オートセルフテストが実施されなくなった原因として、以下1~3のいずれかが考えられます。
1.長時間停電等によりバッテリ充電切れの状態になったとき
その後の復電でUPSは再起動しますが、オートセルフテストが実施されなくなります。
<暫定対処>
セルフテストを手動で実施してください。再びオートセルフテストが実施されるようになります。
<恒久対処>
UPS ファームウェア9.8で改善されます。関連情報の「Smart-UPS(LCDモデル)FWアップデートモジュール」を参照ください。
2.バッテリ寿命となったとき
バッテリを交換してください。
<補足>
UPSで使用しているバッテリ寿命は通常使用時(使用温度20℃環境)でおよそ3年です。
予防保全のためお早めの交換(2.5年)をお勧めします。
詳細は関連情報の「【Express5800/iStorage NS】無停電電源装置(UPS)のバッテリ寿命の確認」を参照ください。
3.バッテリ充電率が80%以下のとき
その後、バッテリの充電が進み、再びオートセルフテストが実施されるようになれば問題ありません。
バッテリ充電率はディスプレイインターフェース上の操作で確認できます。
a.「メインメニュー」から「ステータス」を選択し、ENTERボタンを押します。
b. 矢印キーで表示を切り替えると「バッテリチャージジョウタイ:xx%」と表示されます。