 機 種 】  Express5800シリーズ
                  NX7700xシリーズ
【対象ユーザー】  ESMPRO/ServerAgent (Linux版) をお使いになるお客様
【  種    別  】  アプリケーション

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ソフトウェアのご使用条件
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  日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提
  供するソフトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます。)を
  日本国内で使用する権利を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下
  記条項にご同意いただくものとします。お客様が期待される効果を得るため
  の、許諾プログラムの選択、許諾プログラムの導入、使用および使用効果に
  つきましては、お客様の責任とさせていただきます。また、GNU Lesser
  General Public License(以下「LGPL」といいます。)またはBerkeley 
  Software Distribution License(以下「BSD」といいます。)が適用されたソ
  ースコードは、LGPLまたはBSDの規約に従います。

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品を、お受け取りになった日に
    発効します。
 (2)お客様は、１ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、い
    つにても本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させ
    ることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつ
    にても許諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効
    に存続します。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様
    のその他の権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラ
    ムの使用権の終了後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、
    ならびに許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を破
    棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの上記にある【対 応 機 種 
    】においてのみ、使用することができます。
 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラ
    ムを使用することができます。

3.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製す
    ることができます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだと
    きにはこの限りではありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの
    記憶媒体を滅失、毀損に備える目的でのみ保管することができます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付され
    ている著作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使
    用、複製、改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の
    処分を行うことはできません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマ
    ニュアル等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することは
    できません。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するも
    のではありません。

4.許諾プログラムの移転等
 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づく
    お客様の権利を譲渡することができます。
  (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、なら
      びに許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡
      し、これらを一切保持しないこと。
  (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまた
    はその使用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処
    分をすることはできません。

5.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆
  アセンブルすることはできません。

6.保証の期限
 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログ
    ラムに関し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理され
    るものとします。
 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正した
    ときは、弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムも
    しくは修正のためのプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プロ
    グラム」といいます。)または、かかる修正に関する情報を弊社が定める
    方法により提供することがあります。お客様に提供された修正プログラム
    は許諾プログラムとみなします。

7.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(
  損害発生につき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および
  第三者からお客様に対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切
  責任をおいません。

8.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、な
    らびに許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本
    国から輸出してはなりません。
 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所と
    して解決するものとします。

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商  標
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  ESMPROは日本電気株式会社の登録商標です。
  Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における商標または
  登録商標です。
  Red Hat、Red Hat Enterprise Linuxは、米国Red Hat, Inc.の米国および
  その他の国における商標または登録商標です。

  その他、記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
  なお、本文には登録商標や商標に(TM)や(R)マークは記載しておりません。

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オープンソフトウェア
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  本製品には、以下のライセンスに基づき許諾されるオープンソースソフト
  ウェアが含まれます。
    LGPL
      Esmpro-Expressパッケージに含まれるlibesmtp.dll
    NET-SNMP(UCD-SNMP)
      Esmpro-commonパッケージに含まれるntagent
      Esmpro-commonパッケージに含まれるntpass.so
      Esmpro-commonパッケージに含まれるlibutil.so
    OpenSSL
      Esmpro-Expressパッケージに含まれるlibcrypto.so
    MD5
      Esmpro-Expressパッケージに含まれるamrpop.dll

  次のウェブサイトに公開している「ESMPRO/ServerAgent(Linux版) が適用し
  ているオープンソースソフトウェア」を参照してください。
    http://www.express.nec.co.jp/linux/dload/esmpro/esm/private/license.html

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概要
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  1章 はじめに
  2章 インストールを始める前に
      1)必要なパッケージの確認
      2)snmpd.confの設定
  3章 インストールまたはアップグレード
  4章 インストールを終えた後に
      1)アクセス制限の設定
      2)SELinuxの設定
      3)WebSAM SigmaSystemCenterの設定
      4)BMC (EXPRESSSCOPE Engine)の設定
      5)マネージャ通報(SNMP)の設定
      6)エクスプレス通報サービスの設定
  5章 アンインストール
  6章 補足事項

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1章 はじめに
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  本書ではサーバ管理ソフトウェアESMPRO/ServerAgent Ver.4.5 (Linux版)の
  インストレーションについて説明しています。

