RHEL7.4以降の環境において
稀にプロセスの処理時間が長くなる現象が発生する場合があります。
本問題に関する詳細は、下記のサイトを参照願います。
Red HatカスタマーポータルのKnowledgebase(英語)
https://access.redhat.com/solutions/3802481
ftサーバの場合、Express5800/R320eモデルのRHEL7.4環境、または、RHEL7.5環境において本現象が発生する可能性があります。ftサーバは、現状、本現象が修正されるRHEL7.6には対応していませんが、下記手順でBIOSの設定を変更することにより、BIOSがACPI BGRTデータをLinuxOSに渡さなくなるため、本現象の発生を防止できます。
BIOSの設定手順
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本機の電源をONにしてしばらくすると、次のメッセージが画面左下に表示されます。
Press [F2] SETUP, ... (※環境によってメッセージが変わります)
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[F2]キーを押すと、POST 終了後にBIOSセットアップユーティリティーが起動します。
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「Boot」メニュー内、「Quiet Boot」の設定を「disable」に変更してください。
- 「Save & Exit」メニュー内の「Save Changes and Exit」を実行してください。
ftサーバが再起動され、BIOSの設定変更が反映されます。