ドメイン情報編集
該当するドメイン情報の編集を行います。
※表示/設定項目に関しましては、運用サーバ形態により表示されない項目等がありますのでご注意下さい。
ドメイン情報編集
- ドメイン名:
- 該当するドメインの名前を表示します。変更する場合は、新しいドメイン名を設定してください。
ドメイン名を変更される場合は以下の点に注意してください。
- ・変更後、既存のバックアップファイルはリストアすることができなくなります。
- ・変更時にSSL の設定は一旦無効になり、変更後、秘密鍵/証明書ファイルはManagement Console から参照/削除等ができなくなります。変更前にSSL設定を解除して秘密鍵/証明書ファイルを削除してから変更することをお勧めいたします。
- SMTP AUTH機能を使用している場合、ドメイン名の変更後は、ユーザのパスワードの再設定を行ってください。
- ・Management Console で設定可能な項目は変更されませんので、必要に応じて再設定を行ってください。
- *メールサーバ配送設定
- *UNIX/Windowsファイル共有設定
- *メーリングリスト返信メッセージ
- *その他、メールアドレスやパス情報等を含む各種設定項目
- 種別:
- 該当するドメインの種別を表示します。
- ”実ドメイン”もしくは”仮想ドメイン”にて表示されます。
- グループ名:
- 該当するドメインのグループ名(ドメイン略称名)を表示します。
- フェイルオーバグループ名:
- 該当するドメインのフェイルオーバグループ名を表示します。
- IPアドレス:
- 該当するドメインのIPアドレスを表示します。
- IPアドレスを変更する場合は、システム > ネットワーク > インタフェース 画面で、あらかじめ変更後のIPアドレスを登録した後にプルダウンメニューから希望のIPアドレスを選択してください。変更はシステムの再起動後に有効になります。
また、変更に伴いanonymousFTP機能も変更される可能性があります。変更内容は次の通りです。
- ・単独アドレスから共有アドレスへの変更
- ->anonymousFTP を使用可にしていた場合は自動的に使用不可となります。
- ・単独アドレスから単独アドレスへの変更
- ->anonymousFTP の設定には影響ありません。IPアドレス変更前の設定が引き継がれます。
- ・共有アドレスから共有アドレスへの変更
- ->共有アドレス時、anonymousFTP は設定不可ですので影響はありません。
- ・共有アドレスから単独アドレスへの変更
- ->anonymousFTP を設定することが可能となります。但し、IPアドレス変更と同時に anonymousFTP を使用可に設定することはできません。IPアドレス変更後、anonymousFTP を有効にしてください。
- ※単独アドレス->他のドメインで使用されていないIPアドレス
- ※共有アドレス->他のドメインでも使用されてるIPアドレス
- WEBサーバ名:
- 追加するドメインのWEBサーバ名を指定します。WEBサーバのドキュメントルートへは、http://WEBサーバ名/ (SSLを使用する場合は https://〜) で接続することになります。この名前でWEBサーバに接続するためには、DNS等を用いてのアドレス解決が必要です。
省略すると「ドメイン名」の指定値が採用されます。通常はドメイン名とWEBサーバ名とは異なりますので、指定を忘れないよう注意してください。
- 指定時の注意点は次の通りです。
- ・各要素の先頭と末尾がa〜z, 0〜9で構成されていること。
- ・各要素の途中の文字がa〜z, 0〜9, ハイフン「−」で構成されていること。
- ・個々の要素("."単位で切り分け)が1〜63文字であり、全体で1〜230文字であること。
- ・すべてが数字で構成されていないこと。
- ・システム内すべてのドメイン名,WEBサーバ名と(大文字小文字区別なく)同じ名前は指定できません。
- 【WEB関連】
- WEB使用ディスクパーティション:
- 該当するドメインのWEB用ディスクパーティションを表示します。
- WEBアクセスポート番号:
- WEBサーバ接続に使用するポート番号を指定します。Mailサーバのポート番号と重複しないようにしてください。
また、50080、50090、50200〜50399、50443、50453は指定できません。
ポート番号に80 以外の値を指定した場合、WEBサーバアクセス時は明示的にポート番号の指定が必要になりますので注意してください。
例) ポート番号:8080 "http://ドメイン名:8080/"
- WEBアクセスポート番号(SSL使用時):
- SSL使用時、WEBサーバ接続に使用するポート番号を指定します。Mailサーバのポート番号と重複しないようにしてください。
また、50080、50090、50200〜50399、50443、50453は指定できません。
なお、SSL有効時もしくは鍵ファイルを作成した状態でポート番号変更した場合の動作は保証できません。その際、SSL設定を解除してポート番号を変更してから再度、鍵ファイルを作成してSSL設定を有効にしてください。
ポート番号に443 以外の値を指定した場合、WEBサーバアクセス時は明示的にポート番号の指定が必要になりますので注意してください。
例) ポート番号:30443 "https://ドメイン名:30443/"
- WEB使用ユーザ最大数:
- 該当するドメインでWEBを使用可能なユーザの最大数を指定します。
- SSL機能:
- 該当するドメインのSSL使用可否を指定します。
SSLを使用する場合は、該当するドメインでIPアドレス1つを占有してください。もし他のドメインが同じIPアドレスを使用している場合、Webサーバに正しく接続できないことがあります。
