LoadBalancer基本設定項目の説明



ログ採取期間

LoadBalancerの内部ログを採取期間を日単位で設定します。
デフォルトは1日です。

ログはファイルに採取します。採取期間を1日とした場合、ログは24時間経過した時点でファイルの始めから採取されます。
ログのサイズは状況により変化します。


ヘルスチェック(LoadBalancer)

コーディネータ - バックアップコーディネータ間の死活監視間隔とフェイルオーバーを開始するまでの試行回数を設定できます。
間隔は1〜 300秒、回数は1〜 10まで設定できます。
デフォルトは間隔:2秒、回数:5回です。
またこの間隔は、バックアップコーディネータが前のハートビート信号を受信してから、次の信号が送られてくるまで待つ時間も兼ねています。

例えば、デフォルト設定の場合、バックアップコーディネータは2秒間隔で送られてくるはずのコーディネータからのハートビートが連続5回分確認できなかった場合に、コーディネータがダウンしたと判定し、フェイルオーバー(コーディネータに昇格)します。
なお、バックアップコーディネータは、コーディネータからの信号が期待される時刻から、死活監視間隔の間はコーディネータからの信号を待ち続け、それでも信号が送られてこなかった場合にハートビート信号喪失のカウントを始めます。
そのため、ダウン判定までの時間は最短で10秒、最長で12秒ということになります。

なお、コーディネータが分散ノードモジュールとの情報交換を行なう間隔もこの設定に同期します。

※フェイルオーバーが発生してバックアップコーディネータ側で負荷分散を行なっている最中に、コーディネータからのハートビート信号が復活した場合は、本設定項目内の間隔・回数に関係なく、直ちにフェイルバックを行ないます。


ヘルスチェック(分散ノード)

LoadBalancerが分散ノードを監視する間隔とダウンを検出するまでの試行回数を設定できます。
間隔は1〜 300秒、回数は1〜 3まで設定できます。
デフォルトは間隔:10秒、回数:2回です。
例えば、デフォルト設定の場合、LoadBalancerは10秒間隔で分散ノードへヘルスチェックを行い、2回連続で失敗した場合に分散ノードをダウンと判定します。
ダウン判定までの時間は最短で10秒、最長で20秒ということになります。
また、ヘルスチェックとしては、Ping、TCP Port、httpが利用可能です。詳細は分散ノードの設定画面をご覧ください。

※なお、ダウン判定となっている分散ノードに対しても、ヘルスチェック信号の送信は随時行なわれており、分散ノードからの応答があった場合には、
  本設定項目内の間隔・回数に関係なく、直ちに分散ノードがアクティブであるとみなし、負荷分散対象に追加されます。

※分散ノードのダウン検出は、選択されている方式のうちどれか一つでも応答がない場合ダウンとします。

□シングルアーム構成時、バックアップコーディネータ側でも分散ノードへのヘルスチェックを行う
  通常はコーディネータのみで行っている分散ノードへのヘルスチェックをバックアップコーディネータでも行います。
  また、コーディネータ(稼動系)側で、LANケーブル、またはネットワーク経路の機器に異常等が発生したことにより、分散ノードがダウン判定された場合に、
  コーディネータ(稼動系)とバックアップコーディネータ(待機系)とで可用性の比較を行います。
  上記の比較を行った結果、バックアップコーディネータ(待機系)の方が可用性が高いと判断された場合は、フェイルオーバします。


CPU負荷による重み付けの変更間隔

分散ノードのCPU負荷情報をコーディネータが取得する間隔を1〜 120秒で設定できます。デフォルトは2秒です。


モニタ更新間隔

モニタで採取するデータの更新間隔を1〜 10秒で設定します。デフォルトは2秒です。


ヘルスチェックタイムアウト

分散ノードへのヘルスチェックタイムアウトに関する詳細設定です。

タイムアウト値 対象サーバへのヘルスチェック要求の応答待ち時間です。
デフォルトは1秒です。1秒〜 60秒の間で設定できます。
HTTPレベルの無応答は分散ノードダウンとする HTTPレベルの無応答は分散ノードダウンとするとは、HTTP GET要求に正常ステータス以外を受信した場合に対象サーバをダウンとします。
本設定は、HTTP GET要求がタイムアウト(HTTP無応答)した場合に対象サーバをダウンとするかどうかを設定します。
チェックしない場合、タイムアウト時のダウン判定は無効となります。


HA/JVMSaver

分散ノードにHA/JVMSaverが導入されている場合に、HA/JVMSaverと連携して分散ノードのJavaVM、JavaAPのリソース使用状況、稼働状況をチェックします。
本項目をONにすることで、[分散ノード情報の設定]画面でHA/JVMSaverのヘルスチェックを選択できるようになり、分散ノードのHA/JVMSaverに対するヘルスチェックを行なう事ができます。

監視対象、および詳細な設定についてはJVMSaver側のドキュメントを参照ください。


TCP無通信タイムアウト時間

TCPセッションレベルでクライアントからパケット(ACKも含む)が送信されず、無通信状態になった場合のタイムアウト値を設定します。
この設定時間の間無通信だった場合、LBはそのセッションに対する情報を破棄します。
その後、クライアントからアクセスしたとしても無応答状態になります。
デフォルトの設定以上に無通信になる可能性があるクライアント(画面入力待ちが長く、その間、全くパケットを送信しない端末等)からのアクセスを負荷分散する場合などに変更を行います。
デフォルトは900秒です。1秒〜 3600秒の間で設定できます。
なお、タイムアウト値をあまりにも大きくしますと、LBの保持するセッションが大量になり負荷がかかるため、環境によっては問題が発生する可能性があります。
デフォルト値より大きくする場合は必要最低限の設定にするようお願いします。
本値は、L4負荷分散/L7負荷分散において共通の値として使用されます。


TCP-FINコネクション情報保持時間

クライアントよりFINが送信された後でも、サーバ側がパケットを送信し続ける場合、セッション情報を保持する必要があります。その場合に保持する時間です。
通常はデフォルトの設定以上にする必要はありません。
デフォルトは120秒です。
1秒〜 3600秒の間で設定できます。


UDP情報保持時間

LBがUDPの負荷分散をしている場合に管理している情報を保持する時間です。
この情報に従い、以前に転送したクライアントからのパケットを、同じ分散ノードに分散する動きとなります。
UDPの負荷分散をしている場合に分散先の分散ノードを長時間区別したい場合は設定時間を延長します。
通常はデフォルトの設定以上にする必要ありません。
デフォルトは300秒です。
1秒〜 3600秒の間で設定できます。


ログレベル

コーディネータで採取するログ情報のレベルを設定します。ログは、障害時の解析データとして利用します。
レベル1 起動、停止、分散ノードダウン、フェ-ルオーバーなど基本的なイベントと、エラー情報を採取します。
レベル2 レベル1に加え警告レベルの情報を採取します。
レベル3 レベル2に加えデバッグ情報を採取します。
障害時等に解析のため一時的に使用します。通常は設定しないでください。
  この設定を行なうとCPU負荷が高くなりレスポンスが劣化する場合がありますので通常は設定しないでください。


Copyright(C) NEC Corporation 2000-2012