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修正情報・ダウンロード

【iStorage M11e/M110/M310/M310F】BMC FWアップデート

概要

iStorage Mシリーズ向けBMC FWに対して最新の修正物件をリリースいたします。
◆M11e/M110/M310/M310F
 01.58

BMC FWが以下のリビジョン以前である場合、アップデートをお願いいたします。

◆M11e/M110/M310/M310F
 01.56

製品名カテゴリ

iStorage基本制御/iStorageManager

対象製品

品名 iStorage M11e/M110/M310/M310F ストレージ用BMC FW
リビジョン 01.56
対象OS 該当なし
型番
修正情報

【説明】 
M11e用BMC FWです。98BM0158.bin/M98_BM0158.infの2つのファイルが格納されています。(md5によるチェックサム値:702107036e5b3c31e508e727df3905a4)

【ファイル名】 
M98_BM0158.zip
(形式:ZIP形式 サイズ:2.39MB)


【説明】 
M110用BMC FWです。99BM0158.bin/M99_BM0158.infの2つのファイルが格納されています。(md5によるチェックサム値:b4bacb469651a957e15342340606fc1c)

【ファイル名】 
M99_BM0158.zip
(形式:ZIP形式 サイズ:2.39MB)


【説明】 
M310/M310F用BMC FWです。9ABM0158.bin/M9A_BM0158.infの2つのファイルが格納されています。(md5によるチェックサム値:5b23414fbc3120a3d8efbae5d98c91eb)

【ファイル名】 
M9A_BM0158.zip
(形式:ZIP形式 サイズ:2.39MB)


【説明】 
BMCのアップデート手順書です。

【ファイル名】 
UpdateGuide_Mx10_BIOS_BMC_R002_J.pdf
(形式:PDF形式 サイズ:3.88MB)



種別

修正情報

障害区分

システムダウン(ストール以外)

障害内容/強化内容

電源スイッチの短絡故障(=押下検出)で予期せぬ電源切断が発生しないよう、フェールセーフの仕組みとして電源スイッチ操作を冗長化するよう電源切断方法を変更いたしました。電源スイッチによる装置の電源切断を行う場合は、装置背面にある両方のコントローラの電源スイッチを同時に押してください。

※なお万が一短絡故障が発生して電源切断が発生したとしてもストレージに保存されたデータには影響ありません。

障害原因/強化理由

従来のiStorageの電源スイッチは故障時に切断状態(=スイッチ無効化)となるため片方のコントローラのスイッチが故障しても、他方のコントローラの電源スイッチで電源切断が可能となる仕様としていました。しかし、M11e/M110/M310/M310Fで採用した小型の電源スイッチは故障時に短絡(=押下検出)となり得る事が判明したため、電源切断方法を変更いたしました。

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

▽BMC FWリビジョン確認方法
 "iStorage M11e/M110/M310/M510/M710/M310F/M710F BIOS/BMCファームウェア アップデートガイド 1.2章 BIOSまたはBMC FWのリビジョン確認方法"を参照してください。

対象機器のBMC FWが以下のリビジョン以前の場合、アップデートが必要です。
iStorage M11e - 01.56
iStorage M110 - 01.56
iStorage M310/M310F - 01.56

対処が正しく適用されていることを確認する方法

▽BMC FWリビジョン確認方法
 "iStorage M11e/M110/M310/M510/M710/M310F/M710F BIOS/BMCファームウェア アップデートガイド 1.2章 BIOSまたはBMC FWのリビジョン確認方法"を参照してください。

対象機器のBMC FWが以下のリビジョンであれば、正しく適用されています。
iStorage M11e - 01.58
iStorage M110 - 01.58
iStorage M310/M310F - 01.58

対象機器

iStorage M11e/M110/M310/M310F

適用方法

iStorage M11e/M110/M310/M510/M710/M310F/M710F BIOS/BMCファームウェア アップデートガイドを参照してください。

対象機器に対して以下のファイルを使用してアップデートを実施してください。

iStorage M11e - M98_BM0158.zip
iStorage M110 - M99_BM0158.zip
iStorage M310/M310F - M9A_BM0158.zip

※本BMC適用時には、合わせて以下のコンテンツIDで公開されているストレージ制御ソフトも適用をお願いいたします。
  コンテンツID:9010103737

補足

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■注意事項
--------------------------------------------------------------------------
【1】本修正物件の適用作業について
 BMCファームウェアの修正物件の適用作業は、基本的にはお客様による実施を
 お願いしております。本コンテンツ内のアップデートガイドの内容に従って、
 修正物件の適用作業実施をお願い申し上げます。

