■Webコンポーネント編
[IISのWindows認証について]
統合Windows認証を使用している場合、Webサーバマシン上でブラウザを使用してWebコンポーネントへのアクセス(ローカルアクセス)を行うと、通常バックグラウンドで実行されるCGIのウィンドウ(コマンドプロンプト)が表示されることがありますが、
表示上の問題であり、動作には問題ありません。
なお、リモートマシン上のブラウザからのアクセス(リモートアクセス)ではウィンドウが表示されることはありません。
また、Windows Vista、およびWindows Server 2008以降の環境でWindows認証を使用する場合は、以下の条件でのみWebコンポーネントをご利用できます。
●ESMPROユーザグループとしてAdministratorsを指定してインストールした場合
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【ローカルアクセス/リモートアクセス】
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− Administrator
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●ESMPROユーザグループとしてAdministrators以外を指定してインストールした場合
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【ローカルアクセス】
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− Administrator
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【リモートアクセス】
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− Administrator
− ESMPROユーザグループに所属するユーザ
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上記以外の条件では以下のようなメッセージが表示され、Webコンポーネントは動作しませんのでご注意ください。
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情報の取得に失敗しました。(システムエラー。(OpenFileMapping(15))
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情報の取得に失敗しました。(ESM Base Serviceが起動していません(15))
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[WebコンポーネントでのSCSIスロット一般情報の表示について]
ESMPRO/ServerManager Ver4.0a以降のWebコンポーネント データビューアで、ESMPRO/ServerAgent
Ver3.8系のftサーバ情報「SCSIスロット 一般情報」を参照する場合、以下の項目が正しく表示されない場合があります。
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ベンダ
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モデル
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リビジョン
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シリアル番号 |
[Webコンポーネント使用時のInternet
Explorerの
セキュリティレベルについて]
Webコンポーネントでは、Internet ExplorerのJavaScript機能を使用します。したがって、Internet Explorerのセキュリティレベルは「中」以下、あるいはそれに準ずる設定にしてください。
なお、Internet Explorerのインターネットゾーンにおけるセキュリティレベルの値が「高」になっている場合は、「中」以下に設定するか、信頼済みサイトとして登録した上で使用してください。
[Windows
Server 2003上のInternet Explorerで
Webコンポーネントを使用する場合について]
Windows
Server 2003上のInternet ExplorerでWebコンポーネントを使用した場合、各ウィンドウのタイトルバーにタイトル(ツール名、ホスト名、マネージャ名)が正しく表示されないことがあります。
そのような場合は、ウィンドウ内の表示で各情報を確認してください。
[ブレードサーバの自動発見について]
ブレードサーバを自動発見して登録した場合、装置によっては、ブレード収納ユニットのスロット数が実際とは異なって表示され、ブレードのイメージがいくつか表示されないことがあります。そのような場合には、ESMPRO/ServerManager本体のオペレーションウィンドウで、以下の手順に従ってマップのプロパティを変更してください。
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1 |
対象となるブレードマップアイコン上で右クリックし、ポップアップメニューから[プロパティ]を選択する。
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2 |
[背景]をダブルクリックし、適切な背景イメージを選択して設定する。
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3 |
[ブレード最大スロット数]をダブルクリックし、適切な最大スロット数を設定する。
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4 |
[OK]ボタンを押し、設定を完了する。
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[SIGMABLADEの筐体イメージ表示について]
SIGMABLADEの監視において、一部の筐体ではエンクロージャビューアに筐体イメージが表示されません。
[データビューアでのネットワーク速度の表示について]
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Linuxサーバを監視した場合、データビューアのネットワーク 一般情報画面のスピードが表示されません。スピードは装置側でご確認ください。
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● |
スピードが10Gbps以上のネットワークインタフェースを実装しているWindowsサーバを監視した場合、
データビューアのネットワーク 一般情報画面のスピードに表示される値が正しくない場合があります。
スピードは装置側でご確認ください。
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LANケーブルが接続されていないネットワークインタフェースを実装しているWindows Server 2008 サーバを監視した場合、データビューアのネットワーク 一般情報画面のスピードに正しくない値(4,294 Mbps)が表示される場合があります。 |
[データビューアでのネットワークステータスの表示について]
Windows Vistaを搭載したコンピュータを監視した場合、ネットワークが稼働中であっても、データビューアのネットワーク
一般情報画面のステータスに「休止中」と表示されることがあります。その場合、ステータスは装置側でご確認ください。
[Teamingを行っているネットワークインターフェースの データビューアでの表示について]
Windows Vista / Windows 7 /Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2を搭載したコンピュータでネットワークインターフェースのTeamingを行っている場合、データビューアのネットワーク情報が正しく表示されない場合があります。ネットワーク情報は装置側でご確認ください。
[Windows ファイアウォールの設定について]
Windowsファイアウォールが有効になっている場合、ESMPRO/ServerManagerとESMPRO/ServerAgent間の通信が遮断されるため、正常に動作しないため、ESMPRO/ServerManager本体で設定が必要です。 設定方法については、ESMPRO/ServerManager本体編 の注意事項「Windows ファイアウォールの設定について」を参照してください。
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