ページの先頭です。
ここから本文です。

修正情報・ダウンロード

「ジャンクション ポイント」および「シンボリック リンク」に存在しない参照先(Sドライブ)が設定される場合がある。

概要

Windows Server 2008(x86/64) の カスタムインストールモデルにて、
「ジャンクション ポイント」および「シンボリック リンク」に、
存在しない参照先(Sドライブ)が設定されます。
本来であれば、Cドライブが設定されます。(OS標準設定)

製品名カテゴリ

Windows Server 2008

対象製品

品名 Windows Server 2008
リビジョン
対象OS Windows Server 2008 Standard 32Bit
Windows Server 2008 Enterprise 32Bit
Windows Server 2008 Standard x64 Edition
Windows Server 2008 Enterprise x64 Edition
型番
修正情報

【説明】 
修正モジュールおよびReadme

【ファイル名】 
W2K8012.exe
(形式:自己解凍型ファイル サイズ:72KB)


【説明】 
使用許諾

【ファイル名】 
使用許諾_W2K3-012.txt
(形式:テキストファイル サイズ:8KB)



種別

修正情報

障害区分

結果異常

障害内容/強化内容

「ジャンクション ポイント」および「シンボリック リンク」を参照するソフトウェアの場合、
参照先が存在しないためエラーなどが発生する可能性があります。
既知事例として、
「iStorage基本制御D1-10 Lite Ver6.1」の「iSMクライアント(Web GUI)」は、
「ジャンクション ポイント」を参照しており、参照先が不正な状態のため、起動に失敗する問題があります。

障害原因/強化理由

カスタムインストールでは、一時的にSドライブにOSをインストールします。
Sドライブは一時的な設定のため、実運用環境でのOSパーティションはCドライブとなりますが、
その際、Microsoft社 WindowsOSインストール機能の仕様制限で、
インストール時に設定したドライブ情報(Sドライブ)がインストール後のシステムにも引き継がれます。
そのため、本来 Cドライブ が設定される「ジャンクション ポイント」および
「シンボリック リンク」に Sドライブ が設定されます。

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

以下の手順は、管理者権限のあるユーザ(Administrator 等)で行ってください。

(1) コマンドプロンプトを起動してください。
(2) カレントフォルダを Cドライブ直下に移動してください。
    例) cd C:\
(3) "dir /a /s /al" を実行してください。
    Cドライブ上に設定された「ジャンクション ポイント」および
    「シンボリック リンク」の一覧が表示されます。
      <SYMLINKD> :シンボリック リンク
      <JUNCTION> :ジャンクション ポイント
    「ジャンクション ポイント」および「シンボリック リンク」の
    参照先(下線部)に Sドライブが設定されている場合、本ツールの 適用対象 です。

    例)---------------------------------------------------------
       C:\Users のディレクトリ
         yyyy/mm/dd  hh:mm(※) <SYMLINKD>     All Users [S:\ProgramData]
                                     ~~~~
         yyyy/mm/dd  hh:mm     <JUNCTION>     Default User [S:\Users\Default]
                                       ~~~~
       -----------------------------------------------------------
         ※ ファイルの日付

対処が正しく適用されていることを確認する方法

以下の手順は、管理者権限のあるユーザ(Administrator 等)で行ってください。

(1) コマンドプロンプトを起動してください。
(2) カレントフォルダを Cドライブ直下に移動してください。
    例) cd C:\
(3) "dir /a /s /al" を実行してください。
    Cドライブ上に設定された「ジャンクション ポイント」および
    「シンボリック リンク」の一覧が表示されます。
      <SYMLINKD> :シンボリック リンク
      <JUNCTION> :ジャンクション ポイント
    「ジャンクション ポイント」および「シンボリック リンク」の
    参照先(下線部)が  Sドライブ から  Cドライブ に変更されていることを
    確認してください。

    例)---------------------------------------------------------
          C:\Users のディレクトリ
         yyyy/mm/dd  hh:mm(※) <SYMLINKD>     All Users [C:\ProgramData]
                                     ~~~~
         yyyy/mm/dd  hh:mm     <JUNCTION>     Default User [C:\Users\Default]
                                       ~~~~
     -----------------------------------------------------------
         ※ ファイルの日付

対象機器

□ Express5800/R110a-1H
□ Express5800/R120a-1, R120a-2
□ Express5800/T120a-E, GT120a, T120a-M
□ Express5800/GT110a, GT110a-S
□ Express5800/R110a-1,iR110a-1, T110a
□ Express5800/B120a

適用方法

以下の手順は、管理者権限のあるユーザ(Administrator 等)で行ってください。
(1) 本修正物件を 適切なディレクトリ配下にダウンロードし解凍してください。
(2) エクスプローラ、もしくはコマンドプロンプトより、
     「setjunction.bat」を実行してください。
(3) 画面の指示に従い、ツールを実行してください。
   システムの再起動は不要です。
以上で「ジャンクション ポイント」および「シンボリック リンク」の再設定は完了です。

補足

特に無し。

  • コンテンツID: 9010100164
  • 公開日: 2009年11月20日
  • 最終更新日:2009年11月20日
ここからページ共通メニューです。 ページ共通メニューを読み飛ばす。