エイリアスの追加/編集

エイリアスの追加/編集

エイリアス名
エイリアスメンバと対応付けるエイリアス名を指定します。
エイリアス名は大文字と小文字とが区別されません。また先頭が英数字で始まる半角英数字(半角記号のハイフン、ピリオド、アンダーバーを含む)で指定してください。エイリアス名にアンダーバー(_)を使用する場合は、アンダーバー以降にドメイン名と重複する文字列を使用してはいけません。エイリアス名の長さは、エイリアス名の長さとドメイン名の長さとをあわせて 254 バイト以内です。ただしお使いのドメインによってはエイリアス名単独の長さが 254 バイトまで可能な場合もあります。

include 指定
include 機能の使用可否を選択します。[エイリアスメンバ] で説明したバイト数以上のエイリアスメンバが必要となるような、大規模なエイリアスの場合、また " でエイリアスメンバを囲むような特殊文字を指定したい場合、ここをチェックしてください。
発信者アドレスのエイリアスを指定する場合は、必ず使用可を選択してください。
エイリアスの追加時に使用可を選択しなかった場合は、追加後の編集で include 機能を使用可に変更することはできませんので注意してください。

発信者アドレスのエイリアス
発信者アドレスのエイリアス名を指定します。メールの送受信時に発生したエラーメールの送信先となります。
include 機能使用可を選択した場合のみ、設定が可能です。
チェックは一切行われませんので、発信者アドレスのエイリアスとして、存在しないユーザ名やメールアドレスを指定しないよう注意してください。

エイリアスメンバ
エイリアスと対応付けるエイリアスメンバを、メールアドレスで指定します。
指定したメールアドレスの先頭と末尾の空白はサプレスされます。指定できるのはメールアドレスのみであり、他の形式(includeやプログラム指定形式など) は指定できません。また include 機能の使用可否により、指定方法が異なります。
include 機能を使用しない場合
指定したメールアドレスに対して簡単な文字列チェックが行われます(使用可能な文字かどうかのチェックです。メールアドレスが存在するかどうかのチェックではありませんので注意してください)。複数指定時は、カンマ、改行のいずれかで区切ってください。メールアドレスそのものにカンマを含めたい場合は、必ず include 機能を使用してください(" で囲んでもカンマは強制的に区切り文字とみなされます)。メールアドレスに特殊文字が含まれる場合も include 機能を使用することを推奨しますが、" や <> で囲むことで指定可能な場合もあります。エイリアスメンバ長は、エイリアス名とエイリアスメンバ長とエイリアスメンバの区切り(2バイト換算)とを合計して 8000 バイトまで指定できます。
※""user@domain""のように、先頭、末尾以外に(")や、(<>)を使用する場合、先頭、末尾の(")や、(<>)の内部をチェックします。従って、この場合、"user@domain"のチェックとなり、設定出来ません。この様なメールアドレスを設定する場合、include 機能を使用して下さい。
include 機能を使用する場合
指定したメールアドレスに対するチェックは一切行われませんので、利用者側で注意してください。複数指定時は、改行にて区切って下さい(1メールアドレスを1行で指定します)。メールアドレスにカンマや特殊文字を含めたい場合は、" または <> で囲んで指定します。エイリアスメンバ長は、ManagementConsole の制限はなく、ブラウザの上限まで入力することができます。そのため include 機能は、大規模なエイリアスを登録したいとき、特殊文字を含んだメールアドレスを指定したい場合などに便利です。

たとえば a,b@mydomain.com をエイリアスメンバに含めたい場合、そのままでは a と b@mydomain.com とのふたつのメールアドレスと認識されてしまいます。これを防ぐためには include機能を使用した上で " で囲み、"a,b"@mydomain.com と指定してください。
なおエイリアスメンバとして、ユーザ名のみ(メールアドレスのドメイン名を省略)を指定すると、実ドメインユーザとみなされます。間違いを避けるため、できるだけドメイン部を付加したメールアドレスを設定してください。

関連項目