分散ノード情報の変更の説明



サーバ種別

運用系か待機系かを選択します。
待機系を選択した場合は、残り何台になったら運用系に遷移するかの台数を指定します。


クライアントのIPアドレス

グループの設定において分散ノード固定化のクライアントIPアドレスによる固定化方式を選択した場合のみ追加、削除できます。
分散ノードが処理するクライアントのソースIPアドレスを指定します。


URL

グループの設定においてWebサーバ固定化のURLによる固定化方式を選択した場合のみ追加、削除できます。
分散ノードが処理するURLを指定します。URL指定方法には、URL、ディレクトリ、拡張子があります。


ウェイト値

グループ設定において分散方式の「重み付けラウンドロビン」または「重み付け最小コネクション」を選択した場合のみ設定できます。
なお、CPU負荷による動的重み付けを選択した場合は、設定は自動で行なわれますので設定できません。

分散ノードの重み付け(ウェイト値)を設定します。
設定値は、1〜65535までの範囲で設定できます。
値の大きいものほど分散の優先度が高くなります。

参考:ウェイト値は全分散ノードと当該分散ノードに割り当てるウェイト比率として設定すると分散の目安となります。

例: 例えば3台の Webサーバへの分散において、それぞれのマシンのCPUクロックが、400MHz, 600MHz, 800MHzの場合、単純にCPUパワーの差を処理能力とすると、ウェイト値は 4:6:8という設定で800MHzのマシンが一番優先度の高い分散となります。

ヘルスチェック

分散ノードの死活監視を行なう方式を選択してください。
  Ping 分散ノードにICMP_ECHO_REQUESTを送り、ICMP_ECHO_REPLYが返るかをチェックします。
 
  TCP Port 設定したポート番号でTCPのコネクション確立が可能かをチェックします。
 
  URL 設定したURLにGETリクエストを送りそのレスポンスが正常(Status 200)かをチェックします。
  この場合のGETリクエストを行なうポート番号は80を使用します。

分散ノードのダウン検出は、選択されている方式のうちどれか一つでも応答がない場合ダウンとします。

ヘルスチェックの間隔とダウンを検出する回数、および、URLヘルスチェックのタイムアウトに関する動作は、
LoadBalancerの基本設定にて設定変更可能です。



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