  ESMPRO/ServerManager、ESMPRO/ServerAgentは、サーバーシステムの安定稼
  動と、効率的なサーバーシステム運用を目的としたサーバ管理ソフトウェア
  です。
  サーバーリソースの構成情報・稼動状況を管理し、サーバー故障の予測と故
  障を検出します。さらに、システム管理者へ通報することにより、サーバー
  故障の防止と故障に対する迅速な対処を可能にします。

  本製品を正しくお使いいただくために、お使いになる前に本書をよくお読み
  ください。

  本書での内容は、OSの機能、操作方法について十分に理解されている方を対
  象に説明しています。OSに関する操作、不明点については、各OSのオンライ
  ンヘルプなどを参照してください。

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2章 インストールを始める前に
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  ESMPRO/ServerAgentをアップグレードする場合は、本章の手順は不要です。
  本章を設定するには、rootユーザーでログインして、実施してください。

  1)必要なパッケージの確認
    ESMPRO/ServerAgentを使用するために必要なパッケージがあります。
    下記に記載している必須パッケージ一覧を参照し、インストールされて
    いないパッケージがあるときは、インストールします。

    最小構成でインストールされるパッケージは記載しておりません。

    アーキテクチャー別にパッケージが存在する場合は、ESMPRO/ServerAgent
    をインストールする環境と同じアーキテクチャーのパッケージを
    インストールします。
    RPMパッケージ名は、以下の規則により命名されています。
      <パッケージ名>-<バージョン番号>-<リリース番号>.<アーキテクチャー>.rpm

    パッケージには依存関係がありますので、表中「Grp1→Grp2→Grp3」の
    順にインストールします。

    Red Hat Enterprise Linuxを運用しているシステムに、パッケージを適用
    する手順について、情報を公開しておりますので、こちらも参照してくだ
    さい。
    ・インターネット接続している環境で、パッケージを追加/アップデート
      する場合
        [RHEL]Red Hat Enterprise Linux yum 運用の手引き
        【Linux サービスセットご契約のお客様限定】
        https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3140000177
    ・インターネット接続していない環境でパッケージを追加/アップデート
      する場合
        [RHEL]RPM パッケージ適用の手引き
        【Linux サービスセットご契約のお客様限定】
        https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3140000129

    エクスプレス通報サービス(HTTPS)を使用するときは、次のパッケージを
    インストールしてください。
          zip                           libcurl

    (*1) 相互依存のため、任意のディレクトリにコピーして、RPMパッケージ
         ファイルを同時に指定し、インストールしてください。
           # rpm -ivh *.rpm

    < Red Hat Enterprise Linux 7 >
    
    Grp1  lm_sensors-libs              | perl-parent             (*1)
          net-snmp-libs                | perl-PathTools          (*1)
          OpenIPMI-modalias            | perl-Pod-Escapes        (*1)
          perl                    (*1) | perl-podlators          (*1)
          perl-Carp               (*1) | perl-Pod-Perldoc        (*1)
          perl-constant           (*1) | perl-Pod-Simple         (*1)
          perl-Encode             (*1) | perl-Pod-Usage          (*1)
          perl-Exporter           (*1) | perl-Scalar-List-Utils  (*1)
          perl-File-Path          (*1) | perl-Socket             (*1)
          perl-File-Temp          (*1) | perl-Storable           (*1)
          perl-Filter             (*1) | perl-Text-ParseWords    (*1)
          perl-Getopt-Long        (*1) | perl-threads            (*1)
          perl-HTTP-Tiny          (*1) | perl-threads-shared     (*1)
          perl-libs               (*1) | perl-Time-HiRes         (*1)
          perl-macros             (*1) | perl-Time-Local         (*1)
    -----------------------------------+------------------------------
    Grp2  libtirpc                     | OpenIPMI-libs
          net-snmp-agent-libs          | perl-Data-Dumper
    -----------------------------------+------------------------------
    Grp3  net-snmp                     | OpenIPMI
          net-snmp-utils               | rpcbind
    ==================================================================

