KB2862330のパッチをftサーバに適用する際、
お客様の環境によっては下記1、2の注意事項がございますので、
ご参照の上、適用いただけますようお願いします。
KB2862330以外のパッチについては、
適用にあたってftサーバ固有の注意事項はありません。
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お客様環境がExpress5800/R320a Windows 2003 R2環境の場合
本環境に下記パッチ(KB2862330)を適用すると、
ftサーバのPCIモジュールのフェイルオーバ時に
STOP:0xD1が発生する可能性があります。
<現象発生パッチ>
・WindowsServer2003.WindowsXP-KB2862330-x86-JPN.exe
本パッチを適用される場合は、この問題の修正のために、
Microsoft社からリリースされている下記修正パッチ(KB2917650)も
合わせて適用いただけますようお願いします。
KB2862330とKB2917650はどちらを先に適用しても問題ありません。
<Microsoft社 修正パッチ(KB2917650)>
http://support.microsoft.com/kb/2917650
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Windows 2008 R2環境の場合
本環境に下記パッチ(KB2862330)を適用すると、
パッチ適用のための再起動中に、usbport.sysが
置換されないことによりSTOP:0xD1が発生する場合がありますが、
STOP:0xD1発生後の再起動時に同ファイルが置換され
正常化するため、特に対処の必要はございません。
<現象発生パッチ>
・Windows6.1-KB2862330-x64.msu
本現象は、下記のMicrosoft社技術情報に該当します。
<Microsoft社 技術情報(KB2862330)>
http://support.microsoft.com/kb/2862330
-詳細
-このセキュリティ更新プログラムに関する既知の問題
-・現象
※2014/1/22追記
Microsoft社から、本パッチの更新版がリリースされました(Windows6.1-KB2862330-v2-x64.msu)。
Windows 2008 R2環境に更新前のバージョンのパッチを適用されたお客様は、
本更新版を追加適用することを推奨します。