GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN において、後述の機能追加と問題修正をするアップデートモジュールです。
また、本モジュール適用により、GUARDIANWALL V7.5 のリビジョンが V7.5.01 となります。

修正情報

結果異常

本物件の適用により、下記 4 件の機能追加が行われます。

※使用方法等の詳細については、付属の README をご参照ください。

1. 保留メール管理画面にスマートフォン専用の管理画面が利用可能
   (対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)
   
   保留メールの管理をスマートフォンのブラウザから行うことができるようになりました。
   
   
2. 受信メールのBcc転送機能を追加
   (対象製品: GUARDIANWALL)
   
   メールを転送した際に、宛先をBccに追加してオリジナルメールを転送することができるようになりました。
   サーバー設定ファイルのMimeFormatForward設定に「bcc」という設定値が追加されました。
   
   
3. 送出BOXと削除BOXの1ページ当たりに表示するメール行数を変更可能
   (対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)
   
   保留メール管理画面の送出BOX・削除BOXに表示する1ページあたりのメールの行数を変更できるようになりました。
   サーバー設定ファイルのQueueLines設定の適用範囲が、送出BOXと削除BOXまで拡張されました。
   
   
4. サポートに必要な情報を取得するスクリプトを提供
   (対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)
   
   GUARDIANサポートにお問合せいただく際、お問合せ内容の調査に必要な情報を取得するためのスクリプト (get_support_info) を追加しました。
   スクリプトを実行すると、システムログや設定バックアップ等のファイルが「.tar.gz」形式で圧縮されて保存されます。
   
   

また、本物件の適用により、下記 8 件の問題修正が行われます。

1. キーワード検査で実際のメールには含まれていないキーワードが検出されてしまう
   (対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)
   
   複数の文字コードと判定されうる文字列に対してキーワード検査を行った場合、実際のメールには含まれていないキーワードが検出されてしまう問題を修正しました。
   
   
2. システムログにEUC以外の文字列がある場合に管理画面上で表示できない
   (対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)
   
   システムログのファイル内にEUC以外の文字コードが含まれる場合、管理画面上でシステムログが表示されない問題を修正しました。
   
   
3. IgnoreScreeningFail=false設定時に検査結果が正しく判定されない場合がある
   (対象製品: GUARDIANWALL)
   
   メール検査のオプションとしてIgnoreScreeningFail=falseを設定し、パスワード付きZIPファイルを検査した場合、検査結果が正しく判定されない問題を修正しました。
   IgnoreScreeningFail=falseの設定箇所については README をご参照ください。
   
   
4. Internet Explorerのバージョンが8以降の場合、管理画面を表示すると一部画面のデザインがくずれる
   (対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)
   
   Internet Explorerのバージョンが8以降の場合、管理画面を表示すると一部画面のデザインが崩れる不具合を修正しました。
   
   該当の箇所は以下のとおりです。
   
   ・WEBGUARDIAN独自認証機能利用時に、独自認証パスワードの変更画面を表示すると画面の装飾が表示されない。
   ・「共通」-「検査サーバー管理」-「個別設定」-「設定」にて表示されるタブの表示がくずれる。
   ・以下の画面にて、右端の日付ボックスのみが次行に表示される。
   →「共通」-「運用監査」-「操作記録」-「詳細検索」
   →「共通」-「運用監査」-「リストア操作記録」-「詳細検索」
   →「メール」-「保存メール管理」-「メール閲覧」-「詳細検索」
   →「メール」-「保存メール管理」-「リストアメール閲覧」-「詳細検索」
   
   
5. OpenSSLの脆弱性（CVE-2014-0224）に対応
   (対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)
   
   OpenSSLの脆弱性（CVE-2014-0224）に対応しました。
   本脆弱性はGUARDIAN製品を利用する上での影響はありませんが、よりセキュリティの強固なOpenSSLにバージョンアップを行いました。
   
   
6. 保存メール閲覧のエンベロープTOが表示されない
   (対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)
   
   メールを保存および保留し管理画面からメールを確認した際、エンベロープ、ヘッダー、保留宛先の情報が表示されない不具合を修正しました。
   エンベロープ、ヘッダーにUTF-8以外のマルチバイト文字がある場合に発生します。
   
   該当の箇所は以下のとおりです。
   
   ・「メール」-「保存メール管理」-「メール閲覧」
   ・「メール」-「保存メール管理」-「リストアメール閲覧」
   ・「メール」-「保留メール管理」
   ・「一時保留メール」-「本文閲覧画面」
   
   
7. 独自認証機能利用時に数字のみのパスワードが設定できない
   (対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)
   
   WEBGUARDIAN独自認証機能利用時に、数字のみのパスワードが設定できない不具合を修正しました。
   
   該当の箇所は以下のとおりです。
   
   ・「ウェブ」-「システム管理」-「ユーザー認証設定」-「ユーザー管理画面へ」-「新規登録」-「パスワード」
   ・「ウェブ」-「システム管理」-「ユーザー認証設定」-「ユーザー管理画面へ」-「編集」-「新規パスワード」
   ・パスワード有効期限切れ時および初期パスワード変更による、パスワード変更画面
   
   
8. セキュリティの強化を実施
   (対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)
   
   セキュリティの強化を行いました。
   
   

また、本物件の適用により、下記 1 件の仕様変更が行われます。

1. 複数の文字コードに判定可能な文章に対するキーワード検査での検出精度を向上
   (対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)
   
   複数の文字コードとして解釈しうる文章に対するキーワード検査において、キーワードが検出されない場合がありました。 このような場合でも検出精度が向上するよう検査仕様の見直しを行いました。
   
   

プログラムの問題のため。

README をご確認ください。

README をご確認ください。

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README をご確認ください。

(注意1)
本アップデート物件は、GUARDIAN 管理サーバ (GUARDIANSUITE)、GUARDIANWALL 検査サーバ、WEBGUARDIAN検査サーバ がインストールされている全てのマシンに適用する必要があります。
また、適用の際はパッケージに同梱の README をご覧ください。

(注意2)
本アップデート適用前に、過去にリリースした下記のアップデート物件をあらかじめ適用していただく必要があります。
各アップデート物件に付属のリリースノートを参照いただき、アップデート物件を適用してください。

※GUARDIAN管理サーバと検査サーバを同一マシンにインストールされている場合は各環境で必要なパッチを全て適用してください。

・GUARDIAN管理サーバ(GUARDIANSUITE) V4.6.00 の場合

1. 『【GUARDIAN】アップデートモジュール 20140418』
   (ファイル名: update_P140101.sh)
   
   
2. 『【GUARDIAN】アップデートモジュール 20140521』
   (ファイル名: update_P140401.sh)
   
   

・GUARDIANWALL検査サーバ V7.5.00 の場合

1. 『【GUARDIAN】アップデートモジュール 20140418』
   (ファイル名: update_P140101.sh)
   
   
2. 『【GUARDIAN】アップデートモジュール 20140521』
   (ファイル名: update_P140401.sh)
   
   

・WEBGUARDIAN検査サーバ V3.7.00 の場合

1. 『【GUARDIAN】アップデートモジュール 20140418』
   (ファイル名: update_P140101.sh)
   
   
2. 『【GUARDIAN】アップデートモジュール 20140521』
   (ファイル名: update_P140401.sh)