SECUREMASTER/EnterpriseIdentityManager(以降EIM)は、内部にリポジトリとして組込まれているSECUREMASTER/EnterpriseDirectoryServer(以降EDS)、およびEIMのファイル転送機能(以降EFT)において、 bash の脆弱性(CVE-2014-6271, CVE-2014-7169, CVE-2014-7186, CVE-2014-7187,CVE-2014-6277, CVE-2014-6278)の影響を受ける個所がございます。

■製品名
・EnterpriseIdentityManager Linux版 (全バージョン)
・EnterpriseIdentityManager Windows版 (全バージョン)

■製品への影響
・EnterpriseIdentityManager Linux版
EIMサーバに影響ございます。
連携先Linuxサーバについては、受信エージェント(EDS)またはEFTを利用している場合に影響ございます。
EFTについては、バッチ起動機能(配信完了後/集信完了前/集信完了後)を利用している場合のみ当該脆弱性の影響を受けます。

・EnterpriseIdentityManager Windows版
EIMサーバに影響ございません。
連携先Linuxサーバにおいて、受信エージェント(EDS)またはEFTを利用している場合に影響ございます。
EFTについては、バッチ起動機能(配信完了後/集信完了前/集信完了後)を利用している場合のみ当該脆弱性の影響を受けます。

EDSへの影響につきましては以下をご参照ください。
　http://support.pf.nec.co.jp/View.aspx?id=3010101055

■対処方法
OS側より提供されているbashの対策パッチを適用して頂きますようお願いいたします。