また、SOLに対応していない管理対象サーバには以下の注意事項があります。
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LAN 接続のとき、ユーティリティブートモードで電源制御を実行したときに、
管理対象サーバ上でWindowsまたはLinuxを起動させないでください。WindowsまたはLinuxを起動できない場合があります。
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LAN経由のリモートコンソールからRAID EzAssistを操作する場合は、
BIOS セットアップユーティリティで、Console Redirectionの項目をDisableに設定し、再起動した後、RAID EzAssistを起動してください。
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Linuxのリダイレクション機能によるリモートコンソールをLAN経由で実行できません。
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[ディスプレイアダプタについて]
管理対象サーバでディスプレイアダプタに対応したドライバが使用されていない場合、
リモートコンソールでWindows起動後のグラフィカルな画面を表示できないことがあります。
リモートコンソールで管理対象サーバのWindowsの画面を表示できない場合、管理対象サーバ側の「画面のプロパティ」で、
ディスプレイアダプタに対応したドライバが使用されていることを確認してください。
[BIOSセットアップユーティリティが起動されている状態での電源操作について]
管理対象サーバがBMC搭載装置の場合に、管理対象サーバ上でBIOSセットアップユーティリティが起動されている状態で、
電源操作をしないでください。BMCのコンフィグレーション設定の「通報」が無効になります。
[DOSのリモートコンソールについて]
DOSのリモートコンソールを実行する場合は、管理対象サーバのBIOS Setup
ユーティリティで「Server」-「Console Redirection」-「ACPI Redirection」を「Disable」に変更してください。
BIOS Setupユーティリティに「ACPI Redirection Port」項目がない場合は、設定を変更する必要はありません。
[Windows Server 2003 x64 Editionについて]
管理対象サーバのOSがWindows Server 2003 x64 Editionの場合、リモートコンソールで
Windows起動後のグラフィカルな画面を正しく表示できないことがあります。
この場合、管理対象サーバ側で以下の設定を変更してください。
1. |
Windows上で「スタート」-「すべてのプログラム」-「VNC」-「Administrative Tools」 -「Show Default Settings」の順にクリックし、VNCのPropertiesダイアログボックスを起動してください。
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2. |
「Update Handling」 内の設定を以下の様に変更してください。
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「Poll Console Windows Only」 のチェックを外す。 |
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「Poll Window Under Cursor」 をチェックする。 |
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3. |
「OK」ボタンをクリックしてください。
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[Windows起動後のリモートコンソールについて]
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管理対象サーバがSOLに対応していない場合は、Windows Server 2003の
Special Administration ConsoleのリモートコンソールをLAN経由で実行できません。
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Windows起動後のSpecial Administration Consoleのリモートコンソールを実行する場合は、
管理対象サーバのBIOS Setupユーティリティで「Server」-「Console Redirection」-「ACPI Redirection」を「Enable」に
変更してください。なお、「ACPI Redirection」を「Enable」にすると、POST後のBIOSによるリモートコンソールが実行できなくなります。
「ACPI Redirection」がない場合は、「Console Redirection after POST」がEnableであることを確認してください。
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[コンフィグレーション情報の認証キーを変更した場合]
ご利用のDianaScope AgentがVer.2.00.00未満のとき、コンフィグレーション情報の
認証キーを変更した場合、DianaScope上にGUIリモートコンソールを表示するために、管理対象サーバを再起動
またはVNCサービスの再開始を行ってください。
[GUIリモートコンソールについて]
管理対象サーバのOSがWindows Server 2008以降のOSの場合、使用できません。