■ESMPRO/ServerManager

[インストールについて]

Windows Server 2003、またはWindows Server 2008上にESMPRO/ServerManagerをインストールする場合は、 OS上の「ローカルセキュリティポリシー」の「認証後にクライアントを偽証」の設定で ユーザアカウント 「Administrator」 を削除しないでください。

ESMPRO/ServerManagerは、現在インストールされているバージョンから古いバージョンへ ダウングレードできません。古いバージョンを使用する場合は、一旦アンインストールしてから、 再度インストールしてください。但し、アンインストールすると登録済みの情報はすべて削除されますのでご注意ください。

ESMPRO/ServerManagerをアップグレードするときは、あらかじめ、ESMPRO/ServerManagerに ログインしているWebブラウザをすべてログアウトしてください。ログインした状態でESMPRO/ServerManagerをアップグレードした場合、 アップグレード後の操作でブラウザ上にエラーが表示されることがあります。
本現象が発生した場合は、ESMPRO/ServerManagerにログインしているすべてのWebブラウザを閉じた後、以下のサービスを再起動してください。
    - ESMPRO/SM Web Container
    - ESMPRO/SM Common Component
インストール中に以下のいずれかのメッセージが表示された場合は、インストールを再実行してください。

「共通コンポーネントに必要なファイルの書き込みに失敗しました」
「共通コンポーネントに必要なファイルのクローズに失敗しました」



[Windowsファイアウォールの設定について]

Windowsファイアウォールが有効になっている場合、Webクライアント、および、管理対象サーバとの通信が遮断されるため、正常に動作しません。
Windowsファイアウォールを有効にしてESMPRO/ServerManagerを使用する場合は、必要なポートを開いて使用してください。

チェック
ESMPRO/ServerManagerが使用するポートについては、付録「利用ポートについて」を参照してください。



[複数のESMPRO/ServerManagerの利用について]

マネージメントコントローラ管理が有効の1台の管理対象サーバを最大3台のESMPRO/ServerManager からリモート管理できますが、以下の点にご注意ください。

スケジュール運転機能は、1つのESMPRO/ServerManagerからのみ設定してください。

リモートバッチ機能は、1つのESMPRO/ServerManagerからのみ実行してください。

1つのESMPRO/ServerManagerが管理対象サーバのリモートコンソール機能を使用 しているとき、他のESMPRO/ServerManagerはその管理対象サーバのリモートコンソール機能を使用できません。

複数のESMPRO/ServerManagerから同時に1つの管理対象サーバのIPMI情報を取得しないでください。

ESMPRO/ServerManager PXE Serviceは複数利用しないでください。同一ネットワーク上の 1台の管理用PC上でのみ起動してください。

EMカードを管理する場合は、1つのEMカードは必ず1つのESMPRO/ServerManagerのみに 登録してください。また、同じ筐体上の複数のEMカードおよびCPUブレードは1つのESMPRO/ServerManagerで管理してください。



[パワーOFF、パワーサイクル、リセットについて]

管理対象サーバ上のOS状態に関わらずハードウェアで制御するため、システム破壊などの可能性があります。 運用には十分ご注意ください。



[BIOSセットアップユーティリティが起動されている状態でのパワーOFF、パワーサイクル、リセット操作について]

管理対象サーバがBMC搭載装置の場合、管理対象サーバ上で、BIOSセットアップユーティリティが起動されている状態で、パワーOFF、パワーサイクル、 リセット操作をしないでください。BMCのコンフィグレーション設定の「通報」が無効になります。



[IPMI情報の取得について]

管理対象サーバが電源OFFの状態のとき、マネージメントコントローラ情報と保守交換部品 (FRU)情報の一部のレコードを読み込むことができません。
また、電源OFF状態では、一部のセンサについて現在の状態を読み込むことができません。



[リモートコンソールの同時接続について]

1つのESMPRO/ServerManagerが管理対象サーバのリモートコンソール操作しているときは、 他のESMPRO/ServerManagerはその管理対象サーバに対してリモートコンソールを実行できません。
管理対象サーバは1つのESMPRO/ServerManagerへだけ、リダイレクションデータを送信することができます。



[OS起動前またはDOS起動時のリモートコンソールについて]

