【提供モジュール】
提供するモジュールはご利用環境によって異なる三種類(Signed/Unsigned/TestSigend)がございます。このような提供となる理由はコードサイニング証明書におけるMicrosoft社のポリシー変更に伴うためであり、お客様ご利用のOS上で動作させるために、次の【OS別対応方法】をご確認いただき、適切なモジュールをご選択ください。
さらに各モジュールごとにx86/x64バージョンが存在します。
【OS別対応方法】
各OS毎の対応は以下となります。
OS |
OS bits |
対処 |
Windows 2003 / 2003R2 |
x86 x64 |
Unsignedモジュールをご利用ください。(OS bitsに合わせたモジュールを選択してください) |
Windows 2008 |
x86 |
Unsignedモジュールをご利用ください。
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Windows 2008 / 2008R2 |
x64 |
通常はSigned
モジュールをご利用ください。
ただし、Signedモジュール適用のためには次の対応が必要となります。
事前にWindows 2008 R2 SP1およびKB3033929に関するOSパッチを適用し、SHA-2コード署名サポートができるよう準備願います。
参考URL:https://technet.microsoft.com/enus/library/security/3033929.aspx
上記準備完了後、Singedモジュールをご利用ください。
注意:Windows 2008 RTM x64環境でv6.3以前をご利用の場合は、Signedモジュール適用にはさらに注意がございます。【補足】欄に記載の内容をご確認ください。
<OSバージョンアップやパッチ適用ができない場合>
次の手順でサーバを"Test Signing"モードへ変更後、Test Signedモジュールをインストールしてください。
1. 次のコマンドで"Test Signing"モードをONにしてください。
\> bcdedit /set testsigning on
2. サーバを再起動してください。
注意:
TestSignedモジュールをインストール後も、サーバは"Test Signing"モードのまま運用してください。
通常モード(Test SigningモードOFF)に戻すとRepliStorは動作しません。
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【モジュールインストール方法】
各モジュールインストール方法は以下をご参照ください。
- モジュールインストール前に設定を保存してください。
参考URL:[RepliStor]構成情報の保存・リストアについて
- ご利用OSに該当するモジュールをダウンロードしてください。
- 実行ファイルをダブルクリックで実行します。
- 画面に従いインストールします。
- インストール完了後、「OK」をクリックしてインストールを完了します。
通常、サーバ再起動は必要ありません。
注意:
Windows 2008 SPなし x64環境で、v6.3以前をご利用のお客様がSignedモジュールをご利用いただくためには次のような手順が必要となります。ご注意をお願いします。
- 構成情報の保存
- RepliStor 6.3のアンインストール
- RepliStor 6.4サポート環境(Windows2008R2SP1+SHA-2対応)以降へのアップグレード
- 本修正物件のインストール
- 構成情報のリストア
RepliStorのアップグレードには、内部的に旧バージョンアンインストール・新バージョンインストールが含まれています(設定は引き継がれます)。
万が一、RepliStor6.4へのアップグレードやRepliStor6.3のアンインストールより先にOSをWindows2008R2へアップグレードした場合は、RepliStor6.3はWindows2008R2に未対応のためにアンインストールが失敗し、最終的にOS再インストール以外は対応できない状況となります。
上記環境以外での6.3以前から6.4へのバージョンアップは【モジュールインストール方法】に記載の手順で実施いただければ対応可能です。