ESMPRO/ServerManagerに登録されているコンポーネントを削除すると、
ESMPRO/ServerAgentService側のCIM-Indication通報先設定も削除されます。
しかし、以下のような場合にCIM-Indication通報先設定が削除されません。
・コンポーネントを削除せずに、ESMPRO/ServerManagerをインストールした管理PCを撤去したとき。
・コンポーネント削除時に、ESMPRO/ServerAgentServiceと通信できなかったとき。
CIM-Indication通報先設定が削除されなかった場合、以下の事象が発生します。
・CIM-Indicationが発生すると、不要なパケットが送信される。
・アラートビューアに[コンポーネント]が{不明なサーバ}のアラートが登録される。
以下の手順でCIM-Indication通報先設定を削除してください。
【Windows】
1) ESMPRO/ServerAgentService をインストールしているサーバーに、
Administrator権限のあるアカウントでサインインします。
2) CIM-Indication通報先設定の削除バッチ(ESMDelCim.bat)を任意の場所に格納します。
※ ESMPRO/ServerAgentService Ver.2.16以降のバージョンでは、
"%EsmDir%tool\"に格納されています。
コンテンツ下部よりダウンロードも可能です。
3) コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動します。
4) 以下のコマンドを実行します。
<本ソフトウェアの格納場所>\ESMDelCim.bat
※ 本ソフトウェアの実行後にシステムの再起動は不要です。
【Linux】
1) ESMPRO/ServerAgentService をインストールしているサーバーに、
rootユーザーでログインします。
2) Subscriptionを表示します。
# cimsub -ls
3) 出力結果のFILTERに「ESMPRO/SM」が含まれるSubscriptionが存在する場合は、
以下のコマンドで削除してください。
# cimsub -ra -n <NAMESPACE> -F <FILTER> -H <HANDLER>
【注意事項】
本手順はESMPRO/ServerAgentService側のすべてのCIM-Indication通報先設定を削除します。
別のESMPRO/ServerManagerにESMPRO/ServerAgentServiceを登録済みの場合、
そのESMPRO/ServerManagerで「接続チェック」を実施してください。
「接続チェック」を実施することでESMPRO/ServerAgentService側のCIM-Indication通報先設定が
再作成されます。
【更新履歴】
2019/08/09 新規公開