概要

影響のある製品

問題の詳細

エージェントプロセスでは、アプリケーションの初回ロード時にセキュリティポリシーファイルが生成されます。 そのため、問題が発生するのは、初回ロード中にエージェントプロセスが強制停止した場合のみです。 2 回目以降のロード中にエージェントプロセスが強制停止しても本問題は発生しません。

プロセスグループでは、アプリケーションのロード時に毎回セキュリティポリシーファイルが生成されます。 そのため、2 回目以降のロードであっても、アプリケーションのロード中にプロセスグループのプロセスが強制停止すると、 本問題が発生する可能性があります。 例えば、プロセスグループ起動中にプロセスグループが強制停止すると本問題が発生する可能性があります。

復旧方法

残っているセキュリティポリシーファイルを削除することで復旧します。
次に記載しているもの以外のディレクトリおよびファイルは削除しないようにご注意ください。

エージェントプロセスでエラーが発生した場合

1. ドメインを停止します。

2. 以下のディレクトリを削除します。

• V9.1 の場合

[WebOTXインストールディレクトリ]/domains/[ドメイン名]/generated/policy

• V9.2 の場合

[WebOTXインストールディレクトリ]/domains/[ドメイン名]/generated/policy/server

3. ドメインを起動します。

プロセスグループでエラーが発生した場合

アプリケーションのロード中にプロセスグループが強制停止し、 まだプロセスグループを再起動していない状態の場合は、 プロセスグループ起動前に以下のディレクトリを削除することで 本問題の発生を回避することができます。

[WebOTXインストールディレクトリ]/domains/[ドメイン名]/generated/policy/[アプリケーショングループ名]-[プロセスグループ名]

(*) 上記ディレクトリを削除せずにプロセスグループを起動し本エラーが発生した場合、エラー発生の後処理として問題となっているファイルが自動的に削除されます。 そのため、もう一度プロセスグループを再起動することで復旧します。

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