ディスクの再同期処理(二重化処理)を止めることはできません。
なお、ディスクの再同期処理中にディスクを抜いたり、サーバの再起動を行わないでください。予期せぬエラーやミラーディスク間の不整合が発生し、サーバを正常に起動できなくなったりサーバがダウンする可能性があります。
再同期処理を止めることはできませんが、RDR Utility で再同期処理の優先度を変更することで I/O 負荷を増減させ、再同期処理完了までの時間を変更することができます。
優先度を初期設定値の Normal から Low に変更すれば I/O 負荷が軽減されます。その場合、再同期処理完了までの時間が1.5倍~3倍ほどかかります。
逆に Normal から High に変更すると I/O 負荷が増加しますが、再同期処理完了までの時間が半分~5分の1程度に短縮されます。
優先度の変更には、RDR Utility で RDR Virtual Disk の"Set Resync Priority"を設定します。
詳細はマニュアルの「RDR(Rapid Disk Resync)によるディスク操作」の章をご覧ください。
ディスクの二重化設定を一度破棄することになるため推奨することはできませんが、I/O負荷軽減のため、再同期処理を強制的に中断するには、RDR Utilityから再同期先のディスク(状態が "Syncing" となっているもの)を選択して「Remove Physical Disk From RDR Virtual Disk」を実行してください。
<補足>
ディスクの再同期処理にかかる時間の目安については、以下のコンテンツに記載しておりますので、ご参照ください。
|