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技術情報

【GUARDIAN】「アップデートモジュール 20130212」削除のお願い

2013年2月にリリースしました「アップデートモジュール 20130212」を適用している GUARDIANWALL にてメールのフィルタリングを実施した場合に、メール配送が停止してしまう場合があるという不具合が発見されました。

大変お手数をお掛けいたしますが、GUARDIANWALL をご利用のお客様は、 「アップデートモジュール 20130212」を適用しないようお願いいたします。 また、既に当該パッチを適用しているお客様は、以下にパッチの切り戻し手順をご案内いたしますので、 できるだけ速やかにパッチの切り戻しを実施いただくようお願いいたします。 この度はお客様にご不便をお掛けして誠に申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。

[2013年4月2日 追記]
本不具合の発生条件などの詳細については、以下のコンテンツをご参照ください。

【GUARDIAN】「アップデートモジュール 20130212」適用により、メール送受信プロセスが異常終了する不具合について

[2013年5月17日 追記]
本不具合の修正版を含むパッチをリリースいたしました。 お手数ですが、下記コンテンツをご確認いただけますようお願いいたします。

【GUARDIAN】アップデートモジュール 20130517


1  対象製品とバージョン

本件は、以下の製品・バージョンを前提としています。

製品名 バージョン
GUARDIANWALL 7.4.00 (Linux版)
WEBGUARDIAN ※ 3.6.00 (Linux版)

※GUARDIANWALL と WEBGUARDIAN を同一の管理サーバにて管理している場合には、 WEBGUARDIAN につきましても切り戻し手順を実施いただくようお願いいたします。

[2013年5月17日 追記]
WEBGUARDIAN のみご利用で GUARDIANWALL をご利用でない場合、本件は該当いたしませんが、 「アップデートモジュール 20130517」を適用する場合は、 事前に本件のパッチを切り戻した状態としていただく必要がございますのでご注意ください。

2  切り戻し手順

パッチを適用した際に作成されたバックアップファイルから、パッチ適用前のファイルを復元します。
※本手順には rm コマンドによるファイル削除操作が含まれます。コマンドを実行される際は、入力間違いの無いようご注意ください。

(1) サービスの停止

該当するサーバで起動中のサービスを停止します。
  # /etc/init.d/Guardian.admin stop
  ↑ 管理サーバ、GUARDIANWALL検査サーバ、WEBGUARDIAN検査サーバ共通で実行します
  # /etc/init.d/Guardian.pub stop
  ↑ 管理サーバがインストールされている場合に実行します
  # /etc/init.d/Guardian.mail stop
  ↑ GUARDIANWALL 検査サーバがインストールされている場合に実行します
  # /etc/init.d/Guardian.web stop
  ↑ WEBGUARDIAN 検査サーバがインストールされている場合に実行します

(2)バックアップファイルからの復元

■管理サーバがインストールされている場合

1.バックアップファイルからコピーする。
  # cd /opt/Guardian/backup/GRDNcore-4.5.00_P121001
  # tar cf - opt | (cd /; tar xf -)
  # cd /opt/Guardian/backup/GRDNadmin-4.5.00_P121001
  # tar cf - opt | (cd /; tar xf -)
2.切り戻しの確認を行う。
  # ls -l /opt/Guardian/Admin/lib/php/util.php 
  -rw-r--r-- 1 root root 36447 5 月  25 2011 /opt/Guardian/Admin/lib/php/util.php 
  # ls -l /opt/Guardian/Admin/bin/guts_adminconf 
  -rwxr-xr-x 1 root root 727959 8 月  6 2012 /opt/Guardian/Admin/bin/guts_adminconf 
  ファイルのサイズや日付がこのとおりであることを確認します。
  ※表示形式は環境によって異なる場合があります。

3.バックアップフォルダを削除する。
  # cd /opt/Guardian/backup/
  # rm -rf /opt/Guardian/backup/GRDNcore-4.5.00_P121001
  # rm -rf /opt/Guardian/backup/GRDNadmin-4.5.00_P121001
■管理サーバに全文検索システムがインストールされている場合

