バックアップ/リストア
バックアップの概要
バックアップとは、何らかの原因でファイルが消去されたりした場合のために、ファイルを退避しておくことを言います。
バックアップ方法の設定やバックアップの実行、バックアップされたファイルの一覧の表示やリストアを行うことができます。
バックアップ/リストアは、サービスを停止せずに行われます。必要に応じて、当機能実行前に各サービスを停止してください。
なおメールに関するバックアップ/リストアについては、ユーザ単位に排他がかけられますので、メールサーバを停止する必要はありません。
バックアップ/リストア一覧
バックアップ/リストアの設定項目の一覧です。ここから設定項目の編集を行います。
[システム全ファイル(ユーザ環境復旧)]は、システム、各種サーバの設定ファイル、ユーザのホームディレクトリ、メールスプール、メーリングリストの全項目をバックアップ/リストアします。
これは、問題が発生した場合(たとえば OS 障害)などに、再度元の環境を復旧するために使用します。
環境を復旧する場合、クリアインストールしたマシンに対してリストアしてください。またクリアインストールしたマシンのホスト名、IPアドレスなどは、復旧前と全く同じ名前で設定しておく必要があります。
バックアップ
バックアップを実行します。バックアップの編集の [即実行] ボタンと同じ機能です。
編集
バックアップの編集画面を表示します。
リストア
リストア画面を表示します。
注意事項
バックアップ実行中(ファイル転送も含む)に中断を行った場合、対象世代のバックアップファイルはバックアップ先(ローカルディスク上/Windowsマシン上)に作成されませんので既に存在する世代のバックアップファイルは削除されますので注意してください。
バックアップ実行中のエラーレベルによっては対象バックアップファイルは作成されませんので注意してください。
WARNINGレベル
バックアップファイル作成中に異常(ターゲットとなるディレクトリが存在しないなど)発生時、
バックアップファイルはエラーとなったターゲット(ディレクトリやファイル)を除いて作成されます。
FATALレベル
バックアップ実行中にWARNINGレベル以外の異常発生時、バックアップファイルは作成されません。
関連項目