    < Red Hat Enterprise Linux 6 / Oracle Linux 6 >
    
    Grp1  libgssglue                   | perl-Module-Pluggable   (*1)
          lm_sensors-libs              | perl-Pod-Escapes        (*1)
          perl                    (*1) | perl-Pod-Simple         (*1)
          perl-libs               (*1) | perl-version            (*1)
    -----------------------------------+------------------------------
    Grp2  libtirpc                     | OpenIPMI-libs
          net-snmp-libs                |
    -----------------------------------+------------------------------
    Grp3  compat-libstdc++-296   (x86) | net-snmp-utils
          compat-libstdc++-33 (x86_64) | OpenIPMI
          dmidecode                (*) | rpcbind
          net-snmp
    ==================================================================
    (*)compat-libstdc++-296とcompat-libstdc++-33は、アーキテクチャーに
       合わせて、どちらかをインストールしてください。
    (*)Oracle Linux 6の最小構成で、dmidecodeはインストールされません。

    上記に記載のないディストリビューションの必須パッケージは、
    次のウェブサイトに公開している資料を参照してください。
       ESMPRO/ServerAggent ドキュメント
       http://www.express.nec.co.jp/linux/dload/esmpro/docs.html
       ->必須パッケージ一覧

    < SUSE LINUX Enterprise Server 12 >
    
    Grp1  libsensors4                  | snmp-mibs
    -----------------------------------+------------------------------
    Grp2  libslang2                    | libsnmp30
    -----------------------------------+------------------------------
    Grp3  libgthread-2_0               | perl-Term-ReadKey
          libnewt0_52              (*) | tcl
          perl-SNMP               (*1) | 
    -----------------------------------+------------------------------
    Grp4  aaa_base                     | newt                     (*)
          e2fsprogs                    | OpenIPMI
          glibc                        | rpcbind
          libstdc++                    | sed
          net-snmp                (*1) | tar
    ==================================================================
    (*)次のウェブサイトからダウンロードして、インストールしてください。
       https://build.opensuse.org/package/show/devel:libraries:c_c++/newt
         [Build Results] -> SLE_12*

  2)snmpd.confの設定
    ESMPRO/ServerManagerからESMPRO/ServerAgentを使用して、サーバを監視
    するときは、SNMPを利用します。ESMPRO/ServerManagerからのリモート
    シャットダウン、ローカルポーリング、およびしきい値の変更機能を使う
    場合は、SNMP環境設定ファイル(/etc/snmp/snmpd.conf)を変更し、
    ESMPRO MIBに対して、コミュニティーの権利を「read write」に設定して、
    snmpdを再起動します。
    上記の機能を使わない場合は、「read」権限のままで問題ありません。

    ESMPRO/ServerAgentは、rpmコマンドでインストールされた時にESMPRO 
    MIBとEthernet Like MIBのSNMP要求に対応するために次の情報を
    snmpd.confに追加します。
      dlmod ntpass /opt/nec/esmpro_sa/lib/ntpass.so
      ntpass .1.3.6.1.4.1.119.2.2.4.4          (ESMPRO MIB)
      ntpass .1.3.6.1.2.1.10.7                 (Ethernet Like MIB)

    そのため、SNMP環境設定ファイル(/etc/snmp/snmpd.conf)を変更して、
    ESMPRO MIBに対して、コミュニティーの権利を「READ WRITE」に設定して
    ください。

    次の設定例は、既定値のコミュニティー(public)のすべてのMIB(.1)に
    対して、「read write」権限を与えます。

    (設定例1)
      ####
      # Third, create a view for us to let the group have rights to:
      #       name           incl/excl     subtree         mask(optional)
      #view    systemview    included   .1.3.6.1.2.1.1
      #view    systemview    included   .1.3.6.1.2.1.25.1.1
      view    all            included      .1              80

      ####
      # Finally, grant the group read-only access to the systemview view.
      #       group       context sec.model sec.level prefix read   write  notif
      #access notConfigGroup ""   any       noauth    exact systemview none none
      access  notConfigGroup ""   any       noauth    exact  all    all    none

    (設定例2)
      # These really aren't meant for production use.  They include all MIBS
      # and can use considerable resources.  See snmpd.conf(5) for information
      # on setting up groups and limiting MIBS.
      #rocommunity public 127.0.0.1
      rwcommunity public default

    各設定内容の詳細につきましては、snmpd.confのヘルプを参照してくださ
    い。snmpd.confのヘルプは、manコマンドを実行し、確認します。
      # man snmpd.conf