管理対象サーバ上でグラフィック画面が表示されている場合は、リモートコンソール で正しく表示されません。管理対象サーバがテキスト画面の場合のみリモートコンソール画面が表示されます。

また、DOS上の日本語を表示する場合は、以下の注意事項があります。

あらかじめ管理対象サーバのBIOS Setupユーティリティで「Server」- 「Console Redirection」-「Terminal Type」を「PC-ANSI」に変更してください。(IOS SetupにTerminal Type 項目が存在しない管理対象サーバの場合、Terminal TypeはPC-ANSIに設定されているため、そのまま使用できます。)

DOSは英語モード(日本語ドライバなし)で起動してください。このとき、 管理対象サーバ上では正しく表示できなくなりますが、ESMPRO/ServerManager上のリモートコンソールでは日本語が表示されます。



[リモートコンソールが中断される場合]

管理対象サーバが電源ON直後、DOSブート中、FDやCD-ROMにアクセス中のときは、 リモートコンソールからキー入力ができない場合や、キー入力された画面の表示が遅れる場合があります。



[特殊文字の表示について]

BIOSからのリダイレクションによるリモートコンソール画面は、以下の場合に正しく表示されません。

Terminal Type
管理対象サーバ上のBIOS セットアップユーティリティでTerminal TypeがPC-ANSI以外に設定されている場合、 POSTやDOSの画面の日本語をリモートコンソールで正しく表示できません。

特殊文字
罫線や矢印を正しく表示できません。また、半角左矢印は表示できません。

ユーザ定義フォント
ユーティリティ独自のフォントが使用されている場合は、表示できません。



[リモートコンソール上に不正なキー入力が表示される場合]

管理対象サーバがBMC搭載装置の場合に、モデム接続またはダイレクト接続で、管理対象サーバでWindows起動時の Special Administration Console画面のリモートコンソールやLinuxからのリダイレクションによるリモートコンソール中に、 ESMPRO/ServerManagerからBMCへコマンドを発行すると、管理対象サーバ上に意図しないキーが入力されることがあります。



[リモートコンソール上にキー入力できない場合]

管理対象サーバが電源ON直後、DOSブート中、FDやCD-ROMにアクセス中のときは、 リモートコンソールからキー入力ができない場合や、キー入力された画面の表示が遅れる場合があります。



[RAID EzAssist Configuration Utilityの起動について]

LAN経由のリモートコンソールからRAID EzAssistを操作する場合は、BIOS セットアップユーティリティ で、Console Redirectionの項目をDisableに設定し、再起動した後、RAID EzAssistを起動してください。



[GUIリモートコンソール表示中に管理対象サーバを電源OFFした場合]

GUIリモートコンソール表示中に、管理対象サーバに対してパワースイッチによる強制DC OFF、 リセット、DUMPスイッチの操作を行った場合は、GUIリモートコンソール画面が更新されません。この場合はリモート コンソール画面を開き直してください。



[電力管理について]

管理対象サーバの電力値測定における測定結果は、+/-10%程度の誤差を含みます。

電力管理に対応していない管理対象サーバの設定値は、一度値を設定すると「未設定」の状態に戻すことはできません。 各値に「0」を設定することで「未設定」状態と同等の扱いとなります。



[CPUブレード自動登録について]

CPUブレード自動登録の接続チェックでエラーが発生した場合は、各CPUブレード (管理対象サーバ)の「サーバ設定」-「接続設定」から接続チェックを実行してください。 CPUブレード自動登録を再実行しなくても、接続チェック 終了後にサーバを操作できるようになります。
CPUブレード自動登録設定によって、特定のIPアドレスを1つのCPUブレードから別の CPUブレードに設定し直した場合 (CPUブレードを置換してCPUブレード自動登録を実施 した場合など)は、管理用PCのARPテーブルに古い情報が残って いるためにCPUブレード と通信できない場合があります。情報が更新されるまで数分待ってから、接続チェックを 実行してください。




[ESMPRO/ServerManagerとDianaScope Agent、またはESMPRO/ServerAgent Extensionの共存について]

