ft制御ソフトウェアのバージョンが 8.1以前の機種(Express5800/320Fc、320Fd、R320a、R320b、R320c)では、システム起動時にシステムディスク(Cドライブのあるディスク)にチェックディスク(chkdsk)が実行された場合、進捗状況が画面表示されず黒い画面のまま、もしくは、Windows起動中の進捗バーが停止している状態となります。
※ 補足
- 画面にチェックディスクの進捗状況が表示されなかった場合でも、チェックディスクの動作に影響はありません。
- ft制御ソフトウェアのバージョンが 9.1(Express5800/R320c および R320d)以降の場合には、チェックディスクの進捗状況が画面に表示されます。
チェックディスクの処理が完了すると、OSが再起動され、ログオン画面が表示されます。
チェックディスクの実行結果は、OS起動後にアプリケーションログに出力される、ソース:Wininit、イベントID:1001 のログにて詳細を確認することができます。
チェックディスクの実行は、お客様操作による実行のほかに、OS が該当ボリュームでファイルシステム構造破損を検出した場合の次回起動時に OS の autochk というプログラムにより自動実行されます。
チェックディスクの実行中に、電源ボタン長押しによる電源断によって強制的にシステムを停止させた場合でも、再起動時に再度チェックディスクが実行されます。
そのため、システム起動時、ディスクランプが緑色に点灯/点滅してディスクアクセスがされているときは、チェックディスクが実行されている場合がありますので、チェックディスクが完了してログオン画面が表示されるまでお待ちください。