================================================================================ Express5800/T110k、Express5800/T110k-S、iStorage NS100Tk BMCファームウェア 01.12 (オフラインアップデート版) ================================================================================ 【ソ フ ト 名】 Express5800/T110k、Express5800/T110k-S、iStorage NS100Tk BMCファームウェアアップデートモジュール (オフラインアップデート版) 【登 録 名】 GVO-077968-G03_637840852311629409.zip 【対 応 機 種 】 Express5800/T110k、Express5800/T110k-S、iStorage NS100Tk 【対 応 O S 】 非依存 【対象 ユーザ 】 下記[アップデート対象ユーザ]参照 【ソフト種 別 】 BMCファームウェア 【作 成 方 法 】 ZIP圧縮形式 ================================================================================ 【ソフトの紹介】 この「Express5800/T110k、Express5800/T110k-S、iStorage NS100Tk BMC ファームウェアアップデートモジュール(以下「本ソフトウェア」といいます。)」は、 以下の機能サポートや改善に対応したBMCファームウェアです。 ・Shared LAN機能をサポート ・BIOS SETUPのLAN Controller機能をサポート ・メール通報機能をサポート ・マネージメント専用LANコネクタのSPEEDランプ表示をサポート ・CPU電力、GPGPU温度、HDDBP温度に基づいた冷却機能をサポート ・ESMPRO/ServerManager、Server Configuration Utilityからの電力制御機能をサポート ・Ezclct ViewerでのBMCイベントログ(SEL)のSeverity情報表示を改善 ・サーバ本体への通電やBMCリセット後にBMCイベントログ(SEL)のタイムスタンプが不正に なる場合がある件を改善 ・VR CPU IOUTセンサの異常がまれに誤検出されることがある件を改善 ・VR CPU VIN電圧センサの異常がまれに誤検出されることがある件を改善 ・BMC管理コンソールでのP_VBAT電圧センサの上限閾値表示を改善 ・BMC管理コンソールでのVR CPU Tempセンサの下限閾値表示を改善 ・N8181-152/153内蔵バッテリーをご使用の場合にバッテリー取り外しのBMCイベントログ (SEL)が誤って取得されることがある件を改善(ログの取得のみで運用には影響ありません) <注意> * システムBIOS F09以降を適用するには事前にBMCファームウェア1.12の適用が必要 です。 最新のシステムBIOSは以下よりダウンロードできます。 https://www.support.nec.co.jp/ListModuleDownload.aspx モデル名(T110k、T110k-SあるいはNS100Tk)で対象のシステムBIOSを検索して ください。 システムBIOSのバージョンの確認方法は、システムBIOSアップデートモジュールに 添付されている手順書に記載されています。 * CD/DVD媒体を使用してアップデートした場合、BMCのネットワーク設定等がクリア されます。 マネージメント専用LANをご利用の場合は3.2を参照しBMC管理コンソールを使用して アップデートしてください。 マネージメント専用LANをご利用でない場合は3.1を参照しCD/DVD媒体を使用して アップデートしてください。 * BMCのネットワーク設定を変更する場合は、設定変更後にBMCリセットを実施して ください。Server Configuration UtilityやBMC 管理コンソールを使用して BMCのネットワーク設定を変更した場合はBMCリセット後装置の電源オフを実施 してください。 * IPMI over LAN機能にはIPMI 2.0仕様におけるパスワードハッシュを取得される 既知の脆弱性(CVE-2013-4786)が存在します。 この問題を完全に解決するためにはIPMI over LANを無効化してください。 BMC管理コンソールの[設定]-[IPMIインターフェース]で[IPMI Over LAN]で 無効化することができます。 ESMPRO/ServerManagerをご利用の場合等、IPMI over LANを無効化できない場合は、 リスクを軽減させるために以下を行うことを推奨します。 - IPMI over LANを使用する場合、BMC管理コンソールへのアクセスを制限し、 分離したマネージメントLAN/VLAN、アクセス制御リスト(ACL)またはVPNを使用 してください。 - 最新のBMCファームウェアを適用してください。 - システム、ネットワーク上のパスワード管理において最善な方策をとって ください。強固なパスワードを使用してください。 * アップデート操作を誤ると本体装置が起動しなくなる等の障害が発生することが あります。 本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってください。 また、アップデート中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等) により対象装置が誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器 が損傷し正常動作しなくなります。 このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注 意ください。 * 仮想メディア機能(*)を使用して、本ソフトウェアのアップデートを行うことは できませんのでご注意ください。 (*)オプションのリモートマネージメント拡張ライセンス[N8115-32]が必要 【アップデート対象ユーザ】 下記機種で、対象となるソフトウェアリビジョンをお使いのお客様。 ・対象となる機種 Express5800/T110k、Express5800/T110k-S、iStorage NS100Tk BMC Firmware Revision: 01.05, 01.06, 01.07, 1.09 注) 上記リビジョンより新しいリビジョンが適用されている場合は、本アップ デートモジュールと同等の機能が既に適用されているため、本アップデー トを実施する必要はありません。 --- リビジョン確認方法 --- 以下のいずれかの方法で、対象機種のリビジョンを必ず確認してください。 * アップデート対象装置にて確認する場合 * アップデート対象装置の電源を入れ、ディスプレイ画面にPOST(Power On Self- Test)の実行内容が表示され始めましたら、画面下に、 『Press SETUP』というメッセージが表示されますので、 メッセージに従いキーを押下します。 BIOS SETUP画面が表示されますので、[Server Mgmt]画面でBMC Firmware Revision を確認ください。 * リモート環境から確認する場合 * リモート環境にESMPRO/ServerManager Ver.6 または Ver.7をインストールして ご使用されている場合、まず、確認されたいアップデート対象装置が管理登録 済みであることを確認します。 さらに、リビジョン確認されたいサーバ名を選択し、 [リモート制御] ⇒ [IPMI 情報] を選択してください。 ・BMCファームウェアのリビジョンの確認 [コントローラ情報] ⇒ [Basbrd Mgmt Ctlr] を選択し、「ファームウェアの リビジョン」 について、ご確認ください。 リモート環境においてBMC管理コンソールをご使用されている場合、[メンテナンス] を選択してください。 ・BMCファームウェアのリビジョンの確認 [メンテナンス] を選択し、「ファームウェア情報」をご確認ください。 ================================================================================ ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。 本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないで ください。 本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただいたものと します。 【ソフトウェアのご使用条件】 日本電気株式会社(以下「弊社」といいます)は、本使用条件とともに提供する ソフトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます)を日本国内で使用する 権利を下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものと します。お客様が期待する効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラムの 導入、使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。 1.期間 (1)本使用条件は、お客様が許諾プログラムをお受け取りになった日に発効します。 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつでも 本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反したときは、いつでも許諾 プログラムの使用権を終了させることができるものとします。 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続 します。 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合は、本使用条件に基づくお客様のその他の 権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後 直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物を破棄するものとします。 2.使用権 (1)お客様は、お客様がお持ちの製品のうち、弊社が別途指定する「対象機種」において のみ許諾プログラムを使用できます。 (2)許諾プログラムは、コンピューターの一時メモリ(例えば、RAM)にロードされ、または 固定メモリ(例えばハードディスク、その他の記憶装置)にインストールされたときに、 当該コンピューターにおいて使用されたものとします。 (3)お客様は、前項に定める条件に従い、日本国内においてのみ許諾プログラムを使用 できます。 3.著作権その他の知的財産権 許諾プログラムに係る著作権その他の知的財産権は、弊社または許諾プログラムの 著作権その他の知的財産権を保有する第三者に帰属し、許諾プログラムは、日本国、 アメリカ合衆国その他適用のある国の法律により保護されます。 4.許諾プログラムの複製、改変および結合 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製できます。 ただし、許諾プログラムを固定メモリ(例えばハードディスク)にインストールした 場合、お客様は許諾プログラムを複製できません。この場合、お客様は、許諾 プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目的でのみ保管できます。 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている 著作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、 改変、結合、書籍雑誌への転載、ネットワークへの公開、およびその他の処分をする ことはできません。 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等 の関連資料を複製、書籍雑誌への転載、およびネットワークへの公開はできません。 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものでは ありません。 5.許諾プログラムの移転等 お客様は、許諾プログラムまたはその使用権を第三者に対して再使用許諾、譲渡、移転 その他の処分をすることはできません。 6.逆コンパイル等 お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニアリング、逆コンパイルまたは 逆アセンブルすることはできません。 7.保証の期限 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関し 発生する問題は、お客様の責任および費用負担をもって処理するものとします。 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤りを修正したときは、弊社は、 自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムまたは修正のためのプログラム (以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます)、または、かかる修正 に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。