インストレーションガイドの「2.3.5 修正パッケージの適用」に、
nfs-utils をダウングレードする処理が記載されていますが、必要な処理なのでしょうか?
インストレーションガイドより、抜粋。
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2. 以下のコマンドを実行し、パッケージを適用します。
# rpm -Uvh --oldpackage nfs-utils-1.3.0-0.8.el7.x86_64.rpm
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nfs-utilsパッケージの問題については、nfs-utils-1.3.0-0.33 以降のパッケージで修正されており、ダウングレードを行う必要はございません。
インストレーションガイドの以下の2箇所を読み替えて、インスト-ルを行ってください。
【変更箇所1】
「2.2.4 ソフトウェアの準備」
「(1) セットアップに必要なもの」
「Red Hat 社から入手するもの」
[変更前]
nfs-utils-1.3.0-0.8.el7.x86_64.rpm
(重要)
RHEL7.2 インストールメディアに含まれるnfs-utils において、システムログに
大量のエラーメッセージが出力される場合があること判明しています。
2016 年4 月時点で修正パッケージは提供されていません。
nfs-utils-1.3.0-0.8.el7 へダウングレードしてください。
[変更後]
nfs-utils-1.3.0-0.33.el7.x86_64.rpm
libtirpc-0.2.4-0.8.el7.x86_64.rpm
(重要)
RHEL7.2 インストールメディアに含まれるnfs-utils において、システムログに
大量のエラーメッセージが出力される場合があることが判明しています。
本問題は、nfs-utils-1.3.0-0.33.el7 以降で修正されています。
【変更箇所2】
「2.3.5 修正パッケージの適用」
[変更前]
2. 以下のコマンドを実行し、パッケージを適用します。
# rpm -Uvh --oldpackage nfs-utils-1.3.0-0.8.el7.x86_64.rpm
[変更後]
2. 以下のコマンドを実行し、パッケージを適用します。
# rpm -Uvh nfs-utils-1.3.0-0.33.el7.x86_64.rpm libtirpc-0.2.4-0.8.el7.x86_64.rpm