iSMcfg ldchgattrコマンドによりLDのデフォルトオーナーを変更する際は、該当のLDを認識している業務サーバすべてを停止してから実行してください。
デフォルトオーナー変更後、停止した業務サーバを起動してください。
業務サーバを起動したままLDのデフォルトオーナーを変更した場合、対象となるLDへのアクセスが滞留し、業務サーバで動作しているアプリケーションが無応答になるなどの業務影響が発生することがあります。
該当のLDにアクセスしているアプリケーションが無応答になった場合には、業務サーバを再起動してください。
対象構成
以下のすべての条件を満たす構成です。
- 業務サーバのOSがRed Hat Enterprise Linux 7以降
- 業務サーバにインストールしているiStorage StoragePathSavior for Linux(以降、SPS)のバージョンが9.0以降(※)
- デフォルトオーナーを変更するLDを認識している業務サーバが起動している
(※)SPSのバージョン9.0以降は、機能バージョン8.0.0が該当します。
SPSの機能バージョンの確認方法は以下の通りです。
# cat /proc/scsi/sps/version
X.X.X
8.0.0と表示された場合は、SPSのバージョンは9.0以降になります。
対象サーバ
- Express5800/ラックサーバ
- Express5800/タワーサーバ
- Express5800/ブレードサーバ
- Express5800/スケーラブルHAサーバ
対象ストレージ