JDBCデータソースでデータソース種別に"JDBCEX_Oracle"を選択している場合に、データベースサーバが停止中などの理由でSQL実行時に例外が発生すると、JDBCコネクションがコネクションプールに返却されないままとなることがあります。これにより、最大プールサイズを指定していると、有効なJDBCコネクションを接続できる数が減っていくことで、最終的には通信できない状況となる可能性があります。
Oracle JDBC Driver 12.1.0.1 以降、19.3.0未満のバージョンをご利用の場合、Oracle JDBCドライバのバグ(Bug: 27704005)に起因している可能性があります。本問題はOracle JDBC Driver 19.3.0 で修正されたため、19.3.0以降をご利用の場合は該当しない点、ご注意ください。
ご利用のOracle JDBCドライバのバージョンをご確認ください。ojdbc*.jarに含まれるMETA-INF\MANIFEST.MF内のImplementation-Versionの表記でご確認頂けます。
もし、バージョンが12.1.0.2 および 12.2.0.1 でしたら、必要に応じてパッチ(Patch:27704005)を適用してください。
本件のバグやパッチに関する詳細は、My Oracle Support(
http://support.oracle.com/)で公開されている次の情報をご確認頂くか、もしくはNEORC (
http://www.nec.co.jp/oracle)にお問合せください。
Document ID:2403324.1 、タイプ: PROBLEM
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】すべて
【確認済みのエディション】すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】製品全般
【カテゴリー】トラブルシューティング