【注意事項】
■iLOイベント用の受信情報設定ファイルの登録に関する注意事項
iLOのイベントのエクスプレス通報サービス(MG)には以下の2種類があり、
それぞれ登録する受信情報設定ファイルが異なります。
・iLOから送信されるSNMP Trapを元にしたエクスプレス通報
受信情報設定ファイル: ilo_jp.mtb
・iLOに登録されるIMLを元にしたエクスプレス通報
受信情報設定ファイル: iml_jp.mtb
ESMPRO/ServerManager のバージョンが 6.30以降では、IMLを元にした
エクスプレス通報も利用可能になりました。こちらの方が SNMP Trap を
元にしたエクスプレス通報よりも多くの障害を通報できるため、
後者 (iml_jp.mtb) のご利用をお勧め致します。
なお、両ファイルを読み込ませた場合、保守会社に対して二重に通報が
送信されてしまうため、ご利用になる通報に応じてどちらか一方の受信
情報設定ファイルを登録してください。
すでにご利用されている通報とは別の通報をご利用になる場合は、
以下の例を参考に、登録済みの受信情報を 必ず削除 した後に、
新たにご利用になる通報の受信情報設定ファイルを登録してください。
例)iLOから送信されるSNMP Trapを元にしたエクスプレス通報から
iLOに登録されるIMLを元にしたエクスプレス通報に変更する場合
(1) 「エクスプレス通報サービス(MG) インストレーションガイド(Windows編)」の
「3.1.5 受信情報の設定」 または 「3.2.4 受信情報の設定」 を参照して
受信情報の設定画面で登録済みの受信情報 (詳細情報が "iLO SNMP Trap") を
削除します。
(2) 受信情報設定ファイル(iml_jp.mtb)をダウンロードします。
※iml_jp.mtbはMGMTB.zipに包含しています。
(3) (2)でダウンロードした受信情報設定ファイルを登録します。
登録後、受信情報の設定画面で詳細情報に "iLO IML" と表示される
ことを確認します。
「エクスプレス通報サービス(MG) インストレーションガイド」は
関連情報の下記のコンテンツからダウンロードしてください。
・「エクスプレス通報サービス(MG)」
■iLOのイベントのエクスプレス通報を行う場合の注意事項
iLO5ファームウェアバージョンが1.20以降のiLO搭載装置をご使用の環境で、
エクスプレス通報サービス(MG)を使用してiLOのイベントをNECフィールディングへ通報
する場合、ESMPRO/ServerManager および受信情報設定ファイルの最新バージョンへの
アップデートが必要です。
以下の場合には、必ずiLO5ファームウェアバージョンを確認してください。
・新規にiLO搭載装置を導入する場合
(同一装置でも出荷時期によってiLO5ファームウェアバージョンが異なる場合があります)
・iLO5ファームウェアのアップデートをした場合
・保守交換によりiLO5ファームウェア搭載のマザーボードを交換した場合
詳細は以下をご参照ください。
http://jpn.nec.com/esmsm/notes_xp.html
注意事項
- ESMPRO/ServerManager Ver.6 注意事項
- iLO搭載装置のご使用環境における注意事項
■ 解凍先フォルダの注意について
モジュールを解凍するフォルダがルートディレクトリから深い階層にある場合、
正常に解凍ができません。または、正常に解凍されたように見えてもインストール
が正常に行われないことがあります。
解凍フォルダについては、ルートディレクトリ直下(例 c:\temp)に作成願います。
■ zipファイルを解凍するにあたっての注意について
本ソフトウェアのzipファイルを解凍する前に、下記の手順に従って、
ZoneID情報の確認、削除を行ってください。
ZoneID情報を付与したまま、zipファイルの解凍、およびインストールを行った場
合、適用後のモジュールが正常に動作しない場合があります。
Windows Vista、Windows XP Service Pack 2以降、またはWindows Server 2003
Service Pack 1以降のInternet Explorerで、[イントラネット] 以外に設定した
ゾーンのサイトからダウンロードしたファイルに "ZoneID" と呼ばれる情報が付与
されるようになりました。
zipファイルにZoneIDが付与されている場合、展開したファイルにもZoneID情報が
引き継がれ、実行時にセキュリティの警告が表示され、サービス、および
プロセスが起動しないことがあります。
1) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする) の確認と変更
1-1) [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行(R)] を選択します。
1-2) "gpedit.msc" と入力し、[OK] をクリックします。
1-3)「グループ ポリシー オブジェクト エディタ」画面が表示されます。
[ユーザーの構成] - [管理者テンプレート] - [Windowsコンポーネント]
- [添付ファイル マネージャ] を選択します。
1-4)「ゾーン情報を削除する方法を非表示にする」の状態を確認してください。
"有効" になっている場合は、「ゾーン情報を削除する方法を非表示にする
のプロパティ」画面で "無効" をクリックし、[OK] をクリックします。
"無効" もしくは "未構成" になっている場合は、変更は不要です。
2) zipファイルのZoneID情報の削除
2-1) zipファイルのプロパティ画面を開き、[全般] タブを選択します。
2-2) 以下の表示がある場合、[ブロックの解除(K)] をクリックし、[OK] を
クリックします。
セキュリティ: このファイルは他のコンピュータから取得したものです。
このコンピュータを保護するため、このファイルへの
アクセスはブロックされる可能性があります。
3) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする) の変更
1) でポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする)を "有効"
から"無効" に変更した場合は、同様の手順で "有効" に戻してください。
■ A1080a-S/D/E, A1040aのエクスプレス通報を行う場合の注意事項
A1080a-S/D/E, A1040aをご使用の環境でNECフィールディングへの通報
(エクスプレス通報)を行う場合は、追加設定が必要となります。
手順については以下のWebサイトをご参照ください。
http://support.express.nec.co.jp/care/user/a1080a.html
Express5800/A1080a-S A1080a-D A1080a-E A1040a ユーザーズガイド
- Express5800/A1080a EXPRESS通報MG設定手順