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3章 インストールまたはアップグレード
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  ESMPRO/ServerAgentをインストールまたはアップグレードする手順を説明し
  ます。

   1. rootユーザーでログインします。

   2. ESMPRO/ServerAgentインストールスクリプトを実行します。
      インストール済みのESMPRO/ServerAgentが古いバージョンの場合は、
      アップグレードされます。
        # sh ./esmsainst.sh

      ESMPRO/ServerAgentインストールスクリプトでは、snmpdとrpcbind、
      ipmiの自動起動を有効にします。

   3. システムを再起動します。
        # reboot

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4章 インストールを終えた後に
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  ESMPRO/ServerAgentをアップグレードする場合は、本章の手順は不要です。
  本章を設定するには、rootユーザーでログインして、実施してください。

  1)アクセス制限の設定
    ESMPRO/ServerManager(以降、ESMPRO/SMと表記)からESMPRO/ServerAgent
    (以降、ESMPRO/SAと表記)がインストールされたサーバーを監視するとき、
    以下のポートを利用しています。
    お使いのサーバー環境でアクセス制御の設定をされるときは、これらへの
    アクセスを許可する設定にしてください。

    また、表中が「自動割当」の箇所は、OSにより使用可能なポートを一定の
    範囲内で割り振られます。そのため固定することはできません。ポートの
    範囲は以下のファイルを参照してください。
      # cat /proc/sys/net/ipv4/ip_local_port_range

    ■ESMPRO/SA - ESMPRO/SM 間
      機能                     |ESMPRO/SA |方向|ESMPRO/SM |備考
      -------------------------+----------+----+----------+----------
      自動登録(SNMP)           | 161/udp  | ← | 161/udp  | snmp
      サーバ監視(SNMP)         |          | → |          |
      -------------------------+----------+----+----------+----------
      マネージャ通報(SNMP)     | 自動割当 | → | 162/udp  | snmp-trap
      -------------------------+----------+----+----------+----------
      マネージャ通報(TCP/IP)   | 自動割当 | → | 31134/tcp|
                               |          | ← |          |
      -------------------------+----------+----+----------+----------
      マネージャ経由           | 自動割当 | → | 31136/tcp|
      エクスプレス通報サービス |          | ← |          |
      -------------------------+----------+----+----------+----------
      HTTPS(マネージャ経由)    | 自動割当 | → | 31138/tcp|
      エクスプレス通報サービス |          | ← |          |
      -------------------------+----------+----+----------+----------
      ※方向が双方向の箇所は、上段の矢印は通信を開始した方向を示し、
        下段は折り返しの通信を示します。
      ※SNMP以外で使用するポート番号は、通報の設定画面より設定します。
      ※iptablesを利用したポートの開放例は以下のとおりです。
          # iptables -I INPUT  -p udp --dport 161 -s <ESMPRO/SMのIPアドレス> -j ACCEPT
          # iptables -I OUTPUT -p udp --dport 161 -j ACCEPT
          # iptables -I OUTPUT -p udp --dport 162 -j ACCEPT
          # iptables -I OUTPUT -p tcp --dport 31134 -j ACCEPT
          # iptables -I OUTPUT -p tcp --dport 31136 -j ACCEPT
          # iptables -I OUTPUT -p tcp --dport 31138 -j ACCEPT
          # service iptables save

    ■ESMPRO/SA - メールサーバ 間
      機能                     |ESMPRO/SA |方向|Mail      |備考
      -------------------------+----------+----+----------+----------
      インターネットメール経由 | 自動割当 | → | 25/tcp   | smtp
      エクスプレス通報サービス |          | ← |          |
                               |          +----+----------+----------
                               |          | → | 110/tcp  | pop3
                               |          | ← |          |
      -------------------------+----------+----+----------+----------
      ※方向が双方向の箇所は、上段の矢印は通信を開始した方向を示し、
        下段は折り返しの通信を示します。
      ※使用するポート番号は、通報の設定画面より設定します。
      ※iptablesを利用したポートの開放例は以下のとおりです。
          # iptables -I OUTPUT -p tcp --dport 25 -j ACCEPT
          # iptables -I OUTPUT -p tcp --dport 110 -j ACCEPT
          # service iptables save