1.バックアップファイルからコピーする。
  # cd /opt/Guardian/backup/GRDNsrch-3.7.61_P121001
  # tar cf - opt | (cd /; tar xf -)
2.切り戻しの確認を行う。
  # ls -l /opt/Guardian/Admin/htdocs/mail/search/job/show/download.php 
  -rw-r--r-- 1 root root 8013 2 月  9 2012
   /opt/Guardian/Admin/htdocs/mail/search/job/show/download.php 
  ファイルのサイズや日付がこのとおりであることを確認します。
  ※表示形式は環境によって異なる場合があります。

3.バックアップフォルダを削除する。
  # cd /opt/Guardian/backup/
  # rm -rf /opt/Guardian/backup/GRDNsrch-3.7.61_P121001
■GUARDIANWALL 検査サーバがインストールされている場合

1.バックアップファイルからコピーする。
  # cd /opt/Guardian/backup/GRDNcore-4.5.00_P121001
  # tar cf - opt | (cd /; tar xf -)
  # cd /opt/Guardian/backup/MGWall-7.4.00_P121001
  # tar cf - opt | (cd /; tar xf -)
2.切り戻しの確認を行う。
  # ls -l /opt/Guardian/Admin/lib/php/Kansa.php 
  -rw-r--r-- 1 root root 31349 2 月  9 2012 /opt/Guardian/Admin/lib/php/Kansa.php 
  # ls -l /opt/Guardian/WALL/bin/mw_mss 
  -rwxr-xr-x 1 root root 3497308 8 月  7 2012 /opt/Guardian/WALL/bin/mw_mss
  ファイルのサイズや日付がこのとおりであることを確認します。
  ※表示形式は環境によって異なる場合があります。

3.バックアップフォルダを削除する。
  # cd /opt/Guardian/backup/
  # rm -rf /opt/Guardian/backup/GRDNcore-4.5.00_P121001
  # rm -rf /opt/Guardian/backup/MGWall-7.4.00_P121001
■WEBGUARDIAN 検査サーバがインストールされている場合

1.バックアップファイルからコピーする。
  # cd /opt/Guardian/backup/GRDNcore-4.5.00_P121001 
  # tar cf - opt | (cd /; tar xf -) 
  # cd /opt/Guardian/backup/GRDNwg-3.6.00_P121001 
  # tar cf - opt | (cd /; tar xf -) 
2.切り戻しの確認を行う。
  # ls -l /opt/Guardian/Admin/lib/php/Kansa.php 
  -rw-r--r-- 1 root root 31349 2 月  9 2012 /opt/Guardian/Admin/lib/php/Kansa.php 
  # ls -l /opt/Guardian/WG/sbin/wg_pinfo 
  -rwxr-xr-x 1 root root 640519 4 月  1 2011 /opt/Guardian/WG/sbin/wg_pinfo 
  ファイルのサイズや日付がこのとおりであることを確認します。
  ※表示形式は環境によって異なる場合があります。

3.バックアップフォルダを削除する。
  # cd /opt/Guardian/backup/
  # rm -rf /opt/Guardian/backup/GRDNcore-4.5.00_P121001
  # rm -rf /opt/Guardian/backup/GRDNwg-3.6.00_P121001

(3) サービスの起動

(1)で停止したサービスを起動します。
  # /etc/init.d/Guardian.admin start
  ↑ 管理サーバ、GUARDIANWALL検査サーバ、WEBGUARDIAN検査サーバ共通で実行します
  # /etc/init.d/Guardian.pub start
  ↑ 管理サーバがインストールされている場合に実行します
  # /etc/init.d/Guardian.mail start
  ↑ GUARDIANWALL 検査サーバがインストールされている場合に実行します
  # /etc/init.d/Guardian.web start
  ↑ WEBGUARDIAN 検査サーバがインストールされている場合に実行します

切り戻し手順は以上です。

製品名カテゴリ

GUARDIANWALL

対象製品

品名: GUARDIANWALL
リビジョン: V7.4
対象OS: Linux
品名: WEBGUARDIAN
リビジョン: V3.6
対象OS: Linux
  • コンテンツID: 3140101425
  • 公開日: 2013年03月25日
  • 最終更新日:2018年10月12日

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