================================================================================ Express5800/D120h CMCファームウェア 1.36 ================================================================================ 【ソ フ ト 名】 Express5800/D120h CMCファームウェア 1.36 (オフラインアップデート版) 【登 録 名 】 GVO-060555-G01_637121200010801650.zip 【対 応 機 種】 Express5800/D120h 【対 応 O S 】 非依存 【対象ユーザ 】 下記[アップデート対象ユーザ]参照 【ソフト種別 】 CMCファームウェア 1.36 【作 成 方 法】 ZIP圧縮形式 ================================================================================ 【ソフトの紹介】 この「Express5800/D120h CMCファームウェアアップデートモジュール (以下 「本ソフトウェア」といいます。)」は、以下の機能強化に対応したCMCファームウェア です。 ・以下のセキュリティ脆弱性に対応 - CVE-2018-9086 ・DHCP設定時、BMC初期化の際にアドレスが割り当てられないことがある問題を改善。 ・DHCP設定の有効/無効を切り替えた際にBMCと通信できなくなることがある問題を 改善。 <注意> * アップデート操作を誤ると本体装置が起動しなくなる等の障害が発生することが あります。 本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってください。 また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等) により対象装置が誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器が 損傷し正常動作しなくなります。 このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意 ください。 【アップデート対象ユーザ】 下記機種で、対象となるソフトウェアリビジョンをお使いのお客様。 ・対象となる機種 1.Express5800/D120h モジュールエンクロージャ CMC Firmware Revision: 1.24, 1.30, 1.31, 1.33, 1.35 注)上記リビジョンより新しいリビジョンが適用されている場合は、本アップデート モジュールと同等の機能が既に適用されているため、本アップデートを実施する 必要はありません。 --- リビジョン確認方法 --- 以下のいずれかの方法で、対象機種のリビジョンを必ず確認してください。 * リモート環境から確認 * リモート環境にESMPRO(R)ServerManager Ver.6 をインストールしてご使用されている 場合、まず、確認されたいアップデート対象装置が管理登録済みであることを確認 します。 さらに、リビジョン確認されたいモジュールエンクロージャ名を選択し、[リモート 制御] ⇒ [IPMI 情報]を選択してください。 ・CMCファームウェアのリビジョンの確認 [コントローラ情報] ⇒ [Basbrd Mgmt Ctlr] を選択し、「ファームウェアの バージョン」をご確認ください。 リモート環境においてCMC管理コンソールをご使用されている場合、[プロパティ]を 選択してください。 ・CMCファームウェアのリビジョンの確認 [プロパティ] を選択し、「ファームウェアのリビジョン」をご確認ください。 ================================================================================ ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。 本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないで ください。 本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただいたものと します。 【ソフトウェアのご使用条件】 日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提供する ソフトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます。)を日本国内で使用する 権利を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものと します。お客様が期待される効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラム の導入、使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。 <許諾プログラムのご使用条件> 1.期間 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても 本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても 許諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続 します。 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他の 権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後 直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムとともに 提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。 2.使用権 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの弊社サーバにおいてのみ、使用する ことができます。 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用する ことができます。 3.許諾プログラムの複製、改変および結合 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することが できます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りでは ありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える 目的でのみ保管することができます。 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている 著作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、 改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことは できません。 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の 関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものでは ありません。 4.著作権その他の知的財産権 許諾プログラムに係る著作権その他の知的財産権は、弊社または許諾プログラムの著作権 その他の知的財産権を保有する第三者に帰属し、許諾プログラムは、日本国、 アメリカ合衆国その他適用のある国の法律により保護されます。 5.許諾プログラムの移転等 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の 権利を譲渡することができます。 (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに 許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを 一切保持しないこと。 (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその 使用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることは できません。 6.逆コンパイル等 お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブルする ことはできません。 7.保証の期限 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関し 発生する問題はお客様の責任 および費用負担をもって処理されるものとします。 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、 弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のための プログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)または、 かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。 お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。 8.責任の制限 弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対して なされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。 9.その他 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに 許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出しては なりません。 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決する ものとします。 ================================================================================ CMCファームウェアアップデート手順 ================================================================================ 以下の手順で、CMCファームウェアのアップデートを行って下さい。 ≪CMC管理コンソールの場合≫ 1.イメージファイルの準備 ダウンロードしたファイルを解凍すると、CMC管理コンソール用のイメージファイル (136.img)が生成されます。 2.CMC管理コンソールの接続方法 管理PC上のWebブラウザーから下記のURLにアクセスし、CMC管理コンソールにログイン してください。   http://CMCのIPアドレス または https://CMCのIPアドレス    詳細は、EXPRESSBUILDERに格納されているBMC/CMC管理コンソール ユーザーズガイド を参照してください。 3.CMCファームウェアのアップデート手順 注) アップデート中は本機の電源をOFFにしてください。 (1) 「アップデート」メニューを選択してください。 (2) 「ファームウェアタイプ」で「BMC」を選択してください。 (3) 「参照」をクリックして、CMC管理コンソール用のイメージファイルを選択して ください。 (4) 「アップロード」をクリックして、イメージファイルをアップロードして ください。 下記のポップアップメッセージが表示されます。 「このプロセスは仮想KVMビューアと仮想メディアセッションを含む他の すべてのセッションを終了させます。続行してよろしいですか?」 OKを選択してください。アップロードが開始されます。 (5) アップロードが完了した後、「アップデート」をクリックしてください。 下記のポップアップメッセージが表示されます。 「アップデートを続行してもよろしいですか?」 OKを選択してください。アップデートが開始されます。 (6)「状態」が「100% 完了」になった後、CMCファームウェアが自動的に再起動 されます。 (7) 90秒程度でCMCファームウェアの再起動が完了します。 (8) エンクロージャのAC電源をオフしてください。 (9) 30秒待った後にAC電源をオンしてください。 (10) 上記「リビジョン確認方法」のいずれかの方法で、CMCファームウェアの リビジョンが、下記表示になっていることを確認します。 CMC Firmware Revision : 1.36 以上でCMCファームウェアのアップデートは完了です。 4.注意事項 4-1.運用再開に際しての注意事項 CMCのWebサーバー機能を管理PCからご利用の場合、本ソフトウェアのアップデート 完了後、開いている全てのブラウザを一度終了させてからご利用ください。 ================================================================================ 【改版履歴】 2019/12/6 CMC FW Revision 1.36 ・以下のセキュリティ脆弱性に対応 - CVE-2018-9086 ・DHCP設定時、BMC初期化の際にアドレスが割り当てられないことがある問題を改善 ・DHCP設定の有効/無効を切り替えた際にBMCと通信できなくなることがある問題を 改善 2019/2/7 CMC FW Revision 1.35 ・CMC管理コンソールでの言語設定のバックアップ/リストアをサポート。 ・ごく稀に以下の電圧異常イベントがシステムイベントログに誤って登録される ことがある問題を改善。 - ND01_Vin、ND02_Vin、ND03_Vin、ND04_Vin 2018/12/5 CMC FW Revision 1.33 ・ごく稀にGPUを搭載していないサーバモジュールの温度異常を誤検出することが ある問題を改善。 ・一時的な電源異常発生後、異常から回復した場合でもスロット3、4のサーバ モジュールでプロセッサースロットリングが解除されず性能低下したままとなる 問題を改善。 2018/7/3 CMC FW Revision 1.30 ・ファンが間欠的に高速回転することがある問題を改善。 ・電源故障が発生した場合、モジュールエンクロージャに搭載されたサーバモジュール すべてでプロセッサースロットリングが発生し、性能低下する問題を改善。 ================================================================================ 【商標および著作権】 本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。 ESMPRO は日本電気株式会社の登録商標です。 Linux は Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 本ソフトウェアは、GNU General Public License または GNU Lesser General Public License に基づき、許諾されるソフトウェア等を使用しています。 Microsoft、Windows、Windows Server は、米国Microsoft Corporation の米国及びその他 の国における登録商標または商標です。 その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 -------------------------------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2019