    ■ESMPRO/SA - HTTPSサーバ 間
      機能                     |ESMPRO/SA |方向|  HTTPS   |備考
      -------------------------+----------+----+----------+----------
      HTTPS                    | 自動割当 | → | 443/tcp  |https
      エクスプレス通報サービス |          |    |          |
      -------------------------+----------+----+----------+----------
      ※使用するポート番号は、通報の設定画面より設定します。
      ※iptablesを利用したポートの開放例は以下のとおりです。
          # iptables -I OUTPUT -p tcp --dport 443 -j ACCEPT
          # service iptables save

    ESMPRO/ServerAgentはローカルホスト内で、以下のポートを使用して
    います。iptablesやTCP Wrapperを使ったアクセス制御をするときは、
    これらへのアクセスを許可する設定にしてください。
    ■ESMPRO/SA - ESMPRO/SA 間
      機能                     |ポート番号
      -------------------------+-------------
      rpcbind                  | 111/tcp
                               | 111/udp
      -------------------------+-------------
      ESMPRO/ServerAgent       | 自動割当/tcp
      -------------------------+-------------

  2)SELinuxの設定
    SELinuxの設定が「無効」以外の場合は、「無効」に変更してください。

        [ヒント]
            SELinux の設定を「無効(Disabled)」以外に設定されている場合
            は、SELinux のポリシー設定ファイルで適切なセキュリティーコ
            ンテキストの設定を行わないと、利用するソフトウェアでセキュ
            リティー違反の警告またはエラーが発生し、正常に動作しない可
            能性があります。
            「無効」以外を使用する場合は、SELinux のセキュリティーコン
            テキストについて十分ご理解の上、設定を変更してください。

    1. rootユーザーでログインします。

    2. SELinuxのカレント設定を確認します。
       ・カレント設定が「無効」の場合は、次のように表示されます。
           # getenforce
           Disabled
       ・カレント設定が「有効」の場合は、次のように表示されます。
           # getenforce
           Enforcing
       ・カレント設定が「警告のみ」の場合は、次のように表示されます。
           # getenforce
           Permissive
       カレント設定が「無効」以外の場合は、以下の手順にしたがい、
       「無効」に変更します。

    3. /etc/sysconfig/selinuxをエディターで開き、以下の行を探します。
         SELINUX=<カレント設定>

    4. 上記の行を編集し、ファイルを保存します。
       ・「無効」にする場合は、以下に変更します。
         SELINUX=disabled
       ・「有効」にする場合は、以下に変更します。
         SELINUX=enforcing
       ・「警告だけ」にする場合は、以下に変更します。
         SELINUX=permissive

    5. システムを再起動します。
         # reboot

  3)WebSAM SigmaSystemCenterの設定
    WebSAM SigmaSystemCenterで本機を管理する場合は、本手順を実行して
    ください。
    WebSAM SigmaSystemCenterで本機を管理しない場合は、本手順は不要です。

     1. rootユーザーでログインします。

     2. 設定スクリプトを実行します。
          # sh ./esmsscset.sh

     3. 本機がブレードサーバの場合は、下記のEMカードの製品マニュアル
        (ユーザーズガイド)の「6 章 OSD（On Screen Display）機能の
        使い方」を参照して、ブレード名を設定してください。

        ・N8405-043 (SIGMABLADE-Hv2用)
          http://support.express.nec.co.jp/usersguide/UCblade/N8405-043/N8405-043.php

        ・N8405-019/019A (SIGMABLADE-M用)
          http://support.express.nec.co.jp/usersguide/UCblade/N8405-019_019A/N8405-019_019A.php

         [ヒント]
           EMカードの製品マニュアルには、「ESMPRO/ServerAgentを
           使用されている場合は、本機能を使用してブレード名を変更
           しないでください。」と記載されていますが、WebSAM 
           SigmaSystemCenterと連携するためのESMPRO/ServerAgentを
           お使いになるときは、変更して問題ありません。

  4)BMC (EXPRESSSCOPE Engine)の設定
    本機(ハードウェア)を監視するため、ESMPRO/ServerManagerに本機
    (ESMPRO/ServerAgent)を自動登録または手動登録する場合は、BMC
    (EXPRESSSCOPE Engine)を有効にしてください。BMC (EXPRESSSCOPE 
    Engine)を有効にしない場合は、ハードウェア監視ができません。
    そのため、ESMPRO/ServerManagerでシステム配下の温度・電圧・
    ファン等のセンサ情報が表示できず、ハードウェアの状態が変化しても
    ESMPRO/ServerManagerへ通報されません。