 但し、今回の修正物件は重要な不具合修正を含んでおりますので、HW保守契約を
 結んでおられるお客様には、担当のNECフィールディング拠点よりご連絡をさせて
 頂き、適用作業実施の調整をさせて頂きます。


【2】無停止アップデートに関する注意点 
 ◆接続ホストからのI/O負荷に関する注意事項
  無停止アップデートは、接続ホストからのI/O を一方のコントローラに
  片寄せしながらアップデートします。このため、接続ホストからのI/O 負荷
  が高い状態で無停止アップデートすると、ひとつのコントローラに負荷が集中
  し、I/Oの応答性能が低下する可能性があります。また、アップデート
  コマンドの応答がなくなりアップデートが継続できなくなる可能性があります。
 
  無停止アップデートを行う場合は、極力負荷が低い状態(※1)で実施すること
  を強く推奨します。
 
  (※1)負荷が低い状態
   通常の半分程度の負荷状態でアップデートを実施してください。
   WebSAM Storage PerforMate を購入している場合は、ホストディレクタの
   BUSY 率により負荷状態の確認が可能です(※2)。
   目安として二つのコントローラのBUSY率の合計が80%を超えない状態で
   アップデートを実施してください。
 
  (※2)ホストディレクタのBUSY 率は、WebSAM Storage PerforMate の統計情報編集
     ツール(iSMprfedit コマンド)における「ホストディレクタ詳細レポート」、
     または WebSAM Storage PerforNavi で参照することが可能です。

 ◆お客様の環境に関する注意事項
  以下の1)~2)の条件を全て満たす場合に、業務を停止することなくストレー
  ジ制御ソフトのアップデート(無停止アップデート)をすることが可能です。

  1) 全ての業務サーバにマルチパスソフトウェアがインストールされ、
    ディスクアレイとの間のI/O パスが冗長構成であること (*1)

  2) 全ての業務サーバが、以下のa)~b)いずれかの条件を満たしていること
    (*2,*3)
   a) OSがWindows、Linux、HP-UX、Solarsのいずれかであり、
     NEC Storage Manager Agent Utilityが導入されていること
   b) OSがVMwareであり、iStorage StoragePathSavior for VMwareまたは、
         VMware環境向けI/Oパス切り替えツール(prevent_hd.pl)が導入されて
         いること

  ただし、上記の条件を満たしている場合でも、以下の点には注意してください。

  (*1)無停止アップデートに対応しているマルチパスソフトウェアは下記の
    通りです。
     Windows:iStorage StoragePathSavior 6.2 for Windows以降、または
                   Multipath I/O (MPIO)
     Linux:iStorage StoragePathSavior 5.11 for Linux 以降、または
                 Device Mapper Multipath(OS標準のマルチパスソフト)
     HP-UX:HP-UX 11i v3のネイティブマルチパス
     Solaris:Solaris 10/11 のSolaris I/O マルチパス(MPxIO)
     VMware:iStorage StoragePathSavior 1.2 for VMware 以降、または
                  VMware 標準マルチパス
          NAS オプション:NAS オプション標準マルチパス
     
    現在のストレージ制御ソフトのリビジョンが0930 より前の場合、以下の
    業務サーバでDevice Mapper Multipath を使用しての無停止アップデートは
    できません。
    ・ Red Hat Enterprise Linux 7.1 以降
    ・ Red Hat Enterprise Linux 6.7 以降
    ・ Red Hat Enterprise Linux 6.4 以降にdevice-mapper-multipath 0.4.9-87
      以降が適用されている

    業務サーバのOSがVMware ESXで、iSCSI 接続かつホスト(LD セット)が
    マルチターゲットモードの場合は、iStorage StoragePathSavior 2.0 for 
        VMware以降を使用してください。

    業務サーバのOSがWindows、LinuxでiSCSI 接続かつホスト(LD セット)が
    マルチターゲットモードの場合は、NEC Storage Manager AgentUtility V9.2
    以降を使用してください。

    業務サーバのOSがWindowsまたはLinuxで、かつ、OS標準のマルチパスソフト
    ウェア(Windows:MPIO, Linux:Device Mapper Multipath)を利用した環境では、
    無停止アップデート作業前に業務サーバにて本コンテンツ末尾の関連情報に
    登録されている資料「MPIOまたはDevice Mapper Multipath利用時の冗長構成
    の確認方法」に記載されている手順によりサーバとストレージ間のパスが冗長
    構成になっていることを確認してください。
    
