Active Upgrade は通常二重化して1つのシステムとして動作しているftサーバを独立して動作する2つのシステムに分割することで、片系モジュールでパッチ適用などのアップデート作業を可能にします。
Active Upgrade を利用するとftサーバ上のシステムおよびアプリケーションソフトウェアを必要最小限のダウンタイムでアップデートすることができます。
なお、Active Upgrade を使用して、ft制御ソフトウェアをアップデートすることはできません。
Active Upgrade の詳細については、ご使用のftサーバに添付されているマニュアルを参照してください。
(※)装置別の Active Upgrade の記載場所
Active Upgrade は Express5800/320Fc 以降かつ Express5800/R320d 以前のftサーバで使用することができます。
ただし、ご使用のftサーバによっては、オプション製品のご購入が必要になる場合があります。
Express5800/R320c、R320d の場合
Active Upgradeをご利用になる場合は、下記オプション製品のご購入が必要です。
なお、Active Upgrade は Windows Server 2012 には対応しておりません。
UL型番 |
製品名 |
UL1535-001 |
Active Upgrade オプション for ftサーバ |
UL1535-H001 |
Active Upgrade オプション for ftサーバ(1年間保守付) |
UL1535-J001 |
Active Upgrade オプション for ftサーバ(1年間時間延長保守つき) |
Express5800/R320a、R320b の場合
Active Upgradeはftサーバ本体に標準添付されています。
Express5800/320Fd の場合
Active Upgradeは、下記オプション製品のバンドルソフトウェアです。
ただし、現在出荷しておりませんので、ご注意ください。
Express5800/320Fc の場合
Active Upgradeはftサーバ本体に標準添付されています。