sklearn-fabについて¶

sklearn-fabの特長¶

sklearn-fabは、異種混合学習エンジンをscikit-learnのestimatorとして使用可能にしたライブラリです。


本ライブラリを使用することで、ユーザーは以下を実現できます。 * scikit-learnをベースとしたライブラリのため、scikit-learnと同じような使用感で扱える * scikit-learnをはじめとするOSSライブラリが有する豊富な機能や周辺ツールを組み合わせて、分析作業を効率的に実施できる

SAMPO/FABとの違い¶

異種混合学習エンジンを使用可能なソフトウェアとして、SAMPO/FABがあります。
SAMPO/FABは、

  1. 属性の生成
  2. 分析手順の自動実行
  3. 異種混合学習エンジンで学習/予測の実行

といった、分析を行うための一連の機能を有しています。
独自仕様を使い、それらの機能を利用することで、分析を円滑に進めることができます。

一方、sklearn-fabは仕様をsckit-learnに合わせることで、異種混合学習エンジンをより利用しやすい形にして提供しています。

提供する体験ノートブックについて¶

体験ノートブックの想定読者¶

  • データサイエンティスト
  • AAPFを用いて分析業務を行う方

体験ノートブックの概要¶

sklearn-fabを体験するためのノートブックを、以下からご覧いただけます。
最初に1.をご覧いただき、必要に応じて2., 3.へと読み進めてください。

  1. sklearn-fabの基本的な使用方法

モデルの作成・評価、モデルを使用した予測などを実行し、sklearn-fabの基本的な使用方法を体験できます。

  1. OSSライブラリを組み合わせたsklearn-fabの使用方法

pipeline, GridSearchCV, joblibといった、OSSライブラリの機能と、sklearn-fabを組み合わせた使用方法を体験できます。

  1. 異種混合学習を活用するsklearn-fabの使用方法

異種混合学習の性質(ランダムリスタート)や特長(高い解釈性)を活かすための、sklearn-fabの使用方法を体験できます。

(参考)関連ドキュメント¶

  1. sklearn-fab Reference

「sklearn-fab」のドキュメントです。

  1. FAB Reference

「異種混合学習エンジン」のドキュメントです。