LoadBalancerの概要


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LoadBalancerの特長

MAT構成図
NAT構成図
LoadBalancerの構成図(MAT[MAC Address Translation])
LoadBalancerの構成図(NAT[Network Address Translation])


  変換方式
  - MAT(MAC Address Translation)
    送信先IPアドレスはそのままで送信元MACアドレスを変換することにより、接続する分散ノードを選択し、分散ノードにパケットを送出します。
    分散ノードからのレスポンス(応答)はLoadBalancerを経由せずに、直接クライアントに返します。
  - NAT(Network Address Translation)
    LoadBalancerの仮想IPアドレス宛のパケットであることを認識し、最適な分散ノードを選択した際にクライアントの送信元IPアドレスおよびポート番号はそのままで、送信先IPアドレスおよびポート番号を変換してパケットを送出します。
    分散ノードからのレスポンス(応答)はLoadBalancerを経由し、クライアントに返します。
 
    (注) NAT(Network Address Translation)を使用するには、オプションライセンスの購入が必要となります。
    (注) 変換方式をMAT(MAC Address Translation)に設定した場合は、Microsoft Loopback Adapter(分散ノード側の事前設定)の組み込みが必要です。
 
  ネットワーク負荷による分散機能
  分散ルールに応じて、分散ノードへのトラフィック(要求)を分散させます。
  - Round Robin(ラウンドロビン)
    分散ノードはすべて対等として扱われ、クライアントからの要求を分散ノードに順番に割り当てます。
  - Least Connection(最小コネクション)
      接続された要求数(TCPコネクション数)の最も少ない分散ノードに、次のクライアントからの要求を割り当てます。
  - 分散ノードの固定化
    クライアントのIPアドレスやポート番号により、分散先の分散ノードを固定化します。
 
  静的重み付けによる分散機能
  Webサーバの諸元(メモリ搭載量、動作AP数など)を考慮した各分散ノードへの重み付けにより分散させます。
 
  CPU負荷の分散機能
  分散ノードのCPU負荷に応じて、トラフィック(要求)を最適サーバへ分散させます。
  - Weighted Round Robin(CPU負荷に応じたラウンドロビン)
    クライアントからの要求をCPU負荷が最も少ない分散ノードに順番に割り当てます。
  - Weighted Least Connection(CPU負荷と最小コネクション)
      接続された要求数(TCPコネクション数)が最小、かつCPU負荷が最小の分散ノードに、次のクライアントからの要求を割り当てます。
 
 
  分散ノードの自動認識
    ネットワーク上の分散ノードを検出し、既存分散グループのメンバに自動追加します。
 
  分散ノードの動的追加・切り離し
    分散ノードの追加、停止→再起動、切り離しはLoadBalancerを停止させずに行うことができます。
    システムを停止させることなくメンテナンスが行なえるため、クライアントからの要求にいつでも対応できます。
    分散ノードを常に監視しているため、Webサーバ等に障害が起こった場合は、自動的に分散対象から切り離します。また分散ノードが復旧した場合は、自動的に分散ノードとして追加します。コーディネータ側での分散ノードの登録、削除の手続きは不要です。
 
  分散ノードの待機
    特定の分散ノードを待機状態(分散対象とならない)とし、その他の分散ノードがダウンした際に活性化します。
 
  LBシリーズの二重化
    LBシリーズを二重化することにより、コーディネータの障害発生時にはバックアップ側のLoadBalancerに自動で負荷分散制御を引き継ぐ(フェイルオーバー)ことができます。
    コーディネータ復旧後はフェイルバックが自動で行われるため、フェイルバックのためのオペレーションは必要ありません。
 
  監視・通報機能
    LoadBalancerのプロセス異常を監視し、設定により自動復旧を行なうことができます。また、LoadBalancerのファイル異常を監視し異常時は、自動復旧を行なうことができます。さらに、これらの異常内容や分散ノードダウン、フェイルオーバー発生等をE-mailで通報することができます。
 
  セッション維持機能
  - 時間指定によるセッション維持
  - ソースIPアドレスによるセッション維持
  - URLによるサーバ固定化
  - クライアントタイプによるサーバ固定化
  - iモード端末からのセッション維持
  - Cookieによるサーバ固定化
 
  モニタおよび統計情報の表示機能
    LoadBalancerの状態や接続数、データ量をWebブラウザで表示・確認できます。
 
  分散先の固定化機能
  分散先を固定化する2つのタイプの機能をサポートしています。
  要求元IPアドレスによる固定化機能(分散ノード固定化
  iモード、URLスイッチ、クライアントタイプ、Cookieによる分散ノードの固定化機能(Webサーバ固定化
 
 
  分散ノードの対応OS
  分散ノードとして、Windows 2000, Windows Server 2003, Windows 2008, Solaris8(SPARC版), その他Linux等のサーバーが利用が可能です。
 
  送信元IPアドレス通知機能
  Webサーバ固定化時、分散ノードへ送信されるHTTPリクエストに、LoadBalancerに直接リクエストを送信した送信元IPアドレスを「X-Forwarded-For」ヘッダとして付加することにより、分散ノードにて送信元IPアドレスを確認できます。
   
(例)
        GET / HTTP/1.1            GET / HTTP/1.1
        Accept:  */*          →  Accept:  */*
        Host: 192.168.0.100       Host: 192.168.0.100
                                         X-Forwarded-For: 192.168.0.1
 
LoadBalancerに直接リクエストを送信した送信元IPアドレスは、最も下段のX-Forwarded-Forヘッダの、最も右側に付加されます。
 


留意事項

CPU負荷の分散機能、分散ノードの自動認識を使用する場合は、分散ノードモジュール組み込みが必要です。
WebブラウザはMicrosoft Internet Explorer 6.0 以降を推奨します。
Windows XP/2003以降の製品にはMicrosoft VMが提供されないため、LoadBalancerモニタを正常に表示させるために、クライアントマシンにSunのJava Runtime Libraryをインストールする必要があります。


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