グループ設定項目の説明



グループ名

負荷分散を行うグループとしてユニークな名称を設定してください。
文字は、アルファベット(A 〜 Z, a〜 z)、英数字(0〜 9)、記号( _ , - )を使用し63文字以内で記述します。


ノード自動認識

分散ノードモジュールをインストールしたノードを検出し、本グループに自動追加する機能を使用するかどうか設定して下さい。
本機能を使用する場合、自動認識した分散ノードに対してTCPポートのヘルスチェックを行うか指定できます。


仮想IPアドレス

負荷分散を行うグループに割り当てる仮想的なIPアドレスを設定してください。
クライアントからのアクセスはこの仮想IPで行われます。
DNSを利用する場合はDNSサーバにこの仮想IPアドレスに対応するドメイン名の設定が必要です。


プロトコル

負荷分散を行う通信プロトコルを選択してください。


ポート番号

負荷分散を行うIP通信のポート番号を設定してください。
以下のSingle, Range, All, Multiからひとつを選びます。
Single 単一ポートへのアクセスの場合に選択し、そのポート番号を設定します。
 
Range 使用するポート範囲を指定する場合に選択し、そのポート番号の範囲を 1024-2048 のように[ - ]で区切って設定します。
 
All すべてのポートを使用する場合に選択します。
 
Multi httpとhttps(SSL)のように複数のポートを同時に使用する場合に選択し、ポート番号を 80:433 のように[ : ]で区切って設定します。
  更に、80:443:1024-1500のようにポートのレンジ指定も同時に設定できます。
【注】Webサーバ固定化(L7スイッチ)を選択した場合は、Singleのみが選択できます。


分散方式

負荷分散の方式を選択してください。

  ラウンドロビン(rr) 分散先のサーバーを順番に選択して分散を行います。
 
  最小コネクション(lc) 分散先のサーバーで実行しているコネクションが一番少ないサーバに分散を行います。
 
  重み付けラウンドロビン(wrr) 分散ノードに重み付けを行い、その重み付けによるラウンドロビン分散を行います。
 
  重み付け最小コネクション(wlc) 分散ノードに重み付けを行い、その重み付けによる最小コネクション分散を行います。


CPU負荷による重み付け

分散ノードのCPU負荷状況により動的に重み付けを変更する場合、「する」を選択します。
なお、分散方式に[重み付けラウンドロビン(wrr)]または[重み付け最小コネクション(wlc)]の場合に選択可能になります。
分散ノードのCPU負荷情報採取のため、分散ノードに分散ノードモジュールを組み込む必要があります。

分散ノード固定化

クライアントが接続する分散ノードを固定したい場合には「する」を選択します。
リクエストしたクライアントのソースIPアドレスをLoadBalancerが識別して分散ノードを固定します。

SSLやCookieまたはftpのように、通信途中に分散ノードが切り替わると不具合が発生するプロトコルの負荷分散に使用します。

分散ノードの固定化で「する」を選択した場合は、その固定時間を120〜86400秒の間で設定する必要があります。
固定時間は、クライアントからアクセスが無くなってからクライアントと分散ノードのセッションを維持しておくための時間です。

ポート番号で 'Single'以外を選択した場合は、必ず分散ノード固定化が有効になります。

また、ポート番号が'Single'の場合においても、分散ノードの固定化とWebサーバの固定化は排他になります。
分散ノード固定化の方式には以下があります。


変換方式
-MAT(MAC Address Translation) 送信先IPアドレスはそのままで送信先MACアドレスを変換することにより、接続する分散ノードを選択し、分散ノードにパケットを送出します。
  分散ノードからのレスポンス(応答)はLoadBalancerを経由せずに、直接クライアントに返します。
 
-NAT(Network Address Translation) LoadBalancerの仮想IPアドレス宛のパケットであることを認識し、最適な分散ノードを選択した際にクライアントの送信元IPアドレスおよびポート番号はそのままで、送信先IPアドレスを変換してパケットを送出します。
  分散ノードからのレスポンス(応答)はLoadBalancerを経由し、クライアントに返します。

(注) NAT(Network Address Translation)を使用するには、オプションライセンスの購入が必要となります。
(注) 変換方式をMAT(MAC Address Translation)に設定した場合は、Microsoft Loopback Adapter(分散ノード側の事前設定)の組み込みが必要です。


固定化公式
-クライアント個別 クライアント毎で分散方式にしたがって固定化する分散ノードを決定します。
 
-クライアントIPアドレス 分散ノードに固定化するクライアントのソースIPアドレスを指定します。
  指定外クライアントからのリクエストは、分散グループ全体で分散され、いずれかで固定化されます。
  ソースIPアドレスが複数の分散ノードで重複する場合は、分散方式が適用されます。


Webサーバ固定化

Webサーバの負荷分散に特化した固定化を行う場合に「する」を選択します。
Webサーバ固定化では、クライアントのリクエスト内に含まれるHTTPプロトコル情報をLoadBalancerが識別して固定化します。

Webサーバ固定化で「する」を選択した場合は、その固定時間を0〜86400秒の間で設定することができます。
固定時間は、クライアントからアクセスが無くなってからクライアントとWebサーバのセッションを維持しておくための時間となります。
i-mode HTMLの場合は、時間設定はありません。

Cookie固定時間は、Webサーバ固定化方式でCookieを選択した時のみ使用でき、固定時間を300〜86400秒の間で設定することが出来ます。
サーバからクライアントに送信されたCookieを受け取ったクライアントが、そのサーバへ通信が固定化される時間となります。
Cookie固定時間は、クライアントからアクセスが無くなってから、設定した固定時間の間、セッションの維持を行ないます。
尚、Cookie固定化時間を超えてアクセスした場合、再度サーバからクライアントへCookieが送信されない限り、Cookieによる固定化は行なわれません。

ポート番号が'Single'の場合、Webサーバ固定化の選択ができ、分散ノード固定化と排他関係になります。
Webサーバ固定化には以下の固定化方式があります。

URL HTTPリクエストに含まれるURL情報により分散ノードを固定化します。固定化時間を0にした場合は、分散のみで固定化されません。
 
i-mode HTML iモードコンテンツに分散ノードに固有の情報を付加し、コンテンツのリンク先を表示する場合は固定化されます。
  この方式では、固定化時間に関係なく固定化されます。
 
クライアントタイプ HTTPリクエストに含まれるURL情報でiモード携帯端末とそれ以外(PCなど)を識別し、それぞれのコンテンツが格納されたサーバに分散され、固定化します。固定化時間を0にした場合は、分散のみで固定化されません。
 
Cookie HTTPリクエストに含まれるCookie情報を元に分散ノードを固定化します。クライアントがCookieを持っていない状態では、設定した固定化時間の間、分散ノードを固定化します。0にした場合は、分散のみで固定化されません。また、Cookie固定化時間は、クライアントがCookieを持った状態で、設定した固定化時間の間、分散ノードを固定化します。

(注) Cookie固定化を使用するには、オプションライセンスの購入が必要となります。



最大同時接続数は、1〜8000の間で設定することができます。
尚、本設定値は他の分散グループとの合計で28000以内で設定する必要があります。

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