- 【MAIL関連】
- MAIL使用ディスクパーティション:
- 該当するドメインのMAIL用ディスクパーティションを表示します。
- MAIL(一人分)格納ディスク容量(KB):
- ユーザ一人分のMAIL格納領域の容量を指定します。
- 0(既定値):ユーザ一人分のMAIL格納領域の制限はありません。
- 1 〜 102400:指定された値がユーザ一人分のMAIL格納領域の制限となります。
- ※指定可能最大値は、102400[KB]です。
- また、当パラメータを変更した場合、当該ドメインに属するユーザに対して[ディスク上限(メールスプール用)]で
指定した値が変更される可能性がありますので注意してください。
なお、変更内容は次の通りです。
- (1)当パラメータ値を、制限ありから制限ありに増減するとき
- ->当パラメータの変更後の値より大きな値を指定していれば、
変更後の値に自動的に縮小されます。
たとえば当パラメータの値を、4096[KB]から2048[KB]に変更する場合、
[ディスク上限(メールスプール用)] に4096[KB]と指定していたユーザは、
すべて2048[KB]に自動的に縮小されます。
また、当パラメータの変更前の値と同じであった場合は、値が増加する時も減少する時も
変更後の値に自動的に修正されます。
- (2)当パラメータ値を、0(無制限)から制限ありに変更するとき
- ・ユーザ情報の [ディスク上限(メールスプール用)] が0(無制限)の場合
- ->当パラメータの変更後の値に修正されます。
たとえば当パラメータの値を、0から2048[KB]に変更する場合、
[ディスク上限(メールスプール用)] に0と指定していたユーザは、
すべて2048[KB]に自動的に修正されます。
- ・ユーザ情報の [ディスク上限(メールスプール用)] が0以外の場合
- ->当パラメータの変更後の値より大きな値を指定していれば、
変更後の値に自動的に縮小されます。
たとえば当パラメータの値を、0から2048[KB]に変更する場合、
[ディスク上限(メールスプール用)] に4096[KB]と指定していたユーザは、
すべて2048[KB]に自動的に縮小されます。
- (3)当パラメータ値を、制限ありから0(無制限)に変更するとき
- ->ユーザ情報の [ディスク上限(メールスプール用)] の値は変更されません。
- Vacation機能:
- MailのVacation機能(一定期間不在中メールを受信した場合、Mailサーバが自動的にメールを返信する機能)の使用可否を指定します。
- メール転送機能:
- Mailのメール転送機能(受信したメールを指定したメールアドレスに転送する機能)の使用可否を指定します。
- 【サービス関連】
- TELNET/SSHの使用を許可する:
- TELNET/SSHの使用可否を指定します。
- FTPの使用を許可する:
- FTPの使用可否を指定します。
- anonymous FTPの使用を許可する:
- anonymous FTPの使用可否を指定します。
- SAMBAの使用を許可する:
- SAMBAの使用可否を指定します。(実ドメインのみ)
- 【その他】
- ドメイン登録ユーザ最大数:
- 該当するドメインに登録可能なユーザの最大数を指定します。
- ドメイン使用ユーザ向けディスク最大容量(KB):
- 追加するドメインに属するユーザが使用可能なディスク最大容量を指定します。
指定された値でディスク容量に制限がかかります。
ディスク容量制限は当ドメインに属するユーザ(グループ名で判断)に対して有効となります。
- 0(既定値):ドメイン使用ユーザ向けディスク容量制限はありません。
- 1024 〜 4194303:指定された値がドメイン使用ユーザ向けディスク容量の制限となります。
- ※指定可能最大値は、4194303[KB]です。また、1〜1023[KB]は指定できませんのでご注意ください。
- また、当パラメータを変更した場合、当該ドメインに属するユーザに対して
[ディスク上限(ホーム用)] で
指定した値が変更される可能性がありますので注意してください。
なお、変更内容は次の通りです。
- (1)当パラメータ値を、制限ありから制限ありに増減するとき
- ・ユーザ情報の [ディスク上限(ホーム用)] が0(無制限)の場合
- ->何も変更されません。
- ・ユーザ情報の [ディスク上限(ホーム用)] が0以外の場合
- ->当パラメータの変更後の値より大きな値を指定していれば、
変更後の値に自動的に縮小されます。
たとえば当パラメータの値を、4096[KB]から2048[KB]に変更する場合、
[ディスク上限(ホーム用)] に4096[KB]と指定していたユーザは、
すべて2048[KB]に自動的に縮小されます。
また、当パラメータの変更前の値と同じであった場合は
変更後の値に自動的に修正されます。
- (2)当パラメータ値を、0(無制限)から制限ありに変更するとき
- ・ユーザ情報の [ディスク上限(ホーム用)] が0(無制限)の場合
- ->何も変更されません。
- ・ユーザ情報の [ディスク上限(ホーム用)] が0以外の場合
- ->当パラメータの変更後の値より大きな値を指定していれば、
変更後の値に縮小されます。
たとえば当パラメータの値を、0から2048[KB]に変更する場合、
[ディスク上限(ホーム用)] に4096[KB]と指定していたユーザは、
すべて2048[KB]に自動的に縮小されます。
- (3)当パラメータ値を、制限ありから0(無制限)に変更するとき
- ->ユーザ情報の [ディスク上限(ホーム用)] の値は変更されません。
- 説明:
- 該当するドメインのコメントを指定します。
SSL
- SSL設定:
- 当該ドメインに対する SSL の設定を行うことができます。
関連項目