DINA通信ライブラリは、Windowsマシン上で、ACOSホストと連携する通信アプリケーションプログラムを作成するためのソフトウェアです。
C言語インタフェースの提供
DINA通信ライブラリの提供する C言語インタフェースでは、 ユーザは NMD_Open, NMD_Close, NMD_Send, NMD_Receiveの四つの関数で、 通信アプリケーションを作成します。
C言語インタフェースでは、セッション ハンドルでセッションを識別することによって、 1 プロセスから複数のセッションを開設することができます。
C言語インタフェースでは通常の同期方式の関数コールのほかに、非同期方式もサポートしています。
その非同期終了通知には Windows のメッセージも使えますので、GUI プログラムでも、CONSOLE プログラムでも対応することができます。
ACOS ホストと連携する接続プロトコルの提供
ネットワークマネージャを利用して通信を行い、 tnETOS/TCPIP接続プロトコルでホストと通信ができます。
開発支援機能の提供
DINA通信ライブラリには開発支援ツールという GUIツールがあり、アプリケーションの関数コールのパラメータ、送受信データ、処理結果がトレース データとして出力されます。
また、出力した情報から、アプリケーションで費やす時間、回線上で費やしている時間を統計情報として出力する機能もあります。
このツールを使って、効率がよく正しく動作する通信アプリケーションを開発することができます。