ESMPRO/ServerManagerは、サーバをリモート管理することにより運用管理コスト削減を可能とするソフトウェアです。
ESMPRO/ServerManagerを利用するにあたり、本書で説明されている内容をよく読んでください。なお、インストール後の運用注意事項
についてはアプリケーションのオンラインマニュアルにも記載しています。必要に応じて参照してください。
ESMPRO/ServerManagerには次のような特徴があります。
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管理対象サーバの種類によっては、実行できない操作もあります。
動作環境の管理対象サーバを参照してください。
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■ 管理対象サーバのOSがダウンしていても復旧操作ができます。
万一、管理対象サーバ上のOSが動作不可能な状態(OSストールやPOST(Power On Self Test)中、DC OFF状態)になっても、
ESMPRO/ServerManagerを使用して管理対象サーバのハードウェア情報を収集したり、電源を制御したりすることができます。
■ 管理対象サーバの画面を見ながら操作ができます。
管理対象サーバを電源ONした直後のPOST中から、WindowsやLinuxの起動後まで、いつでも管理対象サーバの画面をリモートの
ブラウザ上で確認可能であり、キー入力、マウス操作も可能です。
■ 複数の管理対象サーバを一括して操作できます。
「サーバグループ」を指定することにより、一度の操作で複数の管理対象サーバを電源制御したり、設定変更したりすることができます。
■ 時間を指定してリモート操作することができます。
あらかじめ指定した時間に管理対象サーバの電源OFFや情報取得を実行することができるため、夜間のバッチ処理に利用できます。
■ インターネットを通して簡単に操作できます。
Webブラウザから管理対象サーバを操作できます。インターネットの標準セキュリティ機能(SSL: Secure Socket Layer)を
利用可能なため、外部ネットワークからも安全にリモート操作ができます。
■ 管理対象サーバのファームウェアなどをアップデートできます。(ExpressUpdate機能)
装置のファームウェアやソフトウェアなどのバージョン管理や更新を行うことができます。
自動的にダウンロードした装置の更新パッケージを
システムを停止せずに簡単に適用できます。
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ExpressUpdateに未対応のファームウェアまたはソフトウェアの更新パッケージが提供される事があります。
これらの更新パッケージの適用に関してはNEC コーポレートサイトを参照お願いします。
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