管理対象サーバがアドバンスドリモートマネージメントカードまたはEXPRESSSCOPE エンジンシリーズを搭載している場合は、ESMPRO/ServerManagerは自身がインストールされているサーバ自身 を管理することができます。但し、GUIリモートコンソールは利用できません。
管理対象サーバが標準LANポートを使用するBMCを搭載している場合は、ESMPRO/ServerManagerがインストール されているサーバ自身を管理することはできません。ESMPRO/ServerManagerとDianaScope Agent、またはESMPRO/ServerAgent Extensionを同一サーバに インストールすることは可能ですが、ESMPRO/ServerManagerがインストールされているサーバ自身への通信がOS によって内部的に処理されてしまい、BMCとの通信を行うことができません。



[JIS2004対応について]

本バージョンのESMPRO/ServerManagerは、Windows Vista、およびWindows Server 2008以降のOSでサポートされた新しい文字コードの規格であるJIS2004には対応しておりません。そのため、JIS2004で追加された文字 (おもに第三、第四水準の漢字)を各種設定画面で入力したり、表示したりすることはできません。

また、インストーラが誤動作する恐れがありますので、それらの文字をインストール時の インストールパスに使用しないでください。



[EMカードの登録について]

EMカードを登録する場合、SNMP管理とマネージメントコントローラ管理の両方を有効にする必要があります。

自動登録や接続チェックの際にどちらかの通信が失敗した場合、両方の管理が無効になりEMカードとして認識されません。
その場合、正しい接続設定を実施後に再度接続チェックを行ってください。

オペレーションウィンドウからEMカードを登録した場合、ESMPRO/ServerManager上ではEMカードは 登録状態が無効で登録されるため、管理するためには再度接続チェックを実施してください。



[リモート制御について]

以下の条件をすべて満たしている場合、ESMPRO/ServerManagerからリモート制御が動作しません。

Windows Vista、またはWindows Server 2008以降のOSを搭載したコンピュータ上にESMPRO/ServerManagerをインストールした場合

管理対象サーバが、以下の何れかのBMCを搭載している場合
    - 標準LANポートを使用するBMC
    - アドバンスドリモートマネージメントカードまたは相当BMC
管理対象サーバが電源OFF状態の場合


上記に該当するコンピュータを管理対象サーバとする場合は、Windows XPなどの、Windows VistaまたはWindows Server 2008以前のバージョンのOS上にESMPRO/ServerManagerをインストールしてください。



[監視画面の表示について]

アラートビューアを起動したまま、ESMPRO/ServerManagerの監視画面を終了し再度起動すると、 すでに表示されているアラートビューアの画面が書き換わってしまい、以降の画面の動作がおかしくなることがあります。

その場合は、監視画面・アラートビューアをいったん終了し、再度起動してください。


[ESMPRO/ServerManager, ESMPRO/ServerAgentのバージョンについて]

ESMPRO/ServerManagerの製品バージョンがESMPRO/ServerAgentの製品バージョンよりも古い場合の監視は、 サポートしていません。
ESMPRO/ServerManagerの製品バージョン ≧ ESMPRO/ServerAgentの製品バージョンとなるように、ESMPRO/ServerManagerの アップデートを行ってください。



[他社製SNMP管理アプリケーションとの共存について]

SNMPトラップの受信を行う他社製SNMP管理アプリケーションとESMPRO/ServerManagerとが 共存している場合は、トラップ受信ポートの競合が発生し、どちらか一方の製品でSNMPトラップを受信できなくなることがあります。 そのような場合は下記に示す方法で回避することができます。

【回避策1】

他社製SNMP管理アプリケーションがOS標準のSNMP Trap Serviceを使用したトラップ受信をサポートしている場合は、ESMPRO/ServerManager のアラートビューアの[SNMPトラップ受信設定]で[SNMPトラップ受信方法]を[SNMPトラップサービスを使用する]に変更することで回避できます。


ヒント
SNMPトラップサービスはSNMPサービスを組み込むことで同時に組み込まれますが、初期状態ではサービスは 開始していません。コントロールパネルのサービスを起動し、SNMP Trap Serviceを開始させてください(スタートアップの種類を [自動]に設定しておくと便利です)。

【回避策2】

次に説明するESMPRO/ServerAgentの「高信頼性通報機能(TCP/IP In-Band通報)」を使うと、ESMPRO/ServerManagerのアラート受信機能を 正常に動作させることができます。

  高信頼性通報機能 : サーバからESMPRO/ServerManagerへのアラート転送を独自プロトコルで送信することにより、アラートを確実に転送する機能。

ただし、他社製SNMP管理アプリケーションのSNMPトラップ受信機能の動作は保証できません。



[ESMPRO/ServerAgentマシン高負荷時のアラートについて]