    また、自動登録または手動登録するには、認証キーが必要です。
    事前にEXPRESSSCOPE エンジン 3のBMC(管理ソフトウェア設定)で
    認証キーを設定してください。

     1. EXPRESSSCOPE エンジン 3 を起動し、ログインします。
        出荷時(初期状態)では、下記のデフォルトのユーザ名／パスワードを
        入力し、ログインしてください。
          デフォルトのIPアドレス: 192.168.1.1
          デフォルトのユーザ名: Administrator
          デフォルトのパスワード: Administrator

     2. "設定"タブにあるBMCのその他を選択し、画面の下部にある<編集>
        ボタンを押します。

     3. PEF設定と管理ソフトウェア設定で以下の設定を選択します。
          PEF設定
            Platform Event Filtering : 有効
          管理ソフトウェア設定
            ESMPRO から管理する : 有効
            認証キー : 任意の値
            リダイレクション (LAN) : 有効

     4. <適用>ボタンを押し、設定を保存します。

     5. "設定"タブにあるBMCの通報のSNMP通報を選択し、<編集>ボタンを
        押します。

     6. 通報で有効を選択します。

     7. SNMP通報設定の項目が表示されますので以下の設定を選択します。
          通報 : 有効
          コンピュータ名 : 任意の値
          コミュニティ名 : 任意の値
          通報応答確認 : 有効
          1次通報先IPアドレス : ESMPRO/ServerManagerをインストールした
                                管理PCのIPアドレス

     8. <適用>ボタンを押し、設定を保存します。

     9. ESMPRO/ServerManagerを起動し、ログインします。

    10. "root"の"コンポーネントの追加"にある"自動登録"または"手動登録"
        にて、ESMPRO/ServerAgentとBMC (EXPRESSSCOPE Engine)を登録して
        ください。

        ESMPRO/ServerManagerで表示される項目に関する説明は、画面の右上
        にあるヘルプを参照してください。

    11. 自動発見する場合はa.を手動登録する場合はb.を参照してください。

     a. 自動発見する。

     a-1. 検索範囲にあるBMCのIPアドレスとESMPRO/ServerAgentのIPアドレスは、
          開始アドレスから終了アドレスの間になるよう設定します。

        [チェック]
            EXPRESSSCOPEエンジンSP3搭載サーバー(2BMCモデル)のBMC
            (EXPRESSSCOPEエンジン)管理を登録する場合は、マスタBMCの
            IPアドレスとスタンバイBMCのIPアドレスの両方を含む検索
            条件を設定してください。

     a-2. SNMP(ESMPRO/ServerAgent)にある検索は有効に設定し、SNMP
          コミュニティ名は監視対象サーバー側のコミュニティ名に合わせて
          設定します。publicは、OSの既定値です。

     a-3. BMC (EXPRESSSCOPE Engine)にある検索は有効に設定し、SNMP
          コミュニティ名は監視対象サーバー側のコミュニティ名に合わせて
          設定します。認証キーを入力し、<追加>ボタンを押します。

     a-4. <検索>ボタンを押し、ESMPRO/ServerAgentおよびBMCを登録します。

     b. 手動登録する。

     b-1. コンポーネント名や監視対象サーバーのOS IPアドレスなど、
          必要な項目を入力します。

     b-2. SNMP (ESMPRO/ServerAgent)/WS-Manにある管理は登録に設定し、
          管理対象はSNMPを選択します。SNMPコミュニティ名は監視対象
          サーバー側のコミュニティ名に合わせて設定します。publicは、
          OSの既定値です。

     b-3. BMC (EXPRESSSCOPE Engine)/vPro (Common)にある管理は登録に
          設定し、管理対象はBMCを選択します。
          認証キーには、BMCコンフィグレーションで入力した認証キーを
          設定します。

     b-4. BMC (EXPRESSSCOPE Engine)/vPro (LAN)にあるIPアドレス1に
          BMCのIPアドレスを設定します。

        [チェック]
            EXPRESSSCOPEエンジンSP3搭載サーバー(2BMCモデル)のBMC
            (EXPRESSSCOPEエンジン)管理を登録する場合は、IPアドレス1に
            マスタBMCのIPアドレスを、IPアドレス2にスタンバイBMCの
            IPアドレスを入力してください。

