LoadBalancer基本設定項目の説明



ログ採取期間

LoadBalancerの内部ログを採取する量を日単位で設定します。
デフォルトは1日です。

ログはファイルに採取します。採取量を1日とした場合、ログは24時間経過した時点でファイルの始めから採取されます。
ログのサイズは状況により変化します。


ヘルスチェック(LoadBalancer)

コーディネータ - バックアップコーディネータ間の死活監視およびコーディネータが分散ノードとの情報交換を行なう間隔とフェイルオーバーを開始するまでの試行回数を設定できます。間隔は1〜300秒、回数は1〜3まで設定できます。デフォルトは間隔:10秒、回数:2回です。


ヘルスチェック(分散ノード)

LoadBalancerが分散ノードを監視する間隔とダウンを検出するまでの試行回数を設定できます。間隔は1〜300秒、回数は1〜3まで設定できます。デフォルトは間隔:10秒、回数:2回です。


CPU負荷による重み付けの変更間隔

分散ノードのCPU負荷情報をコーディネータが取得する間隔を1〜120秒で設定できます。デフォルトは2秒です。


モニタ更新間隔

モニタで採取するデータの更新間隔を1〜10秒で設定します。デフォルトは2秒です。


HTTPヘルスチェック

HTTPヘルスチェックに関する詳細設定です。

タイムアウト値 HTTPポート接続、および、HTTP GET要求の応答待ち時間です。デフォルトは1秒で、 1秒〜60秒まで設定できます。
HTTPレベルの無応答は分散ノードダウンとする HTTPポート(TCP80番)の接続タイムアウトは無条件に分散ノードダウン要因となりますが、 HTTPポート接続後のHTTP GET要求タイムアウトが分散ノードのダウン要因にするかどうかのフラグになります。 デフォルトはチェックなしで、HTTP GET要求のタイムアウトはダウンにしません。


ログレベル

コーディネータで採取するログ情報のレベルを設定します。ログは、障害時の解析データとして利用します。
レベル0 起動、停止、分散ノードダウン、フェ-ルオーバーなど基本的なイベントを採取します。
レベル1 レベル0に加えリトライ等の詳細の情報を採取します。
レベル2 レベル1に加えモジュールの内部エラー等の情報を採取します。障害時等に解析のため一時的に使用します。通常は設定しないでください。
レベル3 LoadBalacerモジュールの動作等の詳細な情報を採取します。障害時等に解析のため一時的に使用します。通常は設定しないでください。
  この設定を行なうとCPU負荷が高くなりレスポンスが劣化する場合がありますので通常は設定しないでください。


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