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よくあるご質問(サポートFAQ)

【ftサーバ/Windows】ダイナミックディスクの使用制限

質問内容

ftサーバでダイナミックディスクを使用することはできますか。

回答内容

RDR機能を利用するftサーバの以下のOSの環境では、システムディスクを除くディスク(データディスク)をダイナミックディスクとして使用することができます。

・Windows Server 2003 R2
・Windows Server 2008
・Windows Server 2008 R2
・Windows Server 2012
・Windows Server 2012 R2
・Windows Server 2016
Windows Server 2019 では内蔵ディスクでのダイナミックディスクの使用は未サポートです。
必要に応じてインストレーションガイドを参照し、記憶域プールを使用してください。


ただし、ダイナミックディスクの使用に関して以降の制限事項および留意事項があります。

制限事項

  • システムディスク(OSを格納したボリュームの存在するディスク)は、必ずベーシックディスクのまま使用してください。
    <留意点>
    システムディスクをダイナミックディスクにして、データディスクとの間でスパンボリュームやストライプボリュームを構成すると、装置故障や停電などがあった場合、データボリュームを参照できなくなるなどの不具合が発生することがあります。

  • データディスクでダイナミックディスクを使用する場合も、シンプルボリューム、スパンボリューム、またはストライプボリュームを構築してください。

  • ダイナミックディスクでミラーボリューム(RAID-1)/RAID-5 ボリュームを構築すると、ftサーバの状態を表す各種ステータスランプ(ftサーバ本体の前面)が正しく表示されず、またPCIモジュールの二重化、縮退の情報が正しくイベントログに出力されない場合があります。
    また、ダイナミックディスクでミラー(RAID-1)/RAID-5 を構築された場合は、Active Upgrade は使用できません。

  • ftサーバではRDR(Rapid Disk Resync)機能により、ディスク単位の二重化を行いますが、本機能はベーシックディスクに対してのみ設定可能です。
    ダイナミックディスクに対して設定することはできません。
    RDRの設定をする前にダイナミックディスク化している場合は、ベーシックディスクに戻してからRDRの設定をする必要があります。その際、ディスクの内容は初期化されます。

留意事項

  • ダイナミックディスクで、RDRの設定を再度行う場合には、以下の作業を行う必要があり、時間を要することになりますので十分にご留意願います。

    1. ディスクをベーシックディスクに変換する必要があります。そのとき、Windowsの仕様でディスクの内容が初期化されるため、事前にデータのバックアップを行ってください。
    2. RDRの設定を行って、ディスクを二重化します。
    3. ダイナミックディスクに変換して、ボリュームの作成を行います。
    4. 1.でバックアップしたデータをリストアします。

  • RDRの設定を再度行う必要があるのは、以下のような場合があります。

    • WinPEが起動された場合、RDRの設定が削除される場合があります。
      詳細は関連情報(コンテンツID:3140100182)にて公開しております。

    • バックアップ、リストア手順の中でRDRの設定を再度行う場合があります。
      ftサーバにおけるバックアップ、リストア手順(ダイナミックディスクの操作を含む)は、関連情報(コンテンツID:3140100199)にて公開しております。

製品名カテゴリ

Windows OS for ft

関連情報

  • コンテンツID: 3150103079
  • 公開日: 2012年02月22日
  • 最終更新日:2022年08月04日

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