お客様に提供した 修正プログラムは許諾プログラムとみなします。 8.責任の制限 弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます)、および第三者からお客様に 対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任を負いません。 9.その他 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物を日本国から 輸出してはなりません。 (2)お客様は、弊社が許諾プログラムの使用に関する監査を実施し、必要に応じて許諾 プログラムの提供元へその情報を提供することに同意するものとします。 (3)お客様がアメリカ合衆国政府との契約、またはアメリカ合衆国政府向けの下請契約の 履行目的で許諾プログラムを使用する場合、お客様は、FAR 12.211および12.212に 従って、商用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアドキュメント、 および商用製品の技術データが本使用条件に基づき使用許諾されるものとします。 (4)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決する ものとします。 (5)許諾プログラム内にソフトウェアライセンスに関して記述したファイル(以下、 ライセンスファイルといいます)が存在する場合、ライセンスファイル内で指定された ファイルについては、上記に記載した内容に関わらず、ライセンスファイル内の条項に 従うものとします。 ================================================================================ BMCファームウェアアップデート手順 ================================================================================ 以下の手順で、BMCファームウェアのアップデートを行ってください。 (1) 本モジュールをハードディスクの適当な場所にダウンロードします。 (2) ダウンロードしたzipファイルを適当な場所にすべて展開します。 フォルダの配下に、以下のファイルが解凍されます。 ・encrypted_TRT0112.ima_enc ・ExUpHash.xml ・ExUpInfo.xml ・README_EN.txt ・README_JP.txt ・updatetool.iso ・license_en.txt ・license_ja.txt (3) 手順書 (README_JP.txt)に従って、BMCファームウェアのアップデートを 行ってください。 ================================================================================ 【改版履歴】 2022/3/25 BMC Firmware Revision 01.12 ・Shared LAN機能をサポート ・BIOS SETUPのLAN Controller機能をサポート ・メール通報機能をサポート ・マネージメント専用LANコネクタのSPEEDランプ表示をサポート ・CPU電力、GPGPU温度、HDDBP温度に基づいた冷却機能をサポート ・ESMPRO/ServerManager、Server Configuration Utilityからの電力制御機能をサポート ・EzClct ViewerでのBMCイベントログ(SEL)のSeverity情報表示を改善 ・サーバ本体への通電やBMCリセット後にBMCイベントログ(SEL)のタイムスタンプが不正に なる場合がある件を改善 ・VR CPU IOUTセンサの異常がまれに誤検出されることがある件を改善 ・VR CPU VIN電圧センサの異常がまれに誤検出されることがある件を改善 ・BMC管理コンソールでのP_VBAT電圧センサの上限閾値表示を改善 ・BMC管理コンソールでのVR CPU Tempセンサの下限閾値表示を改善 ・N8181-152/153内蔵バッテリーをご使用の場合にバッテリー取り外しのBMCイベントログ (SEL)が誤って取得されることがある件を改善(ログの取得のみで運用には影響ありません) 2022/2/24 BMC Firmware Revision 01.09 ・ファンが継続的に高速回転のままとなる問題を修正 ・N8181-178 Fixed電源用補助ファンで稀に低回転の警告ログが採られる問題を修正 2022/1/28 BMC Firmware Revision 01.07 ・P_VBAT電圧センサ(センサ番号1Dh)が誤検出により、警告/異常ログが登録される問題を 修正。 2022/1/7 BMC Firmware Revision 01.06 ・SNMP通報機能をサポート ・高温環境対応オプションをサポート ・NTPによる時刻同期をサポート ・BMC管理コンソールのSerial Over LAN(SOL)をFirefox以外のブラウザで起動した 場合にキーボード入力できない現象を改善 ・OS再起動やシステムリセット時に電源ONを示すイベントが登録される現象を改善 ・CPU/PCH温度異常時にステータスランプ1とステータスランプ2が交互に点灯する現象を 改善 ・BMC管理コンソールのシステムインベントリ表示、設定表示を改善 ・BMC管理コンソールのセンサ表示を改善 ・P_VCC_CPUとVR CPU IOUTセンサをサポート ================================================================================ 【商標および著作権】 本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。 ESMPRO は日本電気株式会社の登録商標です。 Linux は Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 本ソフトウェアは、GNU General Public License または GNU Lesser General Public License に基づき、許諾されるソフトウェア等を使用しています。 Microsoft、Windows、Windows Server は、米国Microsoft Corporation の米国及び その他の国における登録商標または商標です。 その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2021