製品のインストール完了後、COBOL開発環境のビルド機能またはCOBOL GUIの生成機能(*1)を使用するために、Visual C++のインストールディレクトリを設定しますが、Visual Studio 2017/2019/2022の場合は設定値が異なります。
以下の手順で設定してください。
①Administrator権限のユーザか管理者権限で、COBOL製品のインストールディレクトリのbin配下の”COBOL.ini”ファイルを、任意の編集ツールで開きます。
②「VCDIR=」の行に、Visual C++のインストールディレクトリの中の、「vcvarsall.bat」という名前のファイルが存在するディレクトリ名を入力します。
指定例)
[Visual Studio 2017の場合]
VCDIR=C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\Professional\VC\Auxiliary\Build
[Visual Studio 2019の場合]
VCDIR=C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\Professional\VC\Auxiliary\Build
[Visual Studio 2022の場合]
VCDIR=C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2022\Professional\VC\Auxiliary\Build
③ファイルを保存します。
(*1)COBOL Standard Editionのみ
【確認済みのバージョン】
[Visual Studio 2017の場合]
COBOL Standard Edition 2.0-5.1, COBOL Enterprise Edition 3.0-5.1
[Visual Studio 2019の場合]
COBOL Standard Edition 3.0-5.2, COBOL Enterprise Edition 3.0-5.2
[Visual Studio 2022の場合]
COBOL Standard Edition 5.1-5.2, COBOL Enterprise Edition 5.1-5.2
【確認済みの対象OS】Windows