ESMPRO/ServerAgentマシン側が高負荷状態の場合、ESMPRO/ServerManagerからESMPRO/ServerAgentへの通信に対する応答が返らないため、 以下のような状況が発生することがありますので、注意してください。

死活監視機能を使用していると(管理対象サーバの[サーバ設定]の[サーバダウン検出設定]でサーバダウン時アラート送信が有効の場合)、アラートビューアに以下のメッセージが登録される。

概要 サーバアクセス不能
詳細 発生時刻....
サーバがマネージャよりSNMPで認識できなくなりました。サーバがダウ ンあるいは非常に高負荷な状態にあるか、マネージャとサーバ間の回線が 正常に動作していない可能性があります。



[DHCPの使用について]

ESMPROではIPアドレスを元に通信を行います。そのため、ESMPRO/ServerManager、ESMPRO/ServerAgentのインストールされたOSにおいて、IPアドレスが動的に変わるDHCPは使用しないでください。



[SNMPトラップ送信先の設定について]

ESMPRO/ServerManager, ESMPRO/ServerAgentを同じコンピュータにインストールして使用する場合、 そのコンピュータのSNMPトラップ送信先にはループバックアドレス(127.0.0.1)ではなく、ネットワークカードに割り当てた IPアドレスあるいはホスト名を指定してください。 127.0.0.1 を指定すると、アラートビューアでの表示が「不明なサーバ」 となることがあります。

ただし、ネットワークに接続しないコンピュータでは逆に127.0.0.1の指定を必要とすることがあります。下記の 「ネットワークに接続しないコンピュータでの監視について」を参照してください。

もし、この指定を行ってもアラートビューアでの表示が
    コンポーネント 不明なサーバ
    アドレス 127.0.0.1
となる場合は、[サーバ設定]の[接続設定]で、管理対象サーバのIPアドレスを 127.0.0.1に変更してください。




[ネットワークに接続しないコンピュータでの監視について]

物理的にネットワークに接続しないコンピュータに、ESMPRO/ServerManager, ServerAgentをインストールし、自コンピュータの監視を行う場合は以下の操作を行ってください。

サーバの自動登録時にIPアドレス範囲指定検索を行い、開始/終了アドレスに「127.0.0.1」を指定する。

SNMPトラップの送信先に「127.0.0.1」を指定する。

すでに管理対象サーバを登録済みの場合は、いったんサーバを削除した後、自動登録を行ってください。



[ESMPROユーザグループについて]

ESMPRO/ServerManagerはESMPROユーザグループ(デフォルトAdministrators)により セキュリティの管理を行っているため、この情報にアクセスできないと正常に動作することができません。

以下の点にご注意ください。

ESMPRO/ServerManagerのインストール後、ESMPROユーザグループの削除/名称変更などは行わないでください。

ESMPROユーザグループをグローバルグループとして登録している場合、ESMPRO/ServerManagerマシンの起動前に ドメインコントローラが起動するような運用をしてください。



[OSのアップグレードインストールについて]

ESMPRO/ServerManagerがインストールされている環境を以下のOSへアップグレードする場合は、ESMPRO/ServerManagerを本バージョンにアップグレード後、OSのアップグレードを実施してください。
それ以外のOSへのアップグレードを実施する場合は、ESMPRO/ServerManagerのアンインストール後、OSのアップグレードを実施してください。

− Windows Server 2003, Windows Server 2003 R2
− Windows Vista
− Windows Server 2008



[ネットワーク速度の表示について]

Linuxサーバを監視した場合、管理対象サーバの[サーバ状態/構成情報]のネットワーク一般情報画面のスピードが表示されません。
スピードは装置側でご確認ください。

スピードが10Gbps以上のネットワークインタフェースを実装しているWindowsサーバを監視した場合、管理対象サーバの[サーバ状態/構成情報]のネットワーク一般情報画面のスピードに表示される値が正しくない場合があります。
スピードは装置側でご確認ください。

LANケーブルが接続されていないネットワークインタフェースを実装しているWindows Server 2008 サーバを監視した場合、管理対象サーバの[サーバ状態/構成情報]のネットワーク 一般情報画面のスピードに正しくない値(4,294 Mbps)が表示される場合があります。



