AFT/ALBモード
モード設定
動作モードの設定をおこないます。
※AFT/ALBモード設定画面はスタンドアロン構成時のみ表示されます。
- 標準(AFT/ALBなし)
- 標準のモードです。初期導入直後はデフォルトとして本モードが選択されています。
- AFTモード
- 動作モードを「AFTモード」に変更します(AFTについては後述参照)。
- ALBモード
- 動作モードを「ALBモード」に変更します(ALBについては後述参照)。
AFT(Adapter Fault Tolerance)モード
AFTモードでは、1枚目のLANボード(eth0)と2枚目のLANボード(eth1)を仮想的に1つのアダプタ(vad)として機能させることにより、プライマリボード(1枚目のLANボード)が故障した場合、即座にバックアップボード(2枚目のLANボード)に切り替え運用を継続させることができます(プライマリボードのIPアドレス及びMACアドレスをバックアップボードが継承)。
※AFTモードの場合、接続するネットワーク集線機器は、リピータ・ハブ、スイッチング・ハブのどちらでも可。
ALB(Adaptive Load Balancing)モード
ALBモードでは、1枚目のLANボード(eth0)と2枚目のLANボード(eth1)を仮想的に1つのアダプタ(vad)として機能させることにより、各ボードの単位時間あたりの送信量をもとに送信量の少ないボードにセッションを割り当て、サーバからの送信スループットを向上させることができます(受信するボードはプライマリのみ)。
※ALBモードの場合、スイッチング・ハブにのみ接続可。
関連項目