環境構築


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負荷分散環境の構築手順

(1) 分散ノードの事前設定を行います。(「分散ノード側の事前設定」を参照してください。)
(2) 負荷分散を行うグループの追加設定を行います。
(3) 設定した負荷分散グループに所属させる分散ノードの追加設定を行います。


・構築例

  Webサーバ固定化のi-mode HTMLによる設定し、そのグループには分散ノードが2台ある構成例です。
  設定後の情報は以下のようになります。


基本となる負荷分散方式について

(1) ラウンドロビン(rr)
    分散ノードは全て対等として扱われ、クライアントからの要求を分散ノードに順番に割り当てます。
 
(2) 最小コネクション(lc)
    接続された要求数(TCPコネクション数)の最も少ない分散ノードに、クライアントからの要求を割り当てます。
 
(3) 重み付けラウンドロビン(wrr)
    クライアントからの要求を、分散ノードに割り当てた重み付けに応じて順番に割り当てます。
 
(4) 重み付け最小コネクション(wlc)
    接続された要求数(TCPコネクション数)と、分散ノードに割り当てた重み付けに応じて、次のクライアントからの要求を割り当てます。
 
一つの分散グループでいずれか一つの分散方式を選択します。
異なるグループでは異なる分散方式の選択が可能です。
(3)(4)の各分散方式において分散ノードのCPU負荷に応じた動的に重み付け選択可能です。


CPU負荷による動的重み付けついて

本LoadBalancerは、分散ノードのCPU負荷により動的に重み付けを自動更新する機能をサポートしています。
これを利用することにより、分散ノードで負荷の低い分散ノードに優先的に振り分けることができます。
分散ノードのCPU負荷情報採取のため、分散ノードに分散ノードモジュールを組み込む必要があります。


分散ノード固定化機能の利用について

要求元クライアントのIPアドレスによる固定化が行えます。
要求元クライアントのIPアドレスによる固定化には、さらに2つの設定方法があります。

クライアント個別
要求元クライアント(IPアドレス)単位に、LoadBalancerで分散ルールに従い分散ノードの固定化を行ないます。
分散ノードの決定は負荷分散方式に従います。

クライアントIP
分散ノードで受け付けるクライアントのIPアドレスを指定(個別と範囲指定があります)することにより、分散ノードの固定化を行ないます。

この機能を利用することにより、SSLやCookieなどクライアントからの接続の維持が必要な場合に活用することができます。クライアントとのコネクションが切断された後も、指定した維持時間内にアクセスが発生すると、同じサーバに振り分けられれます。

デフォルトのセッション維持時間は5分です。

SSLを利用する場合の設定は負荷分散グループの設定時にSSLポートおよびサーバ固定時間を設定することで機能します。
Cookieを利用する場合の設定は、httpの負荷分散グループの設定時にサーバ固定時間を設定することで機能します。

ftpの場合も同様に、ftpの負荷分散グループの設定時にサーバ固定時間を設定することで機能します。


Webサーバ固定化機能の利用について

本LoadBalancerではWebサーバを分散ノードとする場合に、4つタイプの固定化が行えます。

URL
分散ノード(webサーバ)において、受け付けるURLのパターンを設定することにより分散先を固定化することができます。
URLパターンの指定には、URL、ディレクトリ、拡張子の3つがあります。

i-mode HTML
iモード端末からリクエストを最初のリクエストで分散したノードに固定化する機能です。

クライアントタイプ
要求元のクライアントタイプがiモード端末かそれ以外(一般のPCなど)かにより分散先を固定化する機能です。

Cookie
分散ノードがCookieを使用している環境において、サーバからクライアントへCookieが送信された後から、固定化することができます。

分散ノードの待機系機能の利用について

LoadBalancerでは、分散ノードを待機系として設定することができます。
通常運用系として利用するノードと違い、通常は分散対象にはならない待機ノードです。
待機系の分散ノードは、設定時に運用系のノード数を設定し、運用系ノードの数が設定した数になると分散対象に加えられます。また、運用系ノードの数が設定した数より多くなると、待機系に戻ります。

分散ノードの切り離し/復旧について

メンテナンスが必要な分散ノードは以下の手順で切り離し/復旧が行えます。

メンテナンスが必要な分散ノードを[停止]させる。
分散ノードをメンテナンスする。
分散ノードを負荷分散環境に接続する。
該当の分散ノードを[再開]する。
   
(注) 分散ノードを再インストールする場合は、該当する分散ノードをグループから一旦[削除]し、再インストールが完了後分散ノードを負荷分散環境に接続した際、グループに分散ノードの[追加]を行なってください。


補足

詳細はそれぞれの設定・変更画面のヘルプを参照してください。


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