[ネットワークステータスの表示について]

Windows Vistaを搭載したコンピュータを監視した場合、ネットワークが稼働中であっても、 管理対象サーバの[サーバ状態/構成情報]のネットワーク 一般情報画面のステータスに「休止中」と表示されることがあります。その場合、ステータスは装置側でご確認ください。



[HP OpenView Network Node Manager(NNM)との共存について]

ESMPRO/ServerManagerをインストールした環境に、NNMをインストールする場合 NNMをインストールする前に、以下の作業を実施してください。

1 アラートビューアの[SNMPトラップ受信設定]の[SNMPトラップ受信方法]で[SNMPトラップサービスを使用する]を選択する。

「設定変更を反映させるため、管理コンピュータの再起動を行ってください。」というダイアログが表示されるが、 アラートビューアを終了させた後、シャットダウン/再起動を行わずに次の操作を行う。

2 ESMPRO関連アプリケーションをすべて終了させる。

3 OSの[管理ツール]-[サービス]で、「ESM Base Service」を停止する(依存するサービスもすべて停止する)。

上記作業後、NNMのインストールを行い、コンピュータの再起動を行ってください。

NNMをインストールした環境に、ESMPRO/ServerManagerをインストールする場合 ESMPRO/ServerManagerのインストールが完了したら、コンピュータを再起動し、以下の作業を実施してください。

アラートビューアの[SNMPトラップ受信設定]の[SNMPトラップ受信方法]で[SNMPトラップサービスを使用する]を選択する。

上記作業後、コンピュータの再起動を行ってください。



[OSの省電力機能について]

ESMPRO/ServerManagerをインストールしたコンピュータが省電力モードに 移行すると、ESMPRO/ServerManagerの機能(アラート受信、サーバ状態監視等)が 動作を停止します。省電力機能は無効にして運用されることを推奨します。

管理対象サーバのネットワークアダプタの設定でWake On Directed Packet を有効にしていると、管理対象サーバが省電力モードに移行しても、ESMPRO/ServerManagerのサーバ状態監視機能 による定期的なパケット送信により、管理対象サーバがすぐに復帰します。このような場合は、 Wake On Directed Packetを無効に設定してください。



[Windows Vistaへのインストール時にWindowsログに
登録されるイベントについて]

ESMPRO/ServerManagerをWindows Vistaへインストールすると、以下のようなイベントが Windowsログ(システム)に登録されることがありますが、問題はありません。

ソース Windows Defender

イベントID 3004

レベル 警告

説明 Windows Defender リアルタイム保護エージェントで、変更が検出されました。これらの変更 を行ったソフトウェアに潜在的リスクがないか分析することをお勧めします。これらのプログラムの動作方法に 関する情報を使用して、これらのプログラムの実行を許可するか、コンピュータから削除するかを選択できます。 プログラムまたはソフトウェア発行者を信頼できる場合のみ、変更を許可してください。Windows Defender は許可 された変更を元に戻せません。



[インストール時にイベントログに登録されるイベントについて]

ESMPRO/ServerManagerをインストールすると、以下のようなイベントがイベントログ(アプリケーション) に登録されますが、セキュリティ上の問題はなく、特に対処の必要はありません。

ソース WinMgmt

イベントID 5603

レベル 警告

説明 プロバイダ ServerManager WMI Support eXtension は WMI 名前空間 Root\NEC\ESMPRO\SM\WSX に登録されましたが、HostingModel プロパティが指定されませんでした。このプロバイダは LocalSystem アカウントで実行されます。このアカウントには特権があり、プロバイダがユーザ要求を正しく偽装しない場合 はセキュリティ違反が起こる可能性があります。プロバイダのセキュリティの動作を確認し、プロバイダ登録の HostingModel プロパティを、必要な機能が実行可能な最小限の権限を持つアカウントに更新してください。

プロバイダ名としては上記の他に ESMPROProvider があります。
ソースや説明はOSによって違いがあることがあります。




[管理対象サーバのリプレースについて]

サーバ名・IPアドレス等の設定はそのままでサーバ本体をリプレースする場合は、リプレース後にESMPRO/ServerManagerの監視画面より接続チェックを実施してください。
接続チェックを実施しないと、新しいサーバが認識されず、サーバ状態や構成情報が表示されません。




