レポート内容の表示

レポート内容表示

編集レポートを表示します。前画面で指定したレポートレベルに応じて、表示内容が変わります。編集レポートの中で重要となる項目について、以下に示しています。

レポートレベル0

レポートレベル0の読み方は、以下の通りとなります。
V:
新たに監視対象に追加されたファイル数、監視対象から外れたファイル数+違反があったファイル数の合計が表示されます。A+R+Cの値となります。
A:
新たに監視対象として追加されたファイル数を表示します。監視対象のディレクトリに対し、新たにファイルが作成された場合などが該当します。
R:
監視対象から外れたファイル数を表示します。監視対象のディレクトリから削除または別の場所へ移動された場合などが該当します。
C:
監視項目に違反があったファイル数を表示します。

レポートレベル1

レポートレベル1の読み方は、以下の通りとなります。(違反がない場合、Note: Report is not encrypted と表示される場合があります)
Added:
新たに監視対象として追加されたファイルをパス情報付きで表示します。監視対象のディレクトリに対し、新たにファイルが作成された場合などが該当します。
Removed:
監視対象から外れたファイルをパス情報付きで表示します。監視対象のディレクトリに対し、新たにファイルが作成された場合などが該当します。
Modified:
監視項目に違反があったファイルをパス情報付きで表示します。

レポートレベル2

レポートレベル2の場合、レポートレベル1の内容に加えて以下の情報が追加されます。
Total objects scanned:
【整合性チェック】でチェックしたファイル数を表示します。
Total violations found:
Added,Removed,Modified の合計値を表示します。
Rule Name: ドメイン名
どのドメインに所属するファイルかを知ることができます。

レポートレベル3

レポートレベル3の場合、レポートレベル2の内容に加えて以下の情報が追加されます。
違反があった対象ファイルの違反項目表示
変更があった監視項目について、データベースの値とチェックの際に取得した値を表示します。

レポートレベル4

レポートレベル4の場合、レポートレベル3の内容に加えて以下の情報が追加されます。
違反があった対象ファイルに設定されている全ての監視項目表示
設定されている監視項目全てについて、データベースの値とチェックの際に取得した値を表示します。

注意事項

【レポート作成時間】と、レポート内の【Report created on】の時間は一致しません。これは、前者がレポートファイルの作成完了時間を表し、後者がレポートファイルの作成開始時間を表すためです。よって、時間の差分をとることで、【整合性チェック】に要した時間を求めることができます。
【整合性チェック】は負荷の高い作業ですので、システムの性能ダウンを引き起こす可能性があります。【ポリシー設定】を変更して、負荷の改善を図るようにしてください。例えば、ハッシュを指定している場合は、比較的負荷の低い「CRC-32」を使用したり、重要でないファイルを監視対象から外すといった方法があります。

関連項目