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修正情報・ダウンロード

ESMPRO/ServerAgent (Windows) ドメインコントローラ環境へのインストール時の障害

概要

この修正モジュールは、ESMPRO/ServerAgent (Windows) を、ドメインコントローラとして
動作している装置へインストールを行った場合に発生する、下記の不具合を修正します。

・WDT(Watch Dog Timer)の設定が行えず、WDTによるOSストール監視が行えない。
  (Watch Dog TimerによるOSストール監視をサポートする装置のみ)

・OS起動時に負荷が高い状況などにおいて、ESMPRO/ServerAgent サービスの
  ESM System Management Service および、ESRAS Utility Service の起動に時間がかかり、
  OSの起動時に「問題のレポートと解決策」でハングアップが報告されることがある。

製品名カテゴリ

ESMPRO/ServerAgent

対象製品

品名 ESMPRO/ServerAgent
リビジョン 4.4, 4.41, 4.42, 4.43, 4.45, 4.45, 4.46, 4.47, 4.5, 4.51
対象OS Windows Server 2008 Standard 32Bit
Windows Server 2008 Enterprise 32Bit
Windows Server 2008 Standard x64 Edition
Windows Server 2008 Enterprise x64 Edition
Windows Server 2008 Datacenter x64 Editon
Windows Server 2008 R2 Standard
Windows Server 2008 R2 Enterprise
Windows Server 2008 R2 Datacenter
型番
修正情報

【ファイル名】 
MODPATCH.zip
(形式:ZIP サイズ:2,660バイト)



種別

修正情報

障害区分

その他

障害内容/強化内容

Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 において、
ESMPRO/ServerAgent (Windows) を、ドメインコントローラ環境へインストールした場合に、
下記の現象が発生します。

・WDT(Watch Dog Timer)の設定が行えず、WDTによるOSストール監視が行えない。
  (Watch Dog TimerによるOSストール監視をサポートする装置のみ)

・OS起動時に負荷が高い状況などにおいて、ESMPRO/ServerAgent サービスの
  ESM System Management Service および、ESRAS Utility Service の起動に時間がかかり、
  OSの起動時に「問題のレポートと解決策」でハングアップが報告されることがある。

障害原因/強化理由

ドメインコントローラに設定されている時に、OS種別を正しく認識できず
必要な設定を登録しない事が原因です。

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

下記の条件全てに該当する場合に対処が必要です。

・OSが Windows Server 2008, Windows Server 2008 R2 の場合。

・サーバの役割にドメインコントローラが設定されている場合。

・ドメインコントローラに設定後にESMPRO/ServerAgentをインストールした場合。

対処が正しく適用されていることを確認する方法

「適用方法」を参照願います。

対象機器

Express5800シリーズ

適用方法

[注意事項]
・Administrators グループに属するユーザで以下の操作を行ってください。

[適用手順]
1) MODPATCH.ZIP をダウンロードし、対象装置の任意の場所に展開してください。
   - MODPATCH.BAT と NECWDT.DAT が展開されます。
   - 展開する場所は、対象装置上のディスクドライブ上に展開してください。
     他装置のネットワークドライブ等では実行できません。

2) MODPATCH.BAT を実行してください。
   - UAC(ユーザーアカウント制御)が有効の場合は、MODPATCH.BAT を右クリックし、
    「管理者として実行」を選択してください。
   - 実行後は、MODPATCH.BAT と NECWDT.DAT は削除頂いて結構です。
   - 本パッチ適用後にOSの再起動は不要です。

[適用確認方法]
・実行後、MODPATCH.BAT と同じフォルダに ログファイル batlog.txt が作成されます。

・batlog.txt をメモ帳などで開いていただき、最後に以下のログが出力されている
  場合は正しく適用されております。
  -------------------------------------------------
   処理終了 終了コード= 0
  -------------------------------------------------

・また、バッチファイルの終了コード(ERRORLEVEL)が 0 の場合は正しく適用されております。

・終了コードが以下の場合は、エラーではなく正常な動作です。
  ご利用サーバの環境をご確認ください。

  1: 対象OSではない為、本パッチの適用は必要ありません。
  2: 対象のServerAgentがインストールされていない為、本パッチの適用は必要ありません。

補足

本修正内容は2010年末の ESMPRO/ServerAgent アップデートパッケージ にて
吸収予定です。

  • コンテンツID: 9010100728
  • 公開日: 2010年10月18日
  • 最終更新日:2010年10月18日
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