[自動登録について]

オペレーションウィンドウにのみ登録されている管理対象サーバについては、自動登録の検索範囲外であっても自動登録の結果一覧に表示され、 ESMPRO/ServerManagerに管理対象サーバとして登録されます。

自動登録の検索範囲内に、Ver. 4.1未満のESMPRO/ServerAgentなどの管理対象外サーバが含まれている場合、ESMPRO/ServerManagerには登録されませんが、 オペレーションウィンドウには登録されます。

SNMP管理のみでCPUブレードを登録して筐体情報を作成後、同じ筐体に実装されている別のCPUブレードをマネージメントコントローラ管理を有効で登録する場合は 先に登録したSNMP管理のCPUブレードを削除して再登録を行ってください。

自動登録や接続チェックを実施中は、別の操作を行ったり画面を移動したりしないでください。

自動登録の検索範囲内に接続チェック未実施のサーバがある場合は、必ず接続チェックを実施後、自動登録を実施してください。



[状態監視間隔の変更について]

SNMP状態監視間隔の既定値は1分です。
状態監視間隔を変更する場合は、オペレーションウィンドウ上のサーバアイコンプロパティ [サーバ状態監視間隔(分)]を変更してください。




[システムエラーからの回復について]

万が一、システムエラーが発生した場合は、画面の指示に従ってください。
指示がない場合は、ブラウザを再起動してください。




[管理対象サーバが通信不能となった場合について]

[サーバ状態/構成情報]ツリーを表示した状態で、サーバがダウンしたりネットワークの問題等で通信不能となった場合、 [グループ]ツリーのサーバアイコンが不明ステータスとなります。その時に表示している構成情報ツリー項目の状態色は必ずしも最新の情報とは限りません。[グループ]ツリーより対象サーバのアイコンをクリックし、[サーバ状態/構成情報]ツリーの再表示を行ってください。



[サーバの構成変更について]

[サーバ状態/構成情報]ツリーを表示した状態で、サーバ構成の変更(ハードディスクの挿抜など)を行った場合、[サーバ状態/構成情報]ツリーにサーバの構成変更が反映されません。
構成変更を行った場合は、[グループ]または[筐体]ツリーに表示されている対象サーバのアイコンをクリックし、[サーバ状態/構成情報]ツリーの再表示を行ってください。




[EMカード状態/構成情報の表示について]

[EMカード状態/構成情報]ツリーを表示中に装置側でCPUブレードの挿抜を行った場合は、[グループ]または[筐体]ツリーから再度EMカードのアイコンをクリックし、[EMカード状態/構成情報]ツリーの再表示を行ってください。



[Webブラウザでページが閲覧できない場合について]

ESMPRO/ServerManager、もしくはESMPRO/ServerManagerの後にインストールしたアプリケーションを起動すると 、Webブラウザに、「ページを表示できません」「サーバーが見つかりません」とメッセージが表示されページが 閲覧できない場合は、ESMPRO/ServerManagerと他のアプリケーションが使用するポート番号が重複している可能性があります。

「インストールの後の設定」の「Tomcatとの共存について」に記載されている手順を実施してください。



[システム環境 カバーの表示について]

複数のカバーセンサが存在するサーバを監視した場合、[サーバ状態/構成情報]のシステム環境 カバー情報のツリーに同じ情報が複数表示されることがあります。 そのような場合、詳細画面の場所情報でカバーセンサを確認してください。

[RAIDの操作について]

[サーバ状態/構成情報]ツリーでRAIDに関連する操作を行う場合の注意事項等に関しては、管理対象サーバにインストールされているUniversal RAID Utility(Ver.2.1以降)のユーザーズガイドを参照してください。

[アラートドリブンのステータス管理機能について]

Windowsアプリケーションで提供していた、アラートの重要度によりサーバの状態を管理するアラートドリブンのステータス管理機能は、Webブラウザではご使用になれません。
Windowsアプリケーションで同機能を使用する設定にしていた場合、Webサーバ側のWindowsアプリケーションのアラートビューアの起動/操作/終了により、クライアント側のWebブラウザのサーバ状態色が変化してしまうため、サーバ状態を誤認する恐れがあります。
Windowsアプリケーションのアラートビューアの、アラートドリブンのステータス管理機能は使用しない設定でお使いください。



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