ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション
設定ファイル関連
- 設定ファイル
- 設定ファイルをダウンロードする
現在Linuxサーバで使用している設定ファイルがダウンロード可能です。
- 設定ファイルをアップロードする
Windows端末の『マルチサーバ構成データ編集』で作成した設定ファイルをLinuxサーバにアップロード可能です。
運用操作
- 手動操作によるシャットダウン
- 任意の時間にシステムをシャットダウンさせる場合に、「切断条件の成立」ボタンを選択してください。
UPSとサーバが一対一の接続状態の場合には、しばらくするとシャットダウンが開始します。
UPS一台に対して複数のサーバが接続しているようなマルチサーバ構成の場合には、UPSに接続されている全ての
サーバで切断条件が成立するまで、シャットダウンは開始しません。
電源切断をキャンセルする場合には「切断条件の成立をキャンセル」ボタンで可能です。
シャットダウン後にUPSの電源をOFFさせるか(シャットダウン後電源OFF)、UPSをOFFせずシステムの再起動のみをする(再起動)かの選択が可能です。
なお、本操作はクラスタ環境では使用できません。
- 障害発生時のログファイル採取
- 障害発生時にはこの操作でログの採取を行ってください。
「ログの採取実行」ボタンを選択すると、現在のマルチサーバオプションのログファイルを採取します。
「ログの採取実行」ボタンを実行すると、「ログファイルのダウンロード」リンクを表示し、選択することでダウンロードが可能になります。サイズ、採取日時を確認の上ダウンロードしてください。
状態表示
現在の自動運転の状況を表示します。
サーバ名 :Linuxサーバのホスト名
クラスタ連携の有無 :CLUSTERPRO for Linux と連携状態かどうかを表示します。
自動運転装置 :UPS種別(S-UPS)を表示します。
サービスの状態 :現在のサービスの状態を表示します。
投入監視要因 :投入要因が表示されます。スケジュールが設定されていればスケジュールを表示します。
切断監視要因 :切断要因が表示されます。スケジュールが設定されていればスケジュールを表示します。
電源投入時の登録ジョブ起動 :電源投入時のジョブを起動する設定になっている場合にはONを表示します。
電源切断時の登録ジョブ起動 :電源切断時のジョブを起動する設定になっている場合にはONを表示します。
電源異常時の登録ジョブ起動 :電源異常時のジョブを起動する設定になっている場合にはONを表示します。
『監視要因』の設定
電源投入/切断の各要因の設定を行います。
- 投入要因
- スケジュールによる電源ONを行う場合にチェックします
- 切断要因
- スケジュールによる電源OFFを行う場合にチェックします
『スケジュール』の設定
「スケジュールの登録...」を選択すると、スケジュール登録画面を表示します。
『オプション』の設定
自動運転を行う際の各種オプション設定を変更できます。
- 通信処理間隔(秒)
- ESMPRO/AC for Linux が行う、サーバの状態監視を指定します。<初期値:20><設定範囲:1〜600>
- 通信ポート番号
- ESMPRO/AC for Linux が行う、サーバの状態監視の通信で使用するポート番号を指定します。<初期値:6000><設定範囲:1〜32767>
- ジョブ起動
- 投入時にジョブを起動する<初期値:チェックなし>
- 切断時にジョブを起動する<初期値:チェックなし>タイムアウト(分)<初期値:10><設定範囲:1〜255>
- 電源異常切断時にジョブを起動する<初期値:チェックなし>タイムアウト(分)<初期値:1><設定範囲:1〜20>
- 起動ジョブの登録:上記の各種起動ジョブを登録します。
- 連携機能1
- CLUSTERPRO連携:CLUSTERPRO連携に関する各種設定を行います。
- その他
- 障害解析:「詳細ログを採取する」をチェックすると、通常よりも詳細なログを採取します。この機能は障害が発生する場合など一時的に動作状況を確認するときに限りチェックしてください。<初期値:チェックなし>
ハードウェア情報
サーバで設定されているネットワークカードの情報を表示します。リモート起動用の設定を行う際は、この情報を参照してください。
- MACアドレス
- ネットワークカードのMACアドレスです。
- IPアドレス
- ネットワークカードに設定されているIPアドレスです。
- ネットマスク
- ネットワークカードに設定されているネットマスクです。
関連項目