Zoneプロパティ

Zoneプロパティ

masterとslaveの切り替え、allow-query、allow-transfer等の Optionの設定が行えます。

masterとslaveの切り替え

masterからslaveに切り替えるとmasterの時に設定したZoneファイルは削除されます。 slaveからmasterに切り替えた際にはZoneファイルは削除されません。
また、slaveとして設定する場合には必ずmastersの指定もしてください。 masterサーバとして設定する時には必要ありません。 入力の際にはIPアドレスの最後に";"(セミコロン)が必要です。 ";"(セミコロン)をデリミッタとして複数設定することもできます。

例)10.0.0.1と10.0.0.2の二つのDNSサーバをmasterとするslaveサーバを設定するとき
Zoneプロパティ
Zoneタイプmasterslave
masters:

allow-queryの設定

このZoneについて問い合わせを出せるサーバ・クライアントを制限します。
IPアドレスの最後には";"(セミコロン)を付けてください。
この項目はIPプレフィクスを使用した記述もできます。
また、";"(セミコロン)をデリミッタとして複数設定することもできます。

例)192.168.0.1のホストからのみ問い合わせを受け付ける設定
Zoneプロパティ
allow-query:

allow-transferの設定

このZoneについてのZone転送を制限できます。
IPアドレスの最後には";"(セミコロン)を付けてください。
この項目は、IPプレフィクスを使用した記述もできます。
また、";"(セミコロン)をデリミッタとして複数設定することもできます。

例)slaveサーバでZone転送を一切許さないとき
Zoneプロパティ
allow-transfer:

その他のOption設定:

allow-query、allow-transfer以外の設定を設定したいときにここに記述してください。
各設定の最後には";"(セミコロン)を付けてください。
";"(セミコロン)をデリミッタとして複数設定することもできます。

ファイル名の変更

ファイル名の変更をしたい場合は、変更したいファイル名を入力してください。
通常、ファイル名の変更は必要ありません。

IPプレフィクス

ネットマスクが255.0.0.0 のネットワーク 15.0.0.0 は 15/8 という表記もできます。
255.255.255.192 192.168.1.192 は 192.168.1.192/26
255.255.255.0 10.8.45.0 は 10.8.45.0/24
255.255.0.0 10.8.0.0 は 10.8/16 or 10.8.0/16 or 10.8.0.0/16
となります。
ホスト部がall 0の値を / の左に書かないといけません。
例えば、10.8.45.23/24 は 不正な記述で無効になります。