ネームサーバ(named)
ネームサーバ
ネームサーバ(named)を起動するための設定を行います。
ネームサーバ(named)は、ホスト名とIPアドレスを対応させるシステムで、各ネームサーバが協調して動作する分散型データベースです。
IPアドレスをもとにホスト名を求めたり、ホスト名からIPアドレスを求めたりすることができます。
管理対象Zone一覧
既に設定されているこのサーバが管理するZone、およびそのデータベースタイプの一覧です。
正引き、逆引き、ともにここに表示されます。
Zoneの追加
Zoneを追加するには追加ボタンを押してください。
正引き、逆引き共に追加する場合はここで設定します。
ファイル名を指定して追加することもできます。
指定しなかった場合、自動的にZoneファイルが作成されます。
通常、指定する必要はありません。
Zoneの編集
そのZoneに設定されているレコードの一覧、及びZoneファイルの編集を行います。
Zoneの削除
Named.confからそのZoneの設定を削除します。
また、そのZoneのZoneファイルも削除します。
プロパティ設定
各Zoneに対してmaster/slaveの設定変更、allow-query,allow-transferの設定及び、その他のOptionの設定を行います。
また、ファイル名の変更も行えます。
Option設定
このサーバが管理するすべてのZoneに対するOptionの設定ができます。
(named.confのOptionsの設定を記述できます。)
named.conf編集
named.confの内容を確認することができます。
また、named.confの内容を直接編集したい場合に、編集することができます。
注意事項
- hintファイル、ローカルホストのファイル(0.0.127.in-addr.arpa)は通常、削除することはないので削除ボタンは表示されません。
- ファイアウォールの内側にて外部と通信するものは、ファイアウォールを越えて外部のDNSサーバに問い合わせを行います。
その場合問い合わせに失敗することがあります。BIND8では、問い合わせ時の自側ポート番号が固定ではなくanyで取られるため、ファイアウォールでブロックされてしまうからです。
このような場合、Option設定から
- query-source address * port 53
の設定を行います。
関連項目