原因ごとの対処方法を下に記載します。
原因1:統合ビューアに登録しているアイコンのホスト名が15文字を超えている
場合にこの事象が発生します。
ドメイン環境などでクライアントのフルコンピュータにFQDN名が設定
されている場合にこのような状態になります。
本件が原因の場合、WSFTを起動すると、「クライアントを選択してく
ださい。」というメッセージが表示されます。
また、WinShareを起動すると、「wsclient:-serverは引数を持たなく
てはいけないかまたはサポートされていないオプションです。」と
いうメッセージが表示されます。
対処: アイコンのホスト名を以下のように短い名前に変更していただくことで
解決します。
hostname.***.***.**.**
↓
hostname
なお、変更後のホスト名は、名前解決が可能であることが必要です。
名前解決できない場合には、統合ビューアのアイコンからWSFTが起動でき
ません。(CMデータビューアとWinShareは起動可能です。)
その場合、CMデータビューアからWSFTを起動することで代用してください。
また、統合ビューアにて「定常的に自動発見を行なう」設定になっていて、
さらに、「詳細設定」で「再度発見したとき属性を更新する」設定に
なっている場合には、上記の変更をされましても、自動的に元の長いホスト
名に戻ってしまいますので、上記何れかの設定をオフにしてください。
原因2:統合ビューアのアイコンプロパティの「CMクライアント管理ID」に
値が登録されていない場合にもこの事象が発生します。
マネージャに未登録の段階のクライアントに対し自動発見を行ない、
アイコンを作成された場合にこのような状態になります。
対処: 統合ビューアで自動発見を再度実施し、アイコンのプロパティの情報を
更新してください。
自動発見の際には、「詳細設定」の「再度発見したとき属性を更新する」
をチェックすると各プロパティの値が更新されます。
以上です。