ディスクTUR監視では、監視対象ディスクデバイスに対してSCSIコマンド「Test Unit Ready (TUR)」を発行し、その応答によってデバイスの動作可否を確認します。
ディスクRW監視では、監視対象ディスクパーティション上に監視用ファイルを用意し、監視用ファイルに対して実際にRead/Writeを行なった結果により異常の有無を確認します。
上記の監視方法の違いにより、ディスクTUR監視およびディスクRW監視の主な特性としては、下記のとおりとなります。
・ディスク装置やディスクインタフェース(HBA)、ドライバがTURをサポートしていない場合、ディスクTUR監視は使用できません。
・ディスクTUR監視では、メディア障害に起因したI/O エラーを検出できない場合があります。
・監視動作により発生するディスクへのI/O負荷は、ディスクRW監視の方がディスクTUR監視よりも大きくなります。
ディスクTUR監視およびディスクRW監視の詳細については「リファレンスガイド」の「ディスクTUR監視リソースを理解する」および「ディスクRW監視リソースを理解する」を参照してください。