    詳細はアップデートガイドの「表2 対応しているマルチパスソフトウェア」を
    ご参照ください。

  (*2)業務サーバが仮想化されている環境で無停止アップデートを行うためには、
    ホストOSにマルチパスソフトウェアがインストールされている必要が
    あります。例外として、Hyper-V環境ではゲストOSにマルチパスソフト
    ウェアをインストールした環境で無停止アップデート可能な構成があ
    ります。詳細はアップデートガイドの「表4 ゲストOSにマルチパスソフトウェア
    をインストールした状態で無停止アップデート可能な構成」をご参照ください。

  (*3)接続ホストがWindows Server 2003の場合に、WMIが正しく動作していない
    と無停止アップデートのパスの片寄せがタイムアウトのエラーとなり、
    パスの片寄せが正しく行われたか、手動で確認する必要があります。
    この場合、片寄せが正しく行われていれば、無停止アップデートを行う
    ことはできますが、WMIを復旧するまで、パスの片寄せのたびにタイム
    アウトのエラーとなり、WMIの復旧時に当該接続ホストの再起動(業務の
    停止)が必要となります。

【3】適用時の依頼/注意事項(RemoteDataReplication利用時のみ)
  RemoteDataReplication(RDR)ペアが設定されているディスクアレイ
  をアップデートする場合、アップデート前にRDRペアをセパレート
  完了状態にしてください。また、レプリケート運用を行っている
  場合は、アップデート完了後にレプリケートを実施してください。

【4】適用時の依頼/注意事項(サーバのOSにSolarisを利用している時のみ)
 DMPの動作仕様により、NEC Storage Manager Agent Utilityと連携したパスの
 片寄せはできません。
 DMP環境の無停止アップデートは、以下に注意してください。
 ・各サーバにログインして、パスが冗長構成であることを事前に確認してください。
 ・事前のパス片寄せは行いません。アップデートの際、片パスが閉塞されたことを
  示すメッセージがsyslogに登録されますが無視してください。 
 ・アップデート完了後は、パスの閉塞が解除されます。

【5】適用時の依頼/注意事項(アップデート作業中の異常について)
  アップデート中にエラーが発生した場合は、「BMCアップデートガイド」の
 「第3章 エラーが発生した場合」を参照して対処してください。

【6】適用時の依頼/注意事項(サーバのOSにHP-UXを利用しているときのみ)
  iSMvollistコマンドにてスナップショットのLinkVolumeが表示されない場合が
  あります。装置とサーバ間がシングルパスの状態で、iSMvollist -r コマンドを
  実行すると、ボリューム対応表にスナップショットのLinkVolumeが登録されない
  場合があるためです。冗長パスが確保された状態で、iSMvollist -r コマンドを
  発行してください。

【7】データ移行機能利用時の注意事項
 データ移行途中に装置停止が必要となった場合、または修正物件のアップデートを
 適用する場合は、データ移行が完了してから実施するか、または、データ移行の
 中断指示を行ってから実施してください。なお、データ移行を中断した場合は
 装置再起動後に再開指示を行ってください。

ご使用の条件

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても本使用条件
    により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許諾プロ
    グラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続します。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他の
    権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後
    直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムとともに
    提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの弊社ストレージにおいてのみ、使用すること
    ができます。
 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用する
    ことができます。

3.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することができ
    ます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りではあり
    ません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目的
    でのみ保管することができます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著作
    権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、
    改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことは
    できません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等
    の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあり
    ません。

4.許諾プログラムの移転等
 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の権利を
    譲渡することができます。
  (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラ
      ムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切保持しないこと。
  (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使用権の
    第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはできません。

5.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブルする
  ことはできません。

6.保証の期限
  (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関し発生
     する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。
  (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、弊社は、
     自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のためのプログラム
     (以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)または、かかる修正に関
     する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。お客様に提供された修正
     プログラムは許諾プログラムとみなします。

7.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生につき
  弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対してなさ
  れた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。

8.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許諾
    プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出してはなり
    ません。
 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決する
    ものとします。

商標・著作権

・本ソフトウェアの著作権は、日本電気株式会社が有しています。
・その他記載の会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。 

関連情報

  • コンテンツID: 9010107159
  • 公開日: 2018年09月14日
  • 最終更新日:2018年09月14日
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