Windows Server 2008以降では、アプリケーションリソース/スクリプトリソースの「デスクトップとの対話を許可する」、「ウィンドウサイズ」を設定しても、ログオンしているセッションとは異なるセッションでプロセスが起動するため、デスクトップにアプリケーションを表示させることができなくなりました。
以下の代替案を検討してください。
<概要>
OSのタスクスケジューラにアプリケーションを起動するためのタスクを登録しておき、CLUSTERPRO のスクリプトリソースから、タスクを実行/停止するためのコマンドを実行するように構成します。
<設定手順>
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OSのタスクスケジューラに、アプリケーション起動用のタスクを作成します。
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CLUSTERPROのスクリプトリソースにて、以下のように設定します。
start.batの「:NORMAL」ラベルと「:FAILOVER」ラベルの直後に、以下のコマンドラインを追加します。
schtasks /run /tn "タスク名"
stop.batの末尾に以下のコマンドラインを追加します。
schtasks /end /tn "タスク名"
このFAQの対象製品バージョンは以下のとおりです。
CLUSTERPRO X 1.0 for Windows
CLUSTERPRO X 2.0 for Windows
CLUSTERPRO X 2.1 for Windows
CLUSTERPRO X 3.0 for Windows
CLUSTERPRO X 3.1 for Windows
CLUSTERPRO X 3.2 for Windows
CLUSTERPRO X 3.3 for Windows
CLUSTERPRO X 4.0 for Windows
CLUSTERPRO X 4.1 for Windows
CLUSTERPRO X 4.2 for Windows