     b-5. <追加>ボタンを押し、ESMPRO/ServerAgentおよびBMCを登録します。

     b-6. <接続チェック>ボタンを押し、ESMPRO/ServerAgentおよびBMCとの
          接続をチェックします。

  5)マネージャ通報(SNMP)の設定
    ESMPRO/ServerAgentからESMPRO/ServerManagerへ通報するためには、
    システムの再起動後に「通報設定機能」で通報手段を設定する必要が
    あります。以下にマネージャ通報(SNMP)の設定を記載しておりますが、
    他の通報手段の設定方法は「ESMPRO/ServerAgent ユーザーズガイド 
    (Linux 編)」を参照してください。

     1. rootユーザーでログインします。

     2. ESMamsadmが格納されているディレクトリに移動します。
          # cd /opt/nec/esmpro_sa/bin/

     3. コントロールパネル(ESMamsadm)を起動します。
          # ./ESMamsadm
        [通報設定]画面が表示されます。

     4. [通報設定]画面の[通報基本設定]を選択します。
        [通報基本設定]画面が表示されます。

     5. [マネージャ通報(SNMP)]を選択します。
        [SNMP トラップ設定]画面が表示されます。

     6. <追加>を選択して、通報先のIPアドレスを追加します。

     7. [ok]を選択して、[SNMP トラップ設定]画面を閉じます。

     8. [クローズ]を選択して、[通報基本設定]画面を閉じます。

     9. [クローズ]を選択して、[通報設定]画面を閉じます。

  6)エクスプレス通報サービスの設定

    エクスプレス通報サービスを導入される場合は、「エクスプレス通報
    サービス　セットアップガイド(Linux/VMware編)」を参照してください。

    エクスプレス通報サービスの導入に関する詳細につきましては
    「NEC エクスプレス通報サービス ご利用の手引き」を参照してください。
      http://acc.express.nec.co.jp/notice/man/guide.htm

    最新のセットアップガイドは、次のウェブサイトに公開しています。
      NEC ビジネスPC/PCサーバ お客様登録
      http://acc.express.nec.co.jp/Main/main.asp
      →お客様登録ガイドにある「●エクスプレス通報サービス」の
        「(開局マニュアル)」をクリックします。
        →「※Linux版はこちらへ」の「こちら」をクリックします。
          →2-1.の手順2にある以下をクリックします。
            「エクスプレス通報サービス(Linux版) セットアップガイド」

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5章 アンインストール
----------------------------------------------------------------------
ESMPRO/ServerAgentをアンインストールする手順を説明します。

   1. rootユーザーでログインします。

   2. ESMPRO/ServerAgentアンインストールを実行します。
        # sh ./esmsauninst.sh

          [チェック]
              rpmコマンドでアンインストールすると「警告: ファイル {フ
              ァイル名}: 削除に失敗しました: そのようなファイルやディ
              レクトリはありません」のメッセージが表示されますが、
              ESMPRO/ServerAgentはアンインストールされます。
                # rpm -e Esmpro-type3
                # rpm -e Esmpro-Express
                # rpm -e Esmpro-common

   3. システムを再起動します。
        # reboot

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6章 補足事項
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  ESMPRO/ServerAgentに関する補足事項です。

  ESMPRO/ServerAgentが正しく動作正しないとき、次のウェブサイトに公開し
  ている導入チェックシートを参照し、設定を確認してください。
    ESMPRO/ServerAgent ドキュメント
    http://www.express.nec.co.jp/linux/dload/esmpro/docs.html
    →ESMPRO/ServerAgent (Linux版) 導入チェックシート

  ESMPRO/ServerAgentに関する監視設定と通報設定、注意事項は、次のウェブ
  サイトに公開しているユーザーズガイドを参照してください。
    ESMPRO/ServerAgent ドキュメント
    http://www.express.nec.co.jp/linux/dload/esmpro/docs.html
    →ESMPRO/ServerAgent Ver.4.5 ユーザーズガイド (Linux編)

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                                        Copyright NEC Corporation 2016
