ドメイン情報追加
ドメイン情報の追加を行います。但し、仮想ドメインの追加のみサポートしています。
たとえばメールアドレス foo@mydomain.com、WEBサーバ名 www.mydomain.com で運営したい場合、「ドメイン名」に mydomain.com を、「WEBサーバ名」に www.mydomain.com を定義してください。
SSLを使用する場合は、ドメインを追加した後に、ドメイン情報編集画面で設定してください。
※設定項目に関しましては、運用サーバ形態により表示されない項目等がありますのでご注意下さい。
- ドメイン名:
- 追加するドメインの名前を指定します。通常はメールのドメイン名(メールアドレスの@より後)を指定します。指定時の注意点は次の通りです。
- ・各要素の先頭と末尾がa〜z, 0〜9で構成されていること。
- ・各要素の途中の文字がa〜z, 0〜9, ハイフン「−」で構成されていること。
- ・個々の要素("."単位で切り分け)が1〜63文字であり、全体で1〜230文字であること。
- ・すべてが数字で構成されていないこと。
- ・すでに追加されているドメイン名,グループ名,WEBサーバ名と(大文字小文字区別なく)同名の名前は指定できません。
- グループ名:
- 追加するドメインのグループ名(ドメイン名の略称)を指定します。仮想ドメインの場合、telnetやftpのログイン名は「ユーザ名@グループ名」となります。
指定時の注意点は次の通りです。
- ・先頭がa〜zで構成されていること。
- ・途中の文字がa〜z, 0〜9, ハイフン「−」で構成されていること。
- ・全体で1〜15文字であること。
- ・すでに追加されているドメイン名,グループ名と(大文字小文字区別なく)同名の名前は指定できません。
- IPアドレス:
- 追加するドメインのIPアドレスを指定/選択します。
- ※他ドメインと同一IPアドレスを使用する場合はご注意ください。
- 他のドメインが同じIPアドレスを使用している場合、SSLを使用するとWebサーバに正しく接続できないことがあります。
- SSLの設定はドメイン編集画面で行ってください。
- WEBサーバ名:
- 追加するドメインのWEBサーバ名を指定します。WEBサーバのドキュメントルートへは、http://WEBサーバ名/ (SSLを使用する場合は https://〜) で接続することになります。この名前でWEBサーバに接続するためには、DNS等を用いてのアドレス解決が必要です。
省略すると「ドメイン名」の指定値が採用されます。通常はドメイン名とWEBサーバ名とは異なりますので、指定を忘れないよう注意してください。
- 指定時の注意点は次の通りです。
- ・各要素の先頭と末尾がa〜z, 0〜9で構成されていること。
- ・各要素の途中の文字がa〜z, 0〜9, ハイフン「−」で構成されていること。
- ・個々の要素("."単位で切り分け)が1〜63文字であり、全体で1〜230文字であること。
- ・すべてが数字で構成されていないこと。
- ・システム内すべてのドメイン名,WEBサーバ名と(大文字小文字区別なく)同じ名前は指定できません。
- 【WEB関連】
- WEBアクセスポート番号:
- WEBサーバ接続に使用するポート番号を指定します。Mailサーバのポート番号と重複しないようにしてください。
また、50080、50090、50200〜50399、50443、50453は指定できません。既定値は80です。
ポート番号に80 以外の値を指定した場合、WEBサーバアクセス時は明示的にポート番号の指定が必要になりますので注意してください。
例) ポート番号:8080 "http://ドメイン名:8080/"
- WEBアクセスポート番号(SSL使用時):
- SSL使用時、WEBサーバ接続に使用するポート番号を指定します。Mailサーバのポート番号と重複しないようにしてください。
また、50080、50090、50200〜50399、50443、50453は指定できません。既定値は443です。
なお、SSL有効時もしくは鍵ファイルを作成した状態でポート番号変更した場合の動作は保証できません。その際、SSL設定を解除してポート番号を変更してから再度、鍵ファイルを作成してSSL設定を有効にしてください。
ポート番号に443 以外の値を指定した場合、WEBサーバアクセス時は明示的にポート番号の指定が必要になりますので注意してください。
例) ポート番号:30443 "https://ドメイン名:30443/"
- WEB使用ユーザ最大数:
- 該当するドメインでWEBを使用可能なユーザの最大数を指定します。
- 0(既定値):WEB使用ユーザ数の制限はなしです。
- 1〜 指定値:指定値でWEB使用ユーザ数が制限されます。
- 【MAIL関連】
- MAIL(一人分)格納ディスク容量(KB):
- ユーザ一人分のMAIL格納領域の容量を指定します。
- 0(既定値):ユーザ一人分のMAIL格納領域の制限はありません。
- 1024 〜 2097151:指定された値がユーザ一人分のMAIL格納領域の制限となります。
- ※指定可能最大値は、2097151[KB]です。また、1〜1023[KB]は指定できませんのでご注意ください。
- Vacation機能:
- MailのVacation機能(一定期間不在中メールを受信した場合、Mailサーバが自動的にメールを返信する機能)の使用可否を指定します。
- メール転送機能:
- Mailのメール転送機能(受信したメールを指定したメールアドレスに転送する機能)の使用可否を指定します。
- 【サービス関連】
- 当ドメイン内のユーザが使用できるサービスの種類を指定します。
- ※FTP機能とanonymous FTP機能との相互関係はありませんので独自に設定可能です。
- TELNET/SSHの使用を許可する:
- TELNET/SSHの使用可否を指定します。
on : 当該ドメインでのTELNET/SSHの使用を許可します。
off : 当該ドメインでのTELNET/SSHの使用を禁止します。
- FTPの使用を許可する:
- FTPの使用可否を指定します。
on : 当該ドメインでのFTPの使用を許可します。
off : 当該ドメインでのFTPの使用を禁止します。
- anonymous FTPの使用を許可する:
- anonymous FTPの使用可否を指定します。
on : 当該ドメインでのanonymous FTPの使用を許可します。anonymous FTPはIPアドレス単位で使用可否を設定しますので、ドメインがIPアドレス一つを占有していることが条件となります。一つのIPアドレスに複数のドメインを割当てている場合、anonymous FTPを使用することはできません。また、onを選択した場合、同じIPアドレスで別ドメインを追加できませんので注意してください。
off : 当該ドメインでのanonymous FTPの使用を禁止します。
- SAMBAの使用を許可する:
- SAMBAの使用可否を指定します。(実ドメインのみ)
on : 当該ドメインでのSAMBAの使用を許可します。
off : 当該ドメインでのSAMBAの使用を禁止します。
- 【その他】
- ドメイン登録ユーザ最大数:
- 該当するドメインに登録可能なユーザの最大数を指定します。
- 0(既定値):ユーザ登録数の制限はありません。
- 1〜 指定値:指定値でユーザ登録数が制限されます。
- ドメイン使用ユーザ向けディスク最大容量(KB):
- 追加するドメインに属するユーザが使用可能なディスク最大容量を指定します。
指定された値でディスク容量に制限がかかります。
ディスク容量制限は当ドメインに属するユーザ(グループ名で判断)に対して有効となります。
- 0(既定値):ドメイン使用ユーザ向けディスク容量制限はありません。
- 1024 〜 4194303:指定された値がドメイン使用ユーザ向けディスク容量の制限となります。
- ※指定可能最大値は、4194303[KB]です。また、1〜1023[KB]は指定できませんのでご注意ください。
- ※仮想ドメインを作成した時点で 数十KB分使用済みとなっています。 ディスク上限を指定する場合はその分多めに設定して下さい。
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- 説明:
- 追加するドメインのコメントを指定します。省略可能です。
関連項目