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よくあるご質問(サポートFAQ)

【ftサーバ/VMware vSphere】BIOS設定(VT-d)について

質問内容

BIOS セットアップユーティリティ(SETUP) の [Advanced] メニュー - [Advanced Chipset Configuration] サブメニュー に表示される"VT-d" の設定を "Enabled" に変更しても問題ないでしょうか。

回答内容

"VT-d" の設定は、"Enabled" に変更しないでください。
Express5800/ftサーバ(VMwareモデル)において、VT-d の規定値は "Disabled" です。"Enabled" に変更した場合は、セカンダリのCPUモジュールの組み込みに失敗しシステムが正しく二重化されません。
もし "Enabled" に変更しシステムが二重化されない場合は、以下の手順を実行して復旧を行ってください。
  1. BIOS セットアップユーティリティ(SETUP) の [Advanced] メニュー - [Advanced Chipset Configuration] サブメニュー を表示し"VT-d" の設定を "Disabled" に変更してください。
  2. ESXiホストを再起動してください。
  3. ESXiホストの再起動後、ft管理アプライアンスにrootユーザアカウントでログインし、以下のコマンドを実行して組み込まれていない側のCPUモジュールを確認してください。
  4. # /opt/ft/bin/ftsmaint ls 0
    # /opt/ft/bin/ftsmaint ls 1

    (実行結果の例)

    H/W Path : 1
    Description : Combined CPU/IO
    State : BROKEN
    Op State : BROKEN
    Reason : BELOW_MTBF

    "Reason" が "BELOW_MTBF" になっているモジュールが組み込まれていない側のCPUモジュールです。
    上記の実行例では デバイスパスID:1 が組み込まれていない側のCPUモジュールです。
  5. 以下のコマンドを実行して、組み込まれていない側のCPUモジュールのMTBF情報をクリアしてください。
  6. # /opt/ft/bin/ftsmaint clearMtbf 1

  7. 以下のコマンドを実行して、組み込まれていない側のCPUモジュールを組み込んでください。
  8. # /opt/ft/bin/ftsmaint bringUp 1

なお、ftsmaintコマンドはft管理アプライアンスの起動後、2~3分経過した後に実行してください。ft管理アプライアンスの起動直後に実行した場合、ftsmaint コマンドが正しく動作しない場合があります。

対象機器

Express5800/ftサーバ(VMwareモデル)

製品名カテゴリ

ftSys for VMware vSphere

  • コンテンツID: 3150107332
  • 公開日: 2014年05月12日
  • 最終更